加熱式タバコのグローは「健康的なイメージ」を持つ方も多いかと思われますが、発がん性物質などの有害性について気になる方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、グローのタバコスティックにはニコチンと体に悪い有害物質が含まれています。したがって、グローの煙は副流煙によって赤ちゃん・ペットに健康被害を及ぼすリスクがあるため、吸う場所や吸い方には十分注意が必要です。
では、グローは紙巻きタバコやほかの加熱式タバコと比べて害があると言えるのか、この記事で詳しく解説していきます。
目次
glo(グロー)に含まれる体に悪い有害物質
BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン)の研究によると、グロー使用時に発生するベイパー(蒸気)には、ごくわずかではあるものの、人体に有害とされる物質が含まれていることが判明しています。
成分 | 含有量 |
---|---|
アセトアルデヒド | 111 |
アクトレイン | 2.22 |
ベンゾピレン | NQ |
ベンゼン | NQ |
ブタジエン | BDL |
一酸化炭素 | NQ |
ホルムアルデヒド | 3.29 |
NNK | 6.61 |
NNN | 24.7 |
NQ=定量下限未満 BDL=検出限界未満
参照:BAT
上記の有害物質は、紙巻きタバコやアイコスなどの加熱式タバコにも含まれています。体への害は、含有量の大小ではなく喫煙歴や本数が影響するため「グローだから安全・紙巻きタバコだから危険」とは一概に言えません。
グローに含まれるニコチン量・タール量
グローには、人体に有害とされる物質の他に、紙巻きタバコ同様ニコチンが含まれています。ただしグローは火を使わずタバコ葉を燃やさない製品のため、タールは発生しません。
グローに含まれるニコチン量は0.46mgであり、紙巻きタバコは銘柄によって異なりますが一般的に2mgとされています。
ただし前章でもお話した通り、タバコの害は有害物質の量ではなく喫煙歴や本数が影響します。
そのため、ニコチン量の観点で見てもグローは紙巻きタバコより安全、アイコスより健康的とは言い切れないのです。
グローのベイパーに含まれる有害物質は副流煙にも注意
WHO(世界保健機関)は、紙巻きタバコや加熱式タバコのベイパー発生時一酸化酸素やアセトアルデヒド等の物質は、副流煙においても健康被害のリスクがあります。
そのため、呼吸器が未発達な赤ちゃんや小さなお子様、妊婦やペットの前でグローをなるべく吸わないように注意しましょう。赤ちゃんへの影響については、後ほど詳しく解説します。
健康に配慮するなら本数を減らす・減煙するのが最適
ここまでのお話を踏まえ、結論を言うと健康に配慮するならグロー・アイコスなどの機種を選ぶのではなく、吸う本数や喫煙期間を減らす工夫が必要です。
ただ「タバコを吸わなければいいの?」「それは無理」と思いますよね。そこで、タバコの本数や期間を減らす有効な手段として「電子タバコと二刀流すること」をおすすめします。
紙巻きタバコや加熱式タバコのようなニコチンありのタバコと、ニコチン・タールを含まない電子タバコを場所・時間によって使い分けることです。
うまく使い分けることで、喫煙本数や時間につながり健康的な節約が可能となります。
近年、日本ではニコチン0・タール0・臭い0の電子タバコが数多く発売されています。電子タバコと聞くと、物足りなさに不安を感じる人が多いかもしれませんが、煙の量を多くすることでタバコの吸った感を演出してくれます。
例えば、グローと電子タバコの二刀流になると、家ではグローを吸って喫煙禁止エリアでは電子タバコを吸うなど、意図的にタバコの本数を減らすことが可能になります。※ニコチン・タールを含まない電子タバコは喫煙禁止エリアでも吸うことが可能ですが、マナーを遵守しましょう
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glo(グロー)が赤ちゃんに与える影響や健康被害を解説
子供の出産などで加熱式タバコに変えるかどうかを検討中の方にとって、グローの副流煙が赤ちゃんにどのような影響を与えるのかは気になるところでしょう。
内蔵が未発達な赤ちゃんはタバコに含まれる有害物質の影響を強く受けてしまうため、場合によっては取り返しの付かない重大な事故につながる可能性もあります。
