電子タバコ

ニコチン入りベイプは日本で買える?個人輸入する方法を解説

ニコチン入りベイプを個人輸入する方法

これまでタバコを吸っていたものの、現在は日本国内で買えるベイプを使っているという方の中には、物足りなさを感じている方も多いのではないでしょうか。

タバコ葉を使用していないという特徴があるベイプですが、日本国内で買えるベイプでは物足りなさを感じている方は、海外で買えるニコチン入りベイプがおすすめです。

本記事では、ニコチン入りベイプを個人輸入する方法や個人輸入が合法か違法かについても詳しく解説しているので、ニコチン入りベイプの購入を検討している方は参考にしてください。

ニコチン入りベイプは日本で買えない

日本はニコチン入りベイプの販売禁止

2025年1月現在、日本で買えるベイプはニコチンが入っていないタイプのものだけで、ニコチン入りベイプは日本国内では購入できません

なぜなら日本では、ニコチン入りベイプの販売を薬事法で規制しているため、ニコチン入りベイプの販売会社はなく個人間での取引も違法とされているからです。

そのためニコチン入りベイプが欲しい方は、個人輸入で手に入れる必要があります。

リキッドの個人輸入は違法ではない

「日本国内で買えないニコチン入りベイプを個人輸入するのは違法ではないの?」と心配する方もいると思いますが、ニコチン入りベイプの個人輸入は違法ではありません

ニコチン入りベイプは日本での購入は規制されているものの、ニコチン入りベイプの使用自体は違法ではないので、海外から個人輸入すれば使用できます。

そして既定数量以下の輸入であれば、特別な申請の必要もなく税関での検査のみで輸入できるので、個人輸入の方法さえ知っていれば輸入自体は難しくありません。

ニコチン入りベイプを個人輸入する方法

ニコチン入りベイプの個人輸入方法

ニコチン入りベイプの個人輸入は違法ではないとお伝えしましたが、個人輸入と聞くと変な詐欺に遭ったり、トラブルに巻き込まれたりするのが怖いと思われている方も多いと思います。

ここからは、ニコチン入りベイプを個人輸入する方法を3つと安全に個人輸入する方法についても解説するので、ニコチン入りベイプを使いたい方はぜひ参考にしてください。

海外で直接購入する

ニコチン入りベイプを個人輸入する手段として、自身が海外へ行き直接購入するという手段があります。

この方法では旅行のついでにニコチン入りベイプを購入することが可能ですが、一定の語学力がないと無駄に高価で高スペックのものを買わされたり、使用しないものを追加で購入させられたりしてしまう危険性があります。

ニコチン入りベイプを販売していない国もあるので、どの国のどの店舗で販売されているか事前に調べておくと、スムーズに購入できるでしょう。

海外の人との個人間で取引する

ニコチン入りベイプを個人輸入する方法の2つ目として、海外の人との個人間で取引するといった方法が挙げられます。

ニコチン入りベイプが販売されている国に知人がいれば、その知人を通じてニコチン入りベイプを個人輸入できるので、詐欺などの被害に遭う可能性が低くなるでしょう。

一方で、全く面識のない人から個人輸入する場合は、個人情報の流出や不良品・偽物が届くなどのトラブルが発生する可能性が高い点に注意が必要です。

個人輸入ができる通販サイトを使う

ニコチン入りベイプを個人輸入する方法の3つ目は、個人輸入ができる通販サイトを利用するといった方法です。

この方法では、わざわざ海外に行って直接購入する手間がかからず、個人間での取引のように詐欺などのトラブルに遭う可能性も低くなります。

通販サイトを利用するため、プラットフォーム利用料として手数料がかかったり仲介マージンが上乗せされて割高での取引になったりする可能性がありますが、安全性は上記2つの方法よりも高く初心者におすすめです。

