タバコの吸い方には、肺喫煙以外に「ふかしタバコ」と呼ばれる口腔喫煙もありますが、どちらの吸い方をしているのか見分け方があることをご存知でしょうか？
結論から言うと、ふかしタバコの見分け方は煙の色・形・勢いを観察するのがポイントで、逆に言うと見分け方を知ることでふかしタバコとバレない吸い方もできるようになります。
本記事ではふかしタバコの見分け方・やり方を紹介するほか、体に悪い害があるという噂の真偽を解説していくので、気になる方はぜひ参考にしてみてください！
目次
ふかしタバコとはどんな吸い方？意味や肺喫煙との違いを解説
ふかしタバコとはタバコの煙を口の中で楽しむ吸い方のことで、肺喫煙のように煙を深く吸いこむやり方はしません。
今でこそ紙巻きタバコは肺喫煙が主流だと言われていますが、ある時期まではふかしタバコが一般的だったことをご存知でしょうか。
まずはふかしタバコの吸い方や肺喫煙との違いに加えて、口腔喫煙が一般的だった時代についても解説していきます。
「ふかしタバコ」とは煙を肺に入れずに口内で楽しむ吸い方のこと
前述したように、ふかしタバコとはタバコの煙を肺に入れずに楽しむ吸い方のことです。
タバコの吸い方は大きく分けて口腔喫煙と肺喫煙の2種類があり、ふかしタバコは前者の口腔喫煙に該当します。
ふかしタバコは肺喫煙に比べてむせにくいので、「初めてタバコを吸った時はふかしタバコだった」という方も少なくありません。
肺喫煙とは「煙を肺まで入れるかどうか」に違いがある
ふかしタバコと肺喫煙は肺を煙に入れるかどうかが大きな違いです。
口腔喫煙は煙を口の中で転がすようにして味や香りを強く感じる吸い方なので、タバコの味わいをメインで楽しみたい方向けの吸い方と言えるでしょう。
肺喫煙は煙を肺に入れることで、ニコチンやタールを全身で感じる満足感や吸いごたえを楽しめるので、タバコの何を重視するかによって吸い方にも大きな違いがあります。
紙巻きタバコが普及するまではふかしタバコが吸い方の主流だった
今では紙巻きタバコは肺喫煙が主流となりましたが、紙巻きタバコが普及する以前はふかしタバコが一般的な吸い方だったことをご存知でしょうか。
紙巻きタバコにフィルターが搭載されるまでは煙が濃かったため、葉巻と同じようにふかしタバコで味わうのが吸い方の主流でした。
しかし紙巻きタバコにフィルターが搭載されて煙がマイルドになったため、現在ではふかしタバコではなく肺喫煙が主流となっています。
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ふかしタバコの3つの見分け方を紹介！
この記事を読まれている方の中には、肺喫煙とふかしタバコの見分け方を知りたい方も居るのではないでしょうか。
ふかしタバコか肺喫煙かを判別する場合は、吐き出される煙の形・色・スピードに注目するのが見分け方のポイントです。
続いてはふかしタバコの見分け方を3つに分けて詳しく解説していくので、他の人の吸い方が気になる方はぜひ参考にしてみてください。
- 煙の形が違う
- 煙の色が白い
- 煙を吐き出すのが早い
ふかしタバコの見分け方①：煙の形が違う
ふかしタバコと肺喫煙の見分け方1つ目は、煙の形の違いに注目することです。
肺喫煙の場合は一度深呼吸してから煙を吐き出すことになるので、呼気の量が多く一本線のように真っ直ぐな煙が出ます。
口腔喫煙した煙は丸みを帯びて広がるような形の煙が出てくるので、煙の出る勢いや形に注目することでふかしタバコかどうかを見分けられるでしょう。
ふかしタバコの見分け方②：煙の色が白い
ふかしタバコと肺喫煙の見分け方2つ目は、煙の色の白さを確認する方法です。
肺喫煙した場合は吸い込んだタバコの煙が肺で濾過されるため、透明度の高い白色の煙が吐き出されます。
一方、ふかしタバコの煙は口の中で充満した煙がそのまま押し出されて、濃い白色の煙がモクモクと出てくるので、煙の色や濃さにも注目してみてください。
ふかしタバコの見分け方③：煙を吐き出すのが早い
ふかしタバコと肺喫煙の見分け方3つ目は、煙を吐き出すタイミングを見ることです。
肺喫煙の場合は吸い込む時間が長く、煙が肺に留まる時間もあるため、ふかしタバコに比べると煙を吐き出すタイミングが遅いです。
口腔喫煙の場合は煙を口に入れたらすぐに吐き出すため、「タイミングを見る方法」は最も簡単なふかしタバコの見分け方と言えるでしょう。
タバコを「ゆっくり吸って勢いよく吐き出す」とふかしタバコがバレにくくなる
