電子タバコはタールやニコチンが含まれておらず安全に吸えると言われていますが、副流煙を子供や赤ちゃんが吸っても本当に害は無いのかが気になります。
結論から言うと、電子タバコに紙巻きタバコのような有害物質は含まれませんが、全く無害だとは言い切れないので副流煙の影響に配慮する必要があります。
この記事では電子タバコと紙巻きタバコの危険性を比較するほか、危険性が少ない選び方や吸い方もご紹介しているので、安全性について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
電子タバコに有害性はある?ニコチン・タールが含まれるのか危険性を解説!
電子タバコにはニコチンやタールが含まれていないため、紙巻きタバコのような依存性や発がん性のリスクは指摘されていません。
しかし一部の研究では電子タバコから危険な有害物質が検出されたり、肺気腫になりやすくなるなどの可能性も指摘されており、危険性についてはまだまだ未解明の部分も多いのが現時点での結論です。
まずは電子タバコに紙巻きタバコと同じような害があるのか、どのような危険性が指摘されているのかについて解説していきます。
電子タバコはニコチン・タールを含まないため「紙巻きタバコと同じ害」はない
電子タバコのリキッドにはニコチンやタールが含まれていないので、紙巻きタバコと同じようなリスクや危険性の心配はありません。
依存性があって止められなくなったり、タールによって肺が真っ黒に汚れるといった紙巻きタバコと同様の害はないので、その点については安心して楽しめるでしょう。
しかしフレーバーの量や匂いによっては電子タバコが合わないと感じるケースもあるので、最初は少しずつ違和感が出ないかを確かめるようにして吸うことをおすすめします。
電子タバコは完全に「体への害なしで吸える」とは言えない
電子タバコに紙巻きタバコと同じような害はないものの、現時点では体への害は全くないと断言することはできません。
厚生労働省の研究班により、一部の電子タバコから有害物質であるホルムアルデヒドが検出されたことが発表されています。
また、電子タバコのリキッドに含まれる成分が体質に合わないケースもあるため「有害性は低いが全くの無害ではない」という点に留意しておく必要があるでしょう。
電子タバコの健康被害はまだ判明していない部分もある
現時点では「電子タバコは有害物質や健康被害が少ない」とされていますが、一部では危険性が無いと断言はできないと警鐘を鳴らす研究者も居ます。
紙巻きタバコの有害性のデータが揃うまでには約30年近く掛かったとも言われているので、登場からまだ歴史の浅い電子タバコは、長期的な影響については未解明な部分が多いのが現状です。
絶対に安全と断言できない部分はあるものの、国内で製造される電子タバコのリキッドの成分は食品添加物などで構成されているので、紙巻きタバコよりも安全性が高い点には間違いありません。
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紙巻きタバコと電子タバコどっちが体に悪い?有害性・危険性を徹底比較
紙巻きタバコと電子タバコでは構造も使用している成分も異なるため、どっちが体に悪いのか有害性・危険性が気になるところでしょう。
それぞれを比較した結果、紙巻きタバコの方が有害性が高い一方で電子タバコにも肺気腫のリスクがあることが分かりました。
続いては、紙巻きタバコと電子タバコについて成分・受動喫煙による副流煙の害・肺への影響・危険性の4つの項目でそれぞれを比較して解説します。
- 成分
- 副流煙・受動喫煙
- 肺が汚れるか
- 体への危険性
紙巻きタバコと電子タバコどっちが体に悪いのか害を徹底比較①:成分
紙巻きタバコと電子タバコどっちが体に悪いのかを比較する対象の1つ目は、成分です。
電子タバコは主に「プロピレングリコール・植物性グリセリン・香料」などの食品添加物で構成されているため、アレルギーがなければ基本的に無害な成分だけを使用しています。
一方で紙巻きタバコの場合はタバコ葉に含まれるニコチン・タールに依存性や発がん性があることから、紙巻きタバコ方が主流煙・副流煙ともに有害性が高いと言えるでしょう。
タバコの種類 | 喫煙によって吸い込む成分 |
---|---|
紙巻きタバコ | ・ニコチン ・タール ・一酸化炭素 |
電子タバコ | ・プロピレングリコール ・植物性グリセリン ・香料 |
紙巻きタバコと電子タバコどっちが体に悪いのか害を徹底比較②:副流煙・受動喫煙
