電子タバコを吸っている人なら、部屋で吸うと匂いでバレるかどうか、匂いが残った場合に消臭する方法があるかどうかが気になるのではないでしょうか。
結論から言うと、部屋に残った匂いから電子タバコを吸っていたことがバレる可能性はありますが、電子タバコの匂いは部屋に残りにくいです。
ただし、人によっては電子タバコの匂いを気持ち悪いと感じる場合もあります。本記事では匂いを消す方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
部屋に残った匂いから電子タバコを吸ったことがバレる可能性はある
部屋で電子タバコを吸うと、残った臭いから吸ったことがバレる可能性はありますが、そもそも電子タバコは匂いが部屋に残りにくいです。
電子タバコでは副流煙が発生せず、匂いや汚れの原因となるタールなどの有害物質が含まれてないため、匂いによってバレることは少ないでしょう。
ここでは、電子タバコから有害物質が発生しないことに加えて、電子タバコの独特な匂いの特徴についても解説していきます。
ニコチンやタールを含まない電子タバコなら副流煙は発生しない
電子タバコにはニコチンやタールなどの有害物質が含まれていないため、副流煙が発生することはありません。
紙タバコの副流煙に含まれているタールには独特な匂いがあることに加えて、粘性がある物質のため匂いや汚れが壁に付着しやすいといった特徴があります。
一方で電子タバコには副流煙が発生しないため、匂いが気持ち悪いと思われることは少なく、使用がバレる可能性も低いでしょう。
電子タバコのリキッドの匂いも人によっては気持ち悪いと感じる
絶対電子タバコのがマシってのは嘘やと思います。
— 鯖の禊 (@hanamaruocha) December 15, 2023
正直香料が入っている物は柔軟剤をあっためて吸っているのと大差ないでしょう。
空気が重くて気持ち悪いもの😭
匂いがキツイ。
何故あれだけは席で吸える率高いのかがわからない🤔
また電磁波的な意味でもおそらく紙よりもよろしくない気がする。
紙タバコよりも匂いが少ない電子タバコですが、人によっては電子タバコから発生するリキッドの匂いが気持ち悪いと感じることもあるでしょう。
電子タバコはリキッドに配合された香料由来の匂いが生じるため、独特な匂いを気持ち悪いと感じる人も居ます。
香料が配合されていることから、X(旧:Twitter)では柔軟剤を温めているようで、空気が重たくてキツいといったポスト(旧:ツイート)も見られました。
部屋に残っている電子タバコの気持ち悪い匂いを消す方法10選
電子タバコを部屋で吸ってもバレにくいですが、人によっては電子タバコの匂いが気持ち悪いと感じてしまうことがあるため、吸った後は匂いを消しておくことをおすすめします。
自宅に家族や友人・知人が来た際など、その中に電子タバコの匂いが苦手な人が居ると、気分を悪くさせてしまう可能性があります。
ここでは、部屋に残った電子タバコの匂いを消す方法についてご紹介するので、参考にしてみてください。
- 換気扇をつける
- 空気清浄機を使う
- 窓を全開にする
- 扇風機を使う
- オゾン脱臭機を使う
- 消臭スプレーを吹く
- 消臭ポットを置く
- コーヒー豆の残りかすを置く
- 濡れタオルを振り回す
- 壁をアルコールで拭く
方法①:換気扇をつける
電子タバコの気持ち悪い匂いを消す方法の1つ目は、換気扇をつけることです。
もし電子タバコを吸った部屋に換気扇がある場合は、換気扇をつけて室内の空気を循環させることで、電子タバコから出た匂いを部屋に残さないようにすることも可能です。
換気扇の中には空気清浄機能が付いた高機能製品もあるので、匂いが気になる方はハイスペックな換気扇に替えることも検討してみてください。
方法②:空気清浄機を使う
電子タバコの匂いを消すために、空気清浄機を利用する方法もおすすめできます。
部屋の中に電子タバコの煙が留まると、気持ち悪い匂いが残ってしまいますが、空気清浄機を使うことによって消臭効果も期待できます。
空気清浄機にはイオンを発生させて消臭するタイプや、匂いの成分を吸収するタイプなどがあるので、電子タバコを吸った部屋で稼働させてみましょう。
方法③:窓を全開にする
電子タバコを吸った後の気持ち悪い匂いが気になる時は、窓を全開にしましょう。
シンプルな方法ですが、部屋の空気を入れ替えられるので、電子タバコの匂いが部屋に残ることを防げます。
ただしマンションやアパートなどに住んでいる場合などは、電子タバコの匂いが隣人の部屋まで届いてしまうとクレームに繋がる可能性もあるので、換気の際は注意しましょう。
