たばこコラム

加熱式タバコと電子タバコは歩きたばこになる?路上喫煙禁止の詳細

加熱式タバコ・電子タバコは歩きたばこになるのかのイメージ画像

近年紙タバコの代わりとして、加熱式タバコや電子タバコを利用する方が増えています。

歩きタバコをしている方を見かけて、加熱式タバコや電子タバコは歩きタバコに該当するのか気になっている方も多いかもしれません。

結論から言うと、多くの自治体で加熱式タバコは禁止、電子タバコは禁止されていない地域が多いです。自治体によって条例が異なるので、住んでいる自治体の条例を確認することをおすすめします。

目次

加熱式タバコは歩きタバコになるのか解説!

歩きタバコのイメージ画像

近年、アイコスなどの加熱式タバコを利用している方が増えてきています。

それに伴って加熱式タバコで歩きタバコをしている人を見かけることも増えてきました。

そこで今回はアイコス・グロー・プルームなどの加熱式タバコは歩きタバコに該当するのか解説します!

歩きタバコで加熱式タバコも禁止している自治体が多い

歩きタバコを禁止する条例で、加熱式タバコであっても歩きタバコに該当するとしている自治体が多いです。

加熱式タバコもたばこ葉を使用するため、ニコチンを含む有害物質が発生します。そのため「受動喫煙防止」の観点から加熱式タバコも歩きタバコに該当するとし、多くの自治体で禁止されているのです。

また、加熱式タバコも吸い殻が発生するため、ポイ捨てを防ぐために加熱式タバコでの歩きタバコを禁止している自治体もあります。

歩きタバコで加熱式タバコを禁止していない自治体もある

歩きタバコを禁止する条例で、加熱式タバコは歩きタバコに該当しないとする自治体もあります。

加熱式タバコは紙巻きタバコに比べ高温にならないため、他者を火傷させる恐れが少ないとして、加熱式タバコは禁止していない自治体もあるようです。

ただし、加熱式タバコの喫煙を禁止していない自治体でも、加熱式タバコの喫煙は通常の喫煙行為とまぎらわしいため、喫煙所など決められた場所で喫煙するように求めています。

新しく歩きタバコに関する条例が制定されることもある

加熱式タバコは発売されてから間もなく、加熱式タバコが周囲に与える健康上の影響など未だ解明されていない部分もあります。

そのため、法律や条例なども今後新しく制定されるかもしれません。常にご自身が住んでいる地域の条例を確認するようにしましょう。

新しく条例が制定される際は、各自治体から公布されてから施行まで定められた期間があるため、自治体のホームページなどをチェックすることをおすすめします。

自分が住んでいる自治体のタバコに関する条例を確認しよう

現在加熱式タバコに関する条例は、自治体ごとに大きく異なります。

自治体によっては、罰金を科している自治体や禁止区域を設定している自治体もあります。

タバコに関する条例は各自治体のホームページなどに記載されているので、一度ご自身が住んでいる地域の条例を確認してみましょう。

電子タバコは歩きタバコになるのか解説!

路上で電子タバコを吸うイメージ画像

近年、電子タバコ(VAPE)を利用している方も増えてきています。

それに伴って電子タバコで歩きタバコをしている人を見かけることも増えてきました。

そこで続いては、電子タバコは歩きタバコに該当するのか解説します!

歩きタバコで電子タバコを禁止している自治体はない

歩きタバコを禁止する条例で、電子タバコは歩きタバコに該当しないとする自治体が多いです。

電子タバコはたばこ葉を使用していない事から「たばこ類似品」とされ、電子タバコは歩きタバコに該当しないとされています。

ただし、電子タバコの喫煙を禁止していない自治体でも、電子タバコの喫煙は通常の喫煙行為とまぎらわしいため、喫煙所など決められた場所で喫煙するように求めています。

新しく電子タバコに関する法律が制定されることもある

現在、電子タバコは法律上紙巻きタバコ・加熱式タバコ等の「たばこ製品」ではなく「たばこ類似品」として扱われています

そのため、タバコに関する法律である改正健康増進法の規制対象外となっています。

しかし、今後ルールが改正され禁止になる可能性も考えられるため、使用前にニュースや公官庁のホームページを確認しておくのがいいかもしれません。

電子タバコを路上で吸うときはマナーを守って吸おう!