ここまでの情報をまとめると、ふかしタバコは「煙の色が濃い・吐き出すタイミングが早い・勢いが少ない」ということが見分け方のポイントになります。
ふかしタバコがバレたくない方は、その逆でゆっくり吸って勢いよく吐き出すことで周囲にバレる確率が低くなるでしょう。
口腔内にゆっくりと煙を吸い込んだら一旦止めて味わいつつ時間を稼ぎ、最後は軽く口をすぼめて勢いよく吐き出すと肺喫煙と同じような煙の出方になるので、気になる方は試してみてください。
ふかしタバコの吸い方・やり方やふかすのにおすすめのタバコの種類を解説
ここまででふかしタバコの見分け方を解説したので、ここからはふかしタバコの具体的なやり方を紹介していきます。
初めてタバコを吸う方は、ふかしタバコのやり方を知らないと煙が肺に入ってヤニクラを起こす可能性もあるので、事前に流れを知っておくことは大切です。
続いては具体的なふかしタバコの吸い方・やり方とおすすめのタバコの種類を確認していきましょう。
ふかしタバコの吸い方・やり方・コツを紹介
ふかしタバコのやり方で大切なのは肺に入れないように口の動きを使って吸うことで、ストローで飲む時のように口の中を丸く広げるようにしながら煙を入れていきます。
吐き出すタイミングでバレたくない場合はなるべく長く煙を味わうようにして楽しむことが、ふかしタバコのやり方における重要なポイントです。
最後に、肺の中にある空気を最大限に利用して口腔内の煙を勢いよく吐き出すようにしましょう。
ふかしタバコには軽めのタバコを選ぶのがおすすめ
ふかしタバコのやり方がいまいち掴めない方は、タバコの強さを変えてみると上手くいくかもしれません。
口腔喫煙に慣れてない最初の頃は煙が肺に入ってむせてしまうことも少なくないので、タール1～3mg程度の軽めな銘柄に変えて、ふかしタバコのやり方を練習してみてください。
初心者がいきなり肺喫煙してしまうと、ヤニクラを引き起こすなどして体に悪いため、軽いタバコから徐々に強くしていくのがふかしタバコのやり方で大切なポイントです。
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ふかしタバコの5つのメリットを解説
紙巻きタバコの吸い方は肺喫煙が主流ではあるものの、ふかしタバコならではのメリットもあります。
「体に悪い影響が少ない」「香りや風味がうまい」といったメリットを知ると、肺喫煙派の人もふかしタバコを試してみたくなるかもしれません。
ここからはふかしタバコを楽しむことで得られる5つのメリットを確認していきましょう。
- 肺喫煙より体に悪い影響・害が少ない
- ヤニクラになりにくい
- 肌トラブルのリスクが低い
- タバコの香り・風味がうまいと感じる
- 肺喫煙よりもニコチンに依存しづらい
ふかしタバコのメリット①：肺喫煙より体に悪い影響・害が少ない
ふかしタバコで楽しむメリット1つ目は、肺喫煙よりも体に悪い影響・害が少ないことです。
タバコを肺喫煙すると非喫煙者と比べて肺がんの発症率が3.28倍になるなど、体に悪い影響が出てしまうことが分かっています。
しかし、ノーリスクでは無いものの口腔喫煙をすることで肺がん発症率が1.72倍に抑えられることも判明しているので、体に悪い影響や害が少ないことはふかしタバコ最大のメリットと言えるでしょう。
ふかしタバコのメリット②：ヤニクラになりにくい
ふかしタバコで楽しむメリット2つ目は、ヤニクラになりにくいことです。
タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があり、脳が酸欠になることでめまいや吐き気を引き起こすことを「ヤニクラ」と呼びます。
ふかしタバコだとニコチン摂取量が肺喫煙よりも少なくなるため、ヤニクラによる不快な症状が出る可能性を抑えられるでしょう。
ふかしタバコのメリット③：肌トラブルのリスクが低い
ふかしタバコで楽しむメリット3つ目は、肌トラブルのリスクが低いことです。
一般的にタバコを吸うと肌が荒れることが知られていますが、これは体内に入った不純物を分解するために大量のビタミンCを消費してしまうからだと言われています。
ふかしタバコでは体内に吸収されるタール・ニコチン量が抑えられ、消費されるビタミンCの量が少なくなるため、結果的に肺喫煙よりも肌トラブルのリスクは低くなるでしょう。
ふかしタバコのメリット④：タバコの香り・風味がうまいと感じる
ふかしタバコで楽しむメリット4つ目は、タバコの香り・風味をうまいと感じられることです。