紙巻きタバコと電子タバコどっちが体に悪いのかを比較する対象の2つ目は、副流煙や受動喫煙による影響です。
電子タバコは紙巻きタバコと違いニコチンやタールを含まない水蒸気なので、副流煙に害はなく受動喫煙の問題もないので安心して楽しめるでしょう。
副流煙に害はありませんが、マナーの観点やタバコに興味を持たせないためにも子供や赤ちゃんのすぐ近くで電子タバコを吸うのはおすすめしません。
紙巻きタバコと電子タバコどっちが体に悪いのか害を徹底比較③:肺が汚れるか
紙巻きタバコと電子タバコどっちが体に悪いのかを比較する対象の3つ目は、肺が汚れるかどうかです。
紙巻きタバコの場合はタバコ葉を燃焼させる際に大量のタールが発生するため、肺喫煙することで肺が汚れるだけでなく収縮機能も低下すると言われています。
一方、電子タバコの場合はタールを含まないリキッドを吸引するため、どれだけ肺喫煙しても肺が汚れることはありません。
紙巻きタバコと電子タバコどっちが体に悪いのか害を徹底比較④:体への危険性
紙巻きタバコと電子タバコどっちが体に悪いのかを比較する対象の4つ目は、体への危険性です。
紙巻きタバコの場合はニコチンによるタバコへの依存やタールによる肺がんの発症、脳血管疾患や心臓病のリスクが考えられます。
電子タバコでは紙巻きタバコのような害はありませんが、「肺気腫を起こしやすくする」といった研究結果も出ており、紙巻きタバコも電子タバコも過度の吸引は避けた方が良いでしょう。
電子タバコの副流煙が周りに与える影響とは?子供や赤ちゃんへの健康被害を解説
赤ちゃんの妊娠や子供の誕生をきっかけに多くの人が禁煙を考えますが、禁煙に電子タバコを使った際に副流煙などが子供に健康被害を与えるのかが気になるところです。
結論から言うと電子タバコの副流煙による赤ちゃんや子供が受動喫煙した場合の有害性は低いですが、ペットには危険性があるので注意が必要です。
ここからは電子タバコの副流煙が子供や赤ちゃんに与える影響や健康被害の詳細について解説していきます。
電子タバコの副流煙による受動喫煙の有害性・危険性は低い
電子タバコの副流煙にはタールやニコチンは含まれていないので、子供や赤ちゃんへの受動喫煙の有害性・危険性は低いです。
紙巻きタバコのように煙の焦げ臭さもなく、ヤニ臭さが壁や衣服に付くこともないので、周囲や同居者の許可さえあれば吸える場所が広がるのも大きな魅力と言えるでしょう。
ただし電子タバコのリキッドの香り自体が合わないと感じる方も居るので、有害性は低いとしても周囲への配慮は忘れずに楽しみましょう。
電子タバコは研究が進んでいないため子供や赤ちゃんの前で吸うことは避ける
紙巻きタバコは長い歴史の中で有害性や危険性の研究が進められており、ある程度リスクに関する情報は確定的になっています。
しかし、現時点で電子タバコの有害性については明らかになっていない部分も多いので、副流煙に含まれる化学物質が喘息などを誘発する危険性もゼロとは言い切れません。
電子タバコの有害性については慎重に考えるべきポイントでもあるため、赤ちゃんや子供の近くでは吸わないなど基本的なマナーは守るようにしましょう
電子タバコの副流煙・水蒸気に含まれる成分はペットには危険性がある
ご自宅で犬や猫などのペットを飼われているのであれば、電子タバコを室内で吸うのは避けるべきでしょう。
安全な食べ物でも人によってはアレルギー反応が起こり得るのと同様に、ペットの体質や体調によってはリキッドの水蒸気が肺や気管支などの器官に深刻な影響を及ぼす危険性があるからです。
特に電子タバコのリキッドに使用されるプロピレングリコールは猫にとって有害物質であることが指摘されているので、ペットや赤ちゃんの近くで吸うのは避けましょう。
電子タバコが原因の死亡事例はある?海外・日本における事例があるのかを紹介
この記事を読まれている方の中には、電子タバコが原因で死亡した事例があるとの噂を耳にしたことがある方も居るでしょう。
確かに海外では危険な成分が含まれる電子タバコのリキッドが原因で死亡したケースがありますが、日本では薬機法により危険なリキッドは販売できないので国内で電子タバコによって死亡した事例はありません。
続いては海外で起こった有害な電子タバコによる死亡事例の詳細や、日本で販売されている電子タバコが安全だと言える根拠について解説していきます。
海外ではニコチン入りリキッドの電子タバコが原因の死亡事例がある
日本で電子タバコによって死亡したケースはありませんが、海外ではニコチンを含んだリキッドを吸引したことで死亡した事例がありました。