方法④:扇風機を使う
電子タバコの匂い対策としては、扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させることも有効です。
電子タバコを吸った後に匂いが残ってしまうのは、空気が循環されていないことが原因なので、扇風機やサーキュレーターがある場合はスイッチを入れて部屋の空気を循環させましょう。
特に、窓側に向けて風を送ることで部屋に残った匂いがより外に排気されやすくなるので、お困りの方はぜひ試してみてください。
方法⑤:オゾン脱臭機を使う
オゾン脱臭機とは、匂いの成分を分解できるオゾンという物質を発生させる機械のことで、電子タバコから発生する匂いにも効果を発揮します。
芳香剤のように匂いを発生させて消臭するのではなく、分子レベルで匂いの成分を分解するため、部屋に残った気持ち悪い匂いも無臭化できるでしょう。
ただし、オゾンは高濃度になると人体に有害であるため、十分な注意を払って濃度の管理を行う必要があります。
方法⑥:消臭スプレーを吹く
電子タバコを吸った後の匂いを消すために、部屋に消臭スプレーを吹くこともおすすめです。
消臭スプレーは吹きかけることで匂いの成分を分解し、簡単に気持ち悪い匂いを消すことができるため、最も使用する人が多い消臭方法と言えるでしょう。
また、消臭スプレーの中にはタバコの匂いを消すことに特化しているタイプもあるので、タバコの匂いを消したい場合もぜひ利用してみてください。
方法⑦:消臭ポットを置く
消臭ポットを使うことも、電子タバコの匂いを消す方法として有効です。
消臭ポットには種類が複数あり、無香料からシトラスやフローラルなど様々な香りの中から、自分の好みに合ったものを選べるでしょう。
先にご紹介した消臭スプレーと同様に、消臭ポットの中にもタバコの匂いを消すことに特化した商品があるため、タバコの匂いを消したい場合は「タバコ専用」と記載されている商品がおすすめです。
方法⑧:コーヒー豆の残りかすを置く
電子タバコの匂いを消す方法として、コーヒー好きの方であれば、コーヒー豆の残りかすを置いておくことがおすすめです。
コーヒーを淹れた後の残りかすには脱臭効果があるため、電子タバコの匂いを消したい場合にも効果が期待できます。
コーヒー豆を乾燥させた残りかすを小皿などに入れて置いておく使い方もあるので、残りかすがあればぜひ試してみてください。
方法⑨:濡れタオルを振り回す
電子タバコを吸った部屋で濡れタオルを振り回すことも、電子タバコの匂いを消す効果が期待できます。
例えば、消臭スプレーなどが切れてしまった場合などは、一時的な対策として窓を開けて換気しながら濡れタオルを振り回すこともおすすめです。
匂いの成分には水分に溶けやすい性質のものもあるため、濡れタオルを振り回すだけでも気持ち悪い匂いを吸着することができます。
方法⑩:壁をアルコールで拭く
電子タバコを吸うと部屋の壁に成分が付着し、気持ち悪い匂いの原因となることがあります。
そのため、消毒用のアルコールを匂いが気になる箇所に吹きつけて、上から雑巾などで乾拭きすることで匂いの元を消すことができるでしょう。
匂いの成分の中には、アルコールに溶けやすい性質の成分もあるので、汚れと同時に匂いの成分も吸着できます。
部屋以外にも電子タバコの匂いは残る!髪・手・服に付いた匂いを消す方法
電子タバコの匂いは部屋だけでなく、自分自身の髪や手、服にも付着するため、部屋以外からも電子タバコを吸ったことがバレる可能性があります。
せっかく部屋の消臭対策ができても、服などに残った電子タバコの匂いでバレてしまっては意味がないので、自分自身についても対策することが大切です。
ここでは、髪・手・服に付いた電子タバコの匂いを消す方法についてそれぞれ解説するので、参考にしてみてください。
髪に付いた匂いを消す方法3選
電子タバコを吸っている間に髪の毛は水蒸気を浴び続けるので、電子タバコの匂いは特に髪の毛に付着する可能性が高いと考えられます。
そこで、他の箇所よりも匂いが付着しやすい髪に付着した匂いを消す方法として、以下の3つがおすすめです。
- ドライヤー
- シャンプー
- ヘアフレグランス
いずれの方法も、髪の毛に付着した匂いの成分を軽減することで消臭に繋がるため、試してみてください。
手に付いた匂いを消す方法3選
電子タバコを吸ってる最中は手で持っている必要があるため、電子タバコの匂いは手にも付着します。