口腔喫煙は葉巻などの香りを楽しむのに最適な吸い方なので、ふかしタバコをするとタバコ葉本来の味わいをより美味しく感じられるでしょう。
ゆっくりと吸うことでタバコの燃焼温度を抑えると香りや味が飛びにくくなるので、より美味しく吸いたいときには時間を掛けてふかしタバコを楽しんでみてください。
ふかしタバコのメリット⑤：肺喫煙よりもニコチンに依存しづらい
ふかしタバコで楽しむメリット5つ目は、肺喫煙よりもニコチンに依存しづらいことです。
タバコに含まれるニコチンには依存性があるため、大量に摂取すると禁煙が難しくなり、手の震えやストレスといった禁断症状が強く出てしまいます。
しかし、ふかしタバコであれば肺にまで煙を入れないのでニコチン摂取量が抑えられ、適度な本数やペースでタバコを楽しめるようになるでしょう。
ふかしタバコの3つのデメリットや有害性を解説
ふかしタバコには「ニコチンに依存しづらい」「体に悪い影響や害が少ない」といったメリットがあると解説しましたが、有害物質が含まれているためノーリスクという訳ではありません。
メリットも多いふかしタバコですが、一方で健康リスクや周囲への迷惑などのデメリットも存在します。
ここからはふかしタバコの3つのデメリットや有害性について解説していくので、口腔喫煙・肺喫煙のどちらで吸うべきかで迷っている方は参考にしてみてください。
- 「口腔がん」「舌がん」のリスクが上がる
- 副流煙の量が多い
- ダサいと思われたり反感を買うことがある
ふかしタバコのデメリット・有害性①：「口腔がん」「舌がん」のリスクが上がる
ふかしタバコを吸うことで起こるデメリット・有害性1つ目は、口腔がんや舌がんのリスクが上がることです。
ふかしタバコのメリットは「肺に煙が入らず肺がんリスクを抑えられること」と解説しましたが、逆に言えば口内が常に濃厚で有害な煙で満たされることになります。
肺がんリスクが下がる一方で、口腔がんや舌がんなどの口内トラブルが増えることを考えると、有害性はどちらも同じようなものと言えるでしょう。
ふかしタバコのデメリット・有害性②：副流煙の量が多い
ふかしタバコを吸うことで起こるデメリット・有害性2つ目は、副流煙の量が多いことです。
肺喫煙は煙が肺の中で吸収・濾過されるため、吐き出す煙の色が薄くなると解説しましたが、ふかしタバコではまったく逆の事が起こります。
肺を経由しないことで主流煙がそのまま口から吐き出されることになり、副流煙の量が多くなるので、周囲の迷惑になりやすい点はふかしタバコの大きなデメリットと言えるでしょう。
ふかしタバコのデメリット・有害性③：ダサいと思われたり反感を買うことがある
ふかしタバコを吸うことで起こるデメリット・有害性3つ目は、ダサいと思われたり反感を買うことがあることです。
タバコの吸い方は個人の自由ですが、人によってはふかしタバコに対してダサいと感じたり反感を覚える人も居るので、気付かないうちに印象が悪くなっている可能性もあります。
なぜふかしタバコがダサいと言われるのかは次で詳しく解説していくので、ふかしタバコに対する印象が気になる方はぜひ確認してみてください。
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ふかしタバコがダサいと言われる7つの理由を詳しく解説
前述したように、ふかしタバコは人によってはダサいと感じる人がいるため、好きに楽しんでいるつもりなのに悪い印象を持たれていたというケースは決して珍しくありません。
しかし、ふかしタバコに対して悪い印象を持たない人にとっては、なぜダサいと言われるのかが気になるところでしょう。
最後にふかしタバコがダサいと言われる7つの理由や対処法をそれぞれ解説するので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
- 肺に煙を入れないとタバコを吸う意味がない
- タバコの楽しみ方が違うから
- 喫煙のペースが合わない
- 女性に多い吸い方だから
- カッコつける為に吸っているように見えるから
- ふかすだけの人が喫煙所を使用すると迷惑
- 他人の体に及ぼす害が大きい
ふかしタバコがダサいと言われる理由①：肺に煙を入れないとタバコを吸う意味がない
ふかしタバコで喫煙するとダサいと思われる理由1つ目は、肺に煙を入れないとタバコを吸う意味がないと考える人が居るからです。
長年タバコを肺喫煙している人から見ればふかしタバコというやり方は邪道でしかないので、「そんな意味のない吸い方をして何になる？」と反感を覚えるようです。