電子タバコのリキッドは好きなように調合して楽しめる魅力がある反面、有害物質を含むリキッドを容易に入手できてしまう点が海外で大きな問題となっています。
後述しますが、日本製のリキッドではニコチン入りリキッドを販売・入手できない仕組みになっているので、海外のような死亡リスクを心配する必要はありません。
アメリカでは「未成年による使用」や「麻薬の成分が入った電子タバコ」が問題になっている
アメリカでは未成年の子供による電子タバコの使用や麻薬成分を含むリキッドの存在が大きな問題となっているようです。
近年ではコンパクトなサイズの電子タバコも増えて子供が隠し持ちやすくなり、周囲の大人が未成年者による喫煙を発見・注意できないケースが増加しました。
またカートリッジ式のリキッドを吸うタイプの電子タバコでは、リキッドに大麻成分を混ぜて販売する悪質なケースのターゲットになりやすいため、各国で注意が呼びかけられています。
電子タバコが原因の死亡事例は今のところ日本では起こっていない
すでにお伝えしているように、日本では電子タバコの吸引によって死亡したケースはありません。
海外では粗悪な製法のリキッドが死亡の原因となっていますが、日本では薬機法によりニコチン成分を含む電子タバコ用リキッドの販売を禁止しています。
安いからといってネット上で海外製のリキッドを購入することにはリスクがありますが、言い換えると日本製のリキッドであれば安心して楽しめるでしょう。
電子タバコの有害性・危険性の少ない選び方・吸い方を紹介
紙巻きタバコと比較して有害性・危険性が少ない電子タバコですが、リスクが無いとは断言できないと解説しました。
電子タバコを喫煙する本人や副流煙を受ける周りの人たちに対して、少しでも危険性の少ない吸い方をしたいと考える方も居るのではないでしょうか。
最後に電子タバコの有害性・危険性が少ない選び方や吸い方をご紹介するので、安心・安全に楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。
電子タバコの煙は肺に入れず口腔喫煙で楽しむ
電子タバコをより安全に楽しみたい場合は、肺に入れない口腔喫煙で楽しむことをおすすめします。
「電子タバコが原因で肺気腫になりやすくなる」という研究結果も出ているので、口腔喫煙することによって肺が損傷する危険性を減らすことができます。
口腔喫煙で吸うときは、吸い口を咥えてストローで吸い込むように煙を口内に充満させたら水蒸気の香りや味を楽しんで、そのままフーッとロウソクを吹き消すように吐き出しましょう。
電子タバコを吸う時にも受動喫煙の影響があると考える
子供や赤ちゃんへの副流煙リスクを最小限に抑えるのであれば、電子タバコにも受動喫煙の影響があると考えることが重要です。
健康な大人が電子タバコの副流煙を吸ったからといって直ちに害は生じませんが、体が未発達な小さな子供や赤ちゃんには重大な危険性を及ぼすかもしれません。
「きっと大丈夫だろう」と甘く考えるのではなく、「赤ちゃんや子供に影響があるかもしれない」という前提に立って喫煙場所やタイミングを考えることをおすすめします。
電子タバコと紙巻きタバコを併用すると心疾患・呼吸器疾患の危険性が高くなる
電子タバコと紙巻きタバコの併用は、心疾患や呼吸器疾患のリスクを高めるため注意が必要です。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究により、電子タバコ・紙巻きタバコのどちらかを毎日喫煙した場合の心臓病リスクは非喫煙者の3倍、併用した場合の心臓病リスクは5倍になることが明らかになっています。
特に電子タバコの危険性に関しては未解明な部分も多く、すでに指摘されている以外の害が存在する可能性もあるので、紙巻きタバコと併用するのは避けた方が良いでしょう。
電子タバコにニコチン・タールの健康被害はある?副流煙・受動喫煙の危険性や子供・赤ちゃんなど周りへの影響まとめ
本記事では電子タバコの有害性や、副流煙・受動喫煙による子供や赤ちゃんへの影響や危険性について詳しく解説しました。
電子タバコにはニコチン・タールといった依存性や発がん性のある有害物質は含まれていませんが、肺気腫になりやすくなる可能性などが一部の研究で指摘されています。
電子タバコには全く危険性がないとは言い切れないからこそ、赤ちゃんや子供が副流煙を吸わずに済む場所で喫煙することや、自分の体への害を考えて過度に使用しないことが大切です。