ここからはグローの喫煙・副流煙が赤ちゃんに及ぼす影響や健康被害について確認していきましょう。
- タバコスティックの誤飲
- 副流煙による受動喫煙
- 乳幼児突然死症候群のリスク増加
グローが赤ちゃんに与える影響や害①:タバコスティックの誤飲
加熱式タバコのグローによって赤ちゃんが受ける可能性のある影響や害の1つ目は、タバコスティックの誤飲です。
赤ちゃんがグローの使用済みタバコスティックをゴミ箱から取り出したり、パッケージから新品を抜き出すなどして、口に咥えたり誤飲してしまうといった事故が多発しています。
タバコスティックを誤飲すると喉に詰まって窒息したり、タバコ葉による急性ニコチン中毒になるなどの大事故に繋がるため、タバコスティックは赤ちゃんの手に届かない場所で保管・処分してください。
グローが赤ちゃんに与える影響や害②:副流煙による受動喫煙
加熱式タバコのグローによって赤ちゃんが受ける可能性のある影響や害の2つ目は、副流煙による受動喫煙です。
赤ちゃんがグローの副流煙を受動喫煙してしまうと肺炎・気管支炎・気管支喘息といった呼吸器疾患になるリスクが増加することが指摘されています。
グローは紙巻きタバコよりも有害性が少ないのが特徴ですが、副流煙に害があることには変わりないので、赤ちゃんのそばで喫煙するのは絶対にやめましょう。
グローが赤ちゃんに与える影響や害③:乳幼児突然死症候群のリスク増加
加熱式タバコのグローによって赤ちゃんが受ける可能性のある影響や害の3つ目は、乳幼児突然死症候群リスクの増加です。
母乳を与えるお母さんが紙巻きタバコや加熱式タバコを喫煙した場合、非喫煙者と比べて乳幼児突然死症候群のリスクが5倍になることが判明しています。
「加熱式タバコであれば授乳中に吸っても問題ない」という噂は全く根拠のないものなので、取り返しのつかない事故が起こる前に喫煙を止めた方が良いでしょう。
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IQOS(アイコス)とglo(グロー)どっちが体に悪いのか比較
日本で有名な加熱式タバコと言えばアイコスとグローですが、「アイコスとグローどっちが体に悪いの?」と気になっている方も居るでしょう。
「アイコスとグローどっちが体に悪いか」については、結論から言うとどちらも体に悪いため、吸い過ぎにはくれぐれも注意してください。
続いてはニコチン・タール量などの基本情報やエアロゾル成分を比較して、アイコスとグローどっちが体に悪いかを分かりやすく解説します。
※赤ちゃんについての話題より上に移動する。
- 基本情報
- エアロゾル成分
- どちらも体に悪い影響はある
アイコスとグローどっちが体に悪い?:基本情報
アイコスの推定ニコチン量が1.1mgであるのに対してグローのニコチン量は0.46mgとなっており、グローのニコチン量はアイコスの約半分であることが分かります。
また、推定タール量はアイコスの9.3mgに対してグローは4.6mgのため、ニコチン・タール量はどちらもアイコスの方が多いことが分かりました。
しかし、アイコスのタバコスティックの直径は7mmでグローは5mmと太さが違うため、アイコスとグローどっちが体に悪いかと単純に比較することは難しいでしょう。
アイコスとグローどっちが体に悪い?:エアロゾル成分
エアロゾルとは空気中に漂っているごく小さな液体・個体の粒子と気体が混ざったもののことで、簡単に言えば加熱式タバコの副流煙を指しています。
エアロゾル成分に多少の違いはありますが、副流煙に有害性があることは共通しているので、どちらも赤ちゃんの近くで喫煙するのはやめましょう。
下記にアイコスとグローのエアロゾル成分をまとめているので、副流煙の害が気になる方は参考にしてみてください。
デバイス名 | エアロゾルの成分 |
---|---|
アイコス | 水分・グリセリン・ニコチン |
グロー | 水分・グリセロール・ニコチン・プロピレングリコール |
アイコスとグローどっちが体に悪い?:どちらも体に悪い影響はある
アイコスとグローどっちが体に悪いかをまとめると、発がん性や依存性などどちらも体に悪い影響はあるので吸い過ぎは禁物です。
記事中で解説しているように、有害性が少ないほど健康リスクが低くなる訳ではないので、どちらも有害物質が含まれている以上は体に悪いという結論になります。
アイコスとグローどっちが体に悪いかが気になるのであれば、思い切って禁煙する方向性で考えてみるのも良いのではないでしょうか?