現在、法律や条例では禁止されていない電子タバコですが、吸う際は紙巻きタバコや加熱式タバコ同様マナーを守って吸いましょう。

詳しくない人から見れば、電子タバコと加熱式タバコの違いが分からず迷惑だと感じる場合や、注意されるなどトラブルに発展してしまう可能性も考えられます。

路上を含む公共の場では、周囲の迷惑にならないようできる限り喫煙所を利用するなど、マナーを守ることが大切です。

路上喫煙を禁止する条例を詳細に解説!

電子タバコでの路上喫煙のイメージ画像

ここまで、加熱式タバコ・電子タバコは歩きタバコに該当するのか解説してきました。

歩きタバコは路上喫煙に含まれるとしている条例もあるため、ここからは路上喫煙を禁止する条例を詳細に解説していきます。

加熱式タバコや電子タバコを路上で吸う事は、路上喫煙になるのか知りたい方は是非ご覧下さい!

路上喫煙に関する条例を詳細に解説

路上喫煙を禁止する条例は紙巻きタバコ・加熱式タバコが規制の対象です。歩きタバコや吸い殻のポイ捨ての禁止と併せて規定されている条例が多いです。

路上喫煙とは道路、公園などその他公共の場所で「たばこを吸うこと」または「火のついたたばこを持つこと」を指します。

また、路上喫煙は立ち止まった状態だけでなく、歩行中や座った状態、自転車の運転中の喫煙も路上喫煙に含まれまるので注意が必要です。

路上喫煙・歩きタバコ・ポイ捨ての規制の有無

たばこに関する条例は、自治体によって条例で禁止される範囲が異なります。

路上喫煙・歩きタバコ・ポイ捨て全てを禁止している自治体が多いですが、禁止区域を一部区域としている自治体もあります。

そのため、詳しいルールはご自身が住んでいる地域の条例を確認してみてください。

路上喫煙・歩きタバコ・ポイ捨てをした際の罰則の有無

たばこに関する条例では罰則の有無も自治体によって異なります。

自治体による罰則は、東京23区を例にあげると23区中15区に罰則があるとされ、罰則がある地域でも一部地域としていることもあります。

罰則の金額も各自治体によって様々で、1千円から数万円と規定されている自治体が多いようです。

主な都市の路上喫煙・歩きタバコに関する条例をご紹介!

都市のイメージ画像

本項では、主な都市における路上喫煙・歩きタバコに関する条例をご紹介します。

路上喫煙・歩きタバコ・ポイ捨てに関する規制の有無、罰則の有無をまとめました。

自分の住んでる自治体の条例はどうなっているのか、是非確認してみてください。

東京23区の路上喫煙・歩きタバコに関する条例

まず始めに、東京千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区の路上喫煙・歩きタバコに関する条例をご紹介します。

(〇規制有り:△一部地域規制有り)

区名 規制の有無 罰則の有無
路上喫煙 歩きタバコ ポイ捨て 路上喫煙 歩きタバコ ポイ捨て
千代田区
中央区
港区
渋谷区
新宿区

その他東京23区の路上喫煙・歩きタバコに関する条例は以下の通りです。

その他東京23区
(〇規制有り:△一部地域規制有り)
区名 規制の有無 罰則の有無
路上喫煙 歩きタバコ ポイ捨て 路上喫煙 歩きタバコ ポイ捨て
文京区
台東区
墨田区
江東区
品川区
目黒区
大田区
世田谷区
中野区
杉並区
豊島区
北区
荒川区
板橋区
練馬区
足立区
葛飾区
江戸川区

名古屋の路上喫煙・歩きタバコに関する条例

次に名古屋の路上喫煙・歩きタバコに関する条例をご紹介!