しかしタバコの吸い方は人それぞれですから、ふかしタバコが美味しいと感じるのであれば、意見の相違や押し付けに関してはスルーしてしまっても良いのではないでしょうか。
ふかしタバコがダサいと言われる理由②：タバコの楽しみ方が違うから
ふかしタバコで喫煙するとダサいと思われる理由2つ目は、タバコの楽しみ方が違うからです。
口腔喫煙する人はタバコを気軽に楽しむ人が多い一方で、肺喫煙は時間を掛けて吸いごたえを楽しむ方が多いので、お互いのスタンスの食い違いによって悪く捉えられることもあります。
何を楽しいと感じるか、どのやり方が美味しいと感じるかといった価値観は人それぞれなので、お互いを尊重できる人と一緒に喫煙所に行くのがベストではないでしょうか。
ふかしタバコがダサいと言われる理由③：喫煙のペースが合わない
ふかしタバコで喫煙するとダサいと思われる理由3つ目は、喫煙のペースが合わないからです。
肺喫煙は煙に入れて吐くのでふかしタバコよりも工程が多く、口腔喫煙のほうがタバコを早く吸い終わってしまうのでペースが合わせづらいという意見もあります。
ペースの違いを気にする人が近くに居れば、自分もあえてゆったりとしたペースで吸ってみたり、前もって「先に吸い終わるかも」と声をかけるといったやり方を試してみてください。
ふかしタバコがダサいと言われる理由④：女性に多い吸い方だから
ふかしタバコで喫煙するとダサいと思われる理由4つ目は、女性に多い吸い方だからです。
一般的には男性よりも女性の方がふかしタバコをするイメージがあることから、男性が女性的な吸い方をすることをダサいと感じる人も一定数居ます。
しかし最近では「男性が女性的だとダサい」という考え方は徐々に減ってきているため、もし面と向かってそのような発言をするようであれば、その方もダサいと思われている可能性があるでしょう。
ふかしタバコがダサいと言われる理由⑤：カッコつける為に吸っているように見えるから
ふかしタバコで喫煙するとダサいと思われる理由5つ目は、カッコつける為に吸っているように見えるからです。
「タバコは肺喫煙するもの」と考える人から見れば、ふかしタバコは「肺に入れる度胸がないのに吸うフリをしている」ように見えてしまいます。
カッコつけていると捉えられるのが面倒だと感じるのであれば、記事内でご紹介した「ふかしタバコだとバレないやり方」を試してみてください。
ふかしタバコがダサいと言われる理由⑥：ふかすだけの人が喫煙所を使用すると迷惑
ふかしタバコで喫煙するとダサいと思われる理由6つ目は、ふかすだけの人が喫煙所を使用すると迷惑と考えるからです。
「肺喫煙=ちゃんと吸っている」という見方に立った時に、「ふかしタバコするためだけにわざわざ喫煙所を占領するな」と考える人が居てもおかしくはありません。
しかし、何度もお伝えしているようにタバコの吸い方は人それぞれ自由ですし、ふかしタバコでも副流煙が出る以上は喫煙所を使うのは当然のことなので、堂々と利用しましょう。
ふかしタバコがダサいと言われる理由⑦：他人の体に及ぼす害が大きい
ふかしタバコで喫煙するとダサいと思われる理由7つ目は、他人の体に及ぼす害が大きいからです。
記事内で解説したようにふかしタバコは体に悪い副流煙が多くなるため、近くにいる家族や友人などに健康面で及ぼす害が大きくなってしまいます。
体に悪い副流煙が多くなるのは印象ではなく実害なので、周囲に非喫煙者が多いのであれば喫煙所でふかしタバコするなど、徹底した対処が必要になるでしょう。
ふかしタバコの見分け方とは？ニコチン依存が少ないメリットや体に悪い影響・有害性などのデメリットまとめ
この記事ではふかしタバコの見分け方とやり方に加えて、ニコチン依存が少ない等のメリットや体に悪い影響・有害性のデメリットを両面から解説しました。
ふかしタバコは体に悪い影響が少なく味や香りが強く感じられるメリットがある反面、口腔・舌がんのリスクや副流煙が多くなるといったデメリットがある点に注意が必要です。
肺喫煙するかふかしタバコを楽しむかは個人の自由ですが、自分と周囲へ体に悪い影響を及ぼすリスクがあるため、吸い方や場所に注意して楽しむようにしましょう！
また、体への悪影響を気にする方にはニコチン・タールなどの有害成分を一切含んでいない新型タバコ「DR.VAPE Model 2(ドクターベイプモデル2)」もおすすめです。今なら半額以下で購入することもできるので、気になる方は是非公式サイトをチェックしてみてください。