glo(グロー)でも禁煙した方がいい?禁煙による体の変化を解説
グローにも発がん性物質など有害な成分は含まれているので、健康面が気になるのであれば禁煙するべきです。
しかし、グローの禁煙に取り組む前に禁煙による体の変化を知ることでモチベーションを高めたいという方も多いのではないでしょうか。
ここからは禁煙を視野に入れている方に向けて、禁煙によって起こる体の変化を大きく3つに分けて解説します。
- 血圧や脈拍の正常化
- 運動機能の回復
- 肌質の改善
禁煙による体の変化①:血圧や脈拍の正常化
加熱式タバコのグローを禁煙することで起こる体の変化1つ目は、血圧や脈拍の正常化です。
ニコチン・タールの摂取をやめてから20分程度で血圧や脈拍が正常な数値に戻り始めるので、禁煙の効果は意外にもすぐに実感できます。
体内のニコチンは禁煙から20分程度で減少し始めるため、ストレスを感じて集中力が落ち始めるタイミングでもあり、禁煙における最初の大きな壁とも言えるでしょう。
禁煙による体の変化②:運動機能の回復
加熱式タバコのグローを禁煙することで起こる体の変化1つ目は、運動機能の回復です。
喫煙で増加した血中の一酸化炭素濃度が減少して、酸素の供給が回復することで呼吸が楽になるため、歩行時などにも息切れが少なくなるでしょう。
運動機能の回復は禁煙から8時間ほどで実感できますが、食後の一服など最もタバコが吸いたくなるタイミングでもあるため、禁断症状との戦いが始まる第二の壁となります。
禁煙による体の変化③:肌質の改善
加熱式タバコのグローを禁煙することで起こる体の変化3つ目は、肌質の改善です。
禁煙から約2週間ほど経過したあたりで血液の循環機能が回復して、肌にハリが出たりモチモチした触感を取り戻していることを実感できます。
血行が改善されることで冷え性が緩和されたり、女性の場合は化粧ノリが明らかに改善されるので、美容面が気になる方もぜひ禁煙にチャレンジしてみましょう。
健康面を考えるならグローでも禁煙すべき
繰り返しになりますが、加熱式タバコのグローにも依存性や発がん性のある有害物質が含まれているので、本気で健康のことを考えるのであれば「禁煙すべき」です。
しかし、健康のためとはいえ急にタバコを断つのは大きなストレスになり、逆に喫煙本数が増えてしまうケースも十分に考えられるでしょう。
ニコチンやタールを使用しない電子タバコであれば煙のフレーバーや吸いごたえを楽しみながら禁煙できるので、興味のある方はぜひ検討してみてください。
glo(グロー)に発がん性物質や害はある?副流煙が赤ちゃんに与える影響まとめ
この記事ではグローに含まれる発がん性物質などの有害性や、副流煙が赤ちゃんに与える影響、アイコスとグローどっちが体に悪いかを詳しく解説しました。
加熱式タバコのグローは加熱式タバコより有害物質が少ないものの、健康被害の可能性は十分に考えられるので副流煙による周囲への影響にも配慮する必要があります。
アイコスとグローどっちが体に悪いかで迷った時は、ニコチン・タール不使用の電子タバコに切り替えることも同時に検討してみてはいかがでしょうか?
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