名古屋市では名古屋駅地区・栄地区・金山地区・藤が丘地区が路上喫煙禁止地区に指定されています。

違反者には罰則として、過料2千円が科せられます。詳しくは名古屋市のホームページをご確認ください。

大阪の路上喫煙・歩きタバコに関する条例

続いて、大阪市の路上喫煙・歩きタバコに関する条例をご紹介!

大阪市では「御堂筋及び大阪市役所・中央公会堂・こども本の森中之島周辺地域」「都島区京橋地域」「中央区戎橋筋・心斎橋筋地域」「北区JR大阪駅・阪急大阪梅田駅周辺地域」「天王寺区・阿倍野区天王寺駅周辺地域」「中央区長堀通り地域」が路上喫煙禁止地区に指定されています。

違反者には罰則として、過料1千円が科せられます。詳しくは大阪市のホームページをご確認ください。

福岡の路上喫煙・歩きタバコに関する条例

最後に、福岡市の路上喫煙・歩きタバコに関する条例をご紹介!

福岡市では「天神・大名地区」「博多駅周辺地区」が路上喫煙禁止地区に指定されています。

違反者には罰則として、2万円以下過料が科せられます。詳しくは福岡市のホームページをご確認ください。

加熱式タバコと電子タバコの違いを解説!

電子タバコのイメージ画像

加熱式タバコと電子タバコは法律上別の扱いであるとご紹介してきましたが、加熱式タバコと電子タバコの違いは難しく、違いが曖昧な方もいるのではないでしょうか。

そこで加熱式タバコと電子タバコの違いをわかりやすく解説していきます。

結論から言うと、加熱式タバコと電子タバコの違いは、加熱式タバコはたばこ葉を使用した「たばこ製品」であるのに対し、電子タバコはたばこ葉を使用していない「たばこ類似品」である点です。

加熱式タバコと電子タバコの違いを解説:加熱式タバコとは

加熱式タバコとは、専用の機器を使ってたばこ葉を電気で加熱し、発生する煙を喫煙する製品のことです。

IQOS(アイコス)glo(グロー)Ploom(プルーム)などが加熱式タバコの主な製品です。

たばこ葉を使用しているため、紙巻きタバコに近い味・吸い心地があり、紙巻きタバコから加熱式タバコに移行する方も増えてきています。

加熱式タバコと電子タバコの違いを解説:電子タバコとは

電子タバコとは、たばこ葉を使用せず専用カートリッジ内のリキッド(液体)を電気で加熱し、発生する蒸気を喫煙する製品のことです。

日本国内で販売されているリキッドには、法律で禁止されているためニコチンは含まれていません。

電子タバコのリキッドには豊富な種類のフレーバーがあり、甘味を感じられるスイーツ系のフレーバーから、メンソール系など多種多様なフレーバーがあり、若い世代を中心に人気があります。

なぜ歩きタバコをしてしまうのか

歩きタバコのイメージ画像

歩きタバコはマナー違反であることはもちろんですが、副流煙によって周囲の人に迷惑をかけるだけでなく、ぶつかった際にたばこの火で火傷させてしまう可能性があるなど、非常に危険な行為です。