ニコチン入りベイプの個人輸入をする際の注意点

個人輸入する際の注意点

ここまで、ニコチン入りベイプを個人輸入する方法を3つ紹介してきました。

ニコチン入りベイプは日本では購入できないものの、個人輸入なら違法ではないという特殊なルール上、ニコチン入りベイプを個人輸入する際はいくつかの注意点があります。

ここからは、ニコチン入りベイプを個人輸入する際の注意点を3つご紹介するので、個人輸入する前に十分確認してください。

購入限度量を守る

ニコチン入りベイプは一度に購入できる量に限度量があり、限度量を超えると薬監証明が必要になります。

ニコチン入りベイプは医薬品に該当するため、1回の輸入で1ヶ月分の使用量を限度とし、具体的な量としてリキッドの場合は120ml以内という見解を厚生労働省が示しています。

法律上、電子たばこ用のカートリッジ及びリキッド(いずれもニコチンを含有するもの。以下同じ。)は医薬品に該当します。
税関限りの確認で通関が可能な数量は、用法用量からみて1ヶ月分(タバコ 1,200 本分又は吸入回数 12,000 回分。カートリッジの場合は 60 個、リキッドの場合は 120ml。)とし、1ヶ月分を 超えてカートリッジやリキッドを個人輸入する場合は、薬監証明の取得が必要です。

出典:厚生労働省「医薬品等輸入手続質疑応答集(Q&A)について」

そのためニコチン入りベイプの使用頻度が多すぎると、次のニコチン入りベイプを輸入する前に無くなってしまうことも考えられるので、適正な頻度での使用を心がけてください。

購入した商品を国内で転売・譲渡しない

個人輸入したニコチン入りベイプを、日本国内で転売・譲渡する行為は違法です。

なぜなら基本ルールでもある、日本でニコチン入りベイプを買えないという法律に抵触してしまうからです。

そのため、個人輸入したニコチン入りベイプが好みではなかったり使わなくなったりしても、他人に転売・譲渡はできないので注意してください。

個人輸入のためトラブルは自己解決を強いられる場合がある

日本国内であれば日本の法律の元での取引になり、言葉や文字も理解できるためトラブルが発生しにくく、万が一トラブルが発生しても解決できる手段があるでしょう。

しかし海外から個人輸入をする場合は、購入場所が海外のため現地の法律や文化の元で取引をする必要があり、トラブルが発生した場合も言葉や文字が分からないため、トラブルの解決に苦労する可能性が高いです。

個人輸入にあたり、トラブルの危険性を最小限に抑えたい方は、個人輸入ができる通販サイトの利用がおすすめです。

ニコチン入りベイプを使用するメリット

使用するメリット

タバコやニコチンなしベイプを使用しているものの何らかの不満を抱えている方にとって、ニコチン入りベイプはタバコとニコチンなしベイプ両方のメリットを二重取りできるアイテムです。

ここからは、ニコチン入りベイプを使用するメリットをXでの口コミを元にまとめたので、ニコチン入りベイプの購入を検討している方は参考にしてください。

ニコチンを摂取できる

日本国内で買えるニコチンなしベイプを使用していたものの、やっぱりニコチンが欲しいという意見をよく見かけました。

ニコチン入りベイプはその名の通りニコチンが入っているため、ベイプにはニコチンが必要だと感じる方におすすめです。

元々ヘビースモーカーでニコチンが必要と感じる方は、一度ニコチン入りベイプを使ってみてはいかがでしょうか。

一酸化炭素とタールが入っていない

ニコチン入りベイプには、タバコと違って一酸化炭素とタールが入っていないため、タバコよりも健康への影響が少ないです。

タバコには一酸化炭素が1〜3%含まれており、動脈硬化を引き起こす原因となります。

またタールには数多くの発がん性物質が含まれており、一酸化炭素とタールを継続的に摂取すると健康被害を引き起こす危険性が高まります。

以上のように、健康には気を使いたいけどニコチンだけは外せないという方にニコチン入りベイプはおすすめです。

タバコに比べて安価

ニコチン入りベイプはタバコに比べて安価である点を高く評価している口コミが多く発見されました。

例えば、セブンスターは1箱600円(税込)なので1日1箱吸われる方は、1ヶ月あたり30日計算で18,000円(税込)かかります。

一方で、ニコチン入りベイプの1ヶ月あたりのランニングコストが3,500円程度とのツイートがあり、使用量が分からないため単純比較はできませんが、ニコチン入りベイプはタバコに比べて安価に利用できる可能性が高いでしょう。