手も電子タバコの匂いが付着しやすい部分ですが、手に付いた匂いにまで気を配る人は少ないため、手についた匂いを消す方法として以下の3つの方法をおすすめします。
- ハンドソープ
- メイク落とし
- 消毒用エタノール
これらの方法は時間もかからないので、家や外出先での匂い対策としてぜひ行ってみてください。
服に付いた匂いを消す方法3選
電子タバコの匂いは、服の繊維の奥まで入り込むことで匂いが染み付いてしまう場合もあります。
しかし、服に染みついた匂いは正しい方法で対策することで消せるため、以下の3つ方法のいずれかで服に付いた匂いを消すことができるでしょう。
- 重曹
- クエン酸
- スチーマー
洗濯をする際に重曹やクエン酸を使用することや、スチーマーで高温の蒸気を当てることにより服に付いた匂いを消臭できるので、できる方法から試してみてください。
紙巻きタバコの匂いと電子タバコの匂いはどう違う?匂いの原因を解説
ここまで、電子タバコの気持ち悪い匂いを消す方法として、部屋や体に匂いが付いた際の対策をご紹介してきました。
次に、電子タバコ以上に匂いが強い紙巻きタバコについて、電子タバコの匂いとどのような違いがあるのか、匂いの原因などを解説します。
電子タバコと紙巻きタバコの違いや匂いの原因について気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
紙巻きタバコの匂いは燃焼時に生じる化学物質が原因
紙巻きタバコの匂いは、タバコの煙に含まれている化学物質が原因です。
紙巻きタバコの煙には数千種類の化学物質が含まれており、特にアセトアルデヒドやアンモニアなどの化学物質は匂いの元になる可能性があるため、喫煙の際に燃焼することで悪臭を漂わせます。
そのため喫煙者から吐き出される煙に対しては、ほとんどの人が匂いを不快に感じるでしょう。
紙巻きタバコの匂いは「尿」「生ゴミ」「腐った魚や卵」に例えられる
不快な匂いを発生させる紙巻きタバコですが、尿や生ゴミのほか、腐った魚や卵などの匂いに例えられることもあります。
主な匂いの要因になる化学物質と、匂いの特徴は以下の通りです。
化学物質 | 匂いの特徴 |
---|---|
タール | 脂っぽい匂い |
アンモニア | 尿のような匂い |
酢酸 | 酸っぱい匂い |
アセトアルデヒド | 生臭い、生ゴミのような匂い |
ピリジン | 腐った魚のような匂い |
硫化水素 | 腐った卵のような匂い |
このように化学物質の種類によって匂いの特徴が異なるため、紙巻きタバコの煙は様々な匂いに例えられます。
紙巻きタバコよりは少ないものの加熱式タバコでもタバコ臭は発生する
加熱式タバコにも化学物質が含まれているため、紙巻きタバコよりは少ないですが、同じようにタバコ臭は発生します。
紙巻きタバコほどの目立つ煙は発生しないものの、加熱式タバコの副流煙にはアセトアルデヒドなどの化学物質が含まれており匂いの要因となります。
加熱式タバコなら匂いがしないという訳ではなく、匂いが紙巻きタバコよりも少ないだけなので、喫煙の際には注意しましょう。
電子タバコの匂いはリキッドに添加された香料が原因
電子タバコの匂いは、専用のリキッドに添加されている香料が原因です。
電子タバコは紙巻きタバコや加熱式タバコと違って、匂いの元になる有害物質が含まれている訳ではなく、専用リキッドに香料が添加されています。
そのため、紙巻きタバコや加熱式タバコで例えられていた有害物質の匂いはしませんが、リキッドを熱で蒸発させた時には水蒸気から香料の匂いが漂います。
電子タバコの匂いは香料によって異なるため1つの匂いには例えられない
タバコの葉が使われていない電子タバコからは、タバコ特有の悪臭は発生しません。
しかし、リキッドに添加されている香料によって匂いが発生することがあり、香料次第で匂いが異なるため特定の匂いには例えられません。
フルーツやスイーツ系にミントなどの様々なフレーバーがあり、吸っているフレーバーによって匂いも違うことが電子タバコの特徴と言えます。
電子タバコを部屋で吸ったときにバレる理由・原因と気持ち悪い匂いを消す方法まとめ
この記事では、電子タバコを部屋で吸った時にバレる理由と原因に加えて、気持ち悪い匂いを消す方法についても解説してきました。
電子タバコには、紙巻きタバコや加熱式タバコのように匂いの元となる有害物質は含まれていませんが、電子タバコ専用のリキッドが蒸発することで匂いが発生します。
電子タバコの匂いも部屋に残ることがあり、人によっては気持ち悪い匂いと感じる可能性があるため、この記事でご紹介した匂いを消す方法を参考に、対策してみてください。