そんな危険な歩きタバコですが、歩きタバコをしてしまう人が絶えないのも事実です。

本項では、なぜ多くの人が歩きながらタバコを吸ってしまうのかを解説していきます。

歩きタバコをしてしまう理由①:喫煙所が減っている

1つ目の歩きタバコをしてしまう理由は「タバコを吸える場所が減っている」ということです。

健康増進法の改正により、飲食店が禁煙化され、その他公共の施設でも喫煙できる場所が減ってきているのは事実です。

しかし、近くにタバコを吸える場所が無いからと言って、路上喫煙や歩きタバコをするのは、周囲の人にとって迷惑であり危険な行為でもあるためやめましょう。

歩きタバコをしてしまう理由②:禁煙の飲食店が増えた

2つ目の歩きタバコをしてしまう理由は「禁煙の飲食店が増えた」です。

禁煙の飲食店が増えた理由に、健康増進法の改正があります。これにより、受動喫煙対策や、分煙対策が義務化されました。

飲食店は原則屋内禁煙になり、お店の外などで路上喫煙や歩きタバコをしてしまう人が多いようです。

歩きタバコをしてしまう理由③:少しくらいなら良いだろうという気持ち

3つ目の歩きタバコをしてしまう理由は「少しくらいなら良いだろうという気持ち」です。

人が少ない場所や見えない場所で「誰も見ていないから良いだろう」「少しくらいなら良いだろう」と路上喫煙や歩きタバコをしてしまう人もいるようです。

煙や臭いはタバコを吸ったあとにも残るので、人が居ない場所であっても吸わないようにしましょう。

歩きタバコをしてしまう理由④:我慢ができなかった

4つ目の歩きタバコをしてしまう理由は「我慢ができなかった」です。

タバコに含まれるニコチンは中毒性があり、タバコを長く喫煙している方の中にはニコチン依存症になっている方も多くいます。

タバコを吸える場所が減っていることも相まって、我慢できずに路上喫煙や歩きタバコをしてしまう人もいるようです。

歩きタバコを見かけた時の対処法

歩きタバコを注意している場面のイメージ画像

ここまでご紹介した通り歩きタバコは、周りの人からすると非常に迷惑であり危険な行為です。

街で歩きタバコをしている人を見かけた際に、思わず注意したくなることもあると思いますが、ぐっと我慢し少し冷静になりましょう。

本項では路上喫煙や歩きタバコをみかけた際の対処法・注意方法をご紹介します。

可能なら歩きタバコをしている人からできるだけ早く離れる

路上喫煙や歩きタバコをみかけた際に、いきなり注意しに行くことは得策とは言えません。

路上喫煙や歩きタバコをしている人にいきなり注意した場合、逆上されてトラブルになる可能性もあります。

ですので、可能なら路上喫煙や歩きタバコをしている人から離れてやり過ごすことを1番におすすめします。

歩きタバコをやめて欲しいということを優しく伝える

もし、路上喫煙や歩きタバコをしている人が近くにいて、その場から離れる事ができない場合は優しくタバコをやめて欲しいということを伝えましょう。

路上喫煙や歩きタバコをしている人が100%悪い状況でも、トラブルを避けるために喧嘩腰ではなく、優しく伝えましょう。

路上喫煙や歩きタバコが禁止されていることを認知している人がほとんどなので、注意するとやめてくれる方が多いはずです。

歩きタバコを見かけた際の通報先は警察ではなく自治体へ

離れることもできず、注意してもやめてくれない場合は、自治体に通報しましょう。

路上喫煙や歩きタバコは刑事罰ではないため、警察が罰金を払わせることができません。

なので、その場合はその場所の自治体に連絡しましょう。ただし、注意したことによって何らかのトラブルになっている場合は警察に通報した方がいい場合もあるかもしれません。

加熱式タバコ・電子タバコは歩きタバコになるのかまとめ

本記事では加熱式タバコ・電子タバコは歩きタバコになるのかを中心に解説してきまた。

結論としては、アイコスなどの加熱式タバコは紙巻きタバコと同じ扱いのため、路上喫煙や歩きタバコも禁止されている自治体が多く、電子タバコは禁止されていないということになります。

電子タバコは法律では規制されていませんが、路上喫煙や歩きタバコと見分けがつかないため、路上など公共の場では吸わない方が良いと言えるでしょう。

この記事を書いた専門家
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伊藤さくら
以前、出版社で編集者として活動していた経験を活かし、タバコの文化、健康への影響、最新の研究結果などを分かりやすく解説。科学的根拠に基づいた情報とバイアスのない視点を大切にし、喫煙者と非喫煙者の両方に有益な情報をお届けします。
【書き出し】ドクターベイプ3の記事(否定以外全出し)
【3連】全記事共通(KIWIver)(DR.STICK商標否定&ノンニコ否定)
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