タバコの匂いが苦手な人でも楽しめる

ニコチン入りベイプは好みのリキッドでさまざまな香りを楽しめるので、タバコの匂いが苦手な方でもご利用できます。

特に非喫煙者の中にはタバコの匂いが苦手という方が多いですが、恋人や配偶者がタバコの匂いが苦手でも気を使うことなくニコチン入りベイプを楽しめます。

タバコの匂いに抵抗がある方や、周囲にタバコの匂いが苦手な方がいる場合は、一度ニコチン入りベイプでお好きな香りを楽しんでみてください。

ニコチン入りベイプの使用上の注意点

使用上の注意点

ここまでニコチン入りベイプを使うメリットをご紹介してきましたが、「ニコチン入りベイプを使用するにあたって注意点はあるの?」と思われている方が多いと思います。

最後に、ニコチン入りベイプの使用上の注意点を3つ解説するので、ニコチン入りベイプを使用するまでに理解を深めて、間違った使用方法にならないように参考としてください。

リキッドの肌への付着に注意

ニコチンは肌からも吸収されるので、ニコチン入りベイプで使用するリキッドは肌へ付着させないように注意してください。

リキッドが肌に付着してニコチンが吸収されるとニコチン摂取量が一気に増えてしまう可能性があります。

万が一リキッドが肌へ付着した場合はすぐに水で洗い流すとともに、ニコチンの多量摂取とならないようニコチン入りベイプの使用を一定期間控えましょう。

妊婦や授乳中の方は使用できない

タバコと同じくニコチン入りベイプも、妊婦や授乳中の方は使用しないよう推奨されています。

ニコチン入りベイプはタバコとは違い一酸化炭素やタールが含まれていませんが、それでも完全に人体への影響がないという調査結果はありません。

そのため母体及び胎児への影響を鑑みると、妊婦や授乳中の方はニコチン入りベイプの使用を避けるのが無難でしょう。

初心者はニコチンベースリキッドを買わない

ニコチン入りベイプには、元々ニコチンが入ったリキッドを使用するタイプと、ニコチンが入っていないリキッドにニコチンベースリキッドを混ぜて使用するタイプがあります。

ニコチンベースリキッドを混ぜてオリジナルのリキッドを作る方法は濃度計算等が必要になり、初心者が行うと誤って高濃度のニコチンが含まれたリキッドを摂取する危険性があります。

いきなり高濃度のニコチンを含んだリキッドを使用すると、刺激が強くなりすぎて人体への影響が危惧されるので、初めのうちはすでに濃度が調整されたリキッドを買うようにしてください。

ニコチン入りベイプは日本で買えないが個人輸入は合法|まとめ

本記事では、ニコチン入りベイプが日本で買えない理由やニコチン入りベイプを個人輸入する方法について紹介してきました。

ニコチン入りベイプは日本で買えないものの使用自体は違法ではないので、ニコチン入りベイプを使用したい方は今回紹介した方法で個人輸入をして、お好きなリキッドで楽しんでください。

ニコチン入りベイプを個人輸入して使用する際は、今回解説した個人輸入や使用にあたっての注意点を十分理解した上で使用してください。

この記事を書いた専門家
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山田宏樹
アメリカ出張中に海外でのVAPE人気を目の当たりにし、帰国後日本でも電子タバコの良さ知ってもらいたいという想いから執筆活動を始めました。最新の電子タバコ技術やリキッド成分に詳しく、読者に信頼性のある情報を提供します。日本で健康的な喫煙スタイルに対する理解を広めることを目指しています。
【書き出し】ドクターベイプ3の記事(否定以外全出し)
【3連】全記事共通(KIWIver)(DR.STICK商標否定&ノンニコ否定)
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