シーシャの吸い方はタバコと同じで肺に入れる？吸い方のコツを初心者にも分かり易く解説

皆さんはシーシャにどんなイメージがありますか？「吸い方が難しそう」や「吸うとむせるかも……」という先入観から興味はあっても中々手が出せない方も多いのではないのでしょうか？

結論からいうと、シーシャは吸い方のコツさえ押さえてしまえばむせることなく、初心者でも簡単に美味しく吸うことができます。

本記事ではシーシャをむせることなく美味しく吸うコツやシーシャを吸う際の注意点、シーシャに関する疑問を詳しく解説していくので、是非参考にしてみてください。

【初心者必見】シーシャの吸い方を詳しく解説

シーシャ初心者の方が気になるのは「シーシャの吸い方」ではないでしょうか？喫煙経験はあっても、シーシャの吸い方はよく知らないという方も多いと思います。

結論から言うと、シーシャの吸い方は簡単で、以下の5つのステップを押さえるだけで初心者でも簡単に美味しく吸うことができます。

本項では、初心者にも分かりやすいようにシーシャの吸い方を詳しく解説していくので、是非参考にしてみてください。

ステップ①：ホースにマウスピースを付けて口に咥える

シーシャが運ばれてきたら、まずはホースにマウスピースを付けて口に咥えましょう。マウスピースを付けることで清潔に吸うことができるようになり、煙の吸いごたえも良くなる効果があります。

「マウスピースなんて持ってないよ」という場合でも、基本的にマウスピースはお店側からシーシャとセットで支給されるため持参する必要はないので安心してください。

マウスピースがあれば1台のシーシャをシェアする時でも衛生的に安心して吸うことができます。さらに、吸い口が口にフィットすることで吸いやすくなり、無駄なく煙を吸えるため吸いごたえもグッと良くなります。

ステップ②：深呼吸のように口に煙を含みながら肺へ入れる

シーシャを吸う時は深呼吸するように、1～2秒ほどかけてゆっくり肺に煙を入れるように吸いましょう。シーシャの煙は一気に吸うとむせてしまうことがあるため、急いで吸わず、一度口内に溜めるようにしてください。

喫煙者の場合は、普段タバコを吸うように吸ってしまうと取り込む煙の量が少なくなってしまいシーシャの味が半減してしまいます。タバコを吸うときよりも時間をかけて吸うとシーシャの風味を最大限に楽しめるのでおすすめです。

一気にシーシャの煙を吸ったり、抑えすぎて吸う煙の量が少なかったりするとシーシャの本来の風味は味わえないため、リラックスしながら煙を肺に入れるように意識することがシーシャを吸う時のポイントです。

ステップ③：肺に煙を溜め込まずすぐに吐き出す

シーシャの煙を肺に入れたら肺に煙を溜め込まず、すぐに吐き出しましょう。煙を肺に溜め込む時間が長ければ長いほど、シーシャの煙が薄まってしまい本来の風味が損なわれてしまいます。

シーシャの煙を肺に溜め込むと、肺の中で煙が空気と混ざることで味が薄くなってしまいます。シーシャの持つフレーバーの香りが薄まってしまい、シーシャ本来の香りを味わうことができません。

また、シーシャの煙を肺に長く入れることはむせる原因にも繋がるため「煙を吸った後は、すぐに吐き出す」ことが大切です。特に、喫煙者は煙をしっかりと肺に入れる癖がついているので、ステップ③の内容は要チェックです。

ステップ④：口を大きく開けて煙をゆっくり吐いて香りを楽しむ

シーシャの煙を吐く時のポイントは斜め上を向いて、口を大きく開いてゆっくりと煙を吐き出すことです。煙が目の前で広がるように吐くことでシーシャの香りを存分に楽しむことができます。

タバコのように煙を強く吐き出してしまうと、シーシャの煙と香りが遠くに逃げてしまいます。一気に煙を吐くことはむせる原因でもあるので、舌で押し出すようにして煙を吐くことはシーシャを楽しむ上で最も重要なポイントです。

シーシャは香りを楽しむだけでなく、吐いた煙を目で見て楽しむという要素もあります。煙をゆっくりと吐き出してシーシャの魅力を最大限に感じてみてください。

ステップ⑤：②～④を3回ほど繰り返したら少し休憩を挟むようにする

シーシャの煙を吸って吐き出す工程を3回ほど繰り返したら少し休憩をとるようにしましょう。シーシャを休まず吸い続けていると気分が悪くなったり、喉を傷めてしまったりする恐れがあります。

シーシャは別名「水タバコ」とも呼ばれており、吸い方や形が異なるもののタバコの一種です。そのため、シーシャも吸い続けていればタバコと同じような気だるさや、喉の痛みを感じるようになります。

シーシャを吸っている最中に気分が悪くなってしまっては楽しい気分も台無しになってしまいます。途中で軽食を食べたり、会話を楽しんだりと休憩を挟みながら、シーシャタイムを楽しんでください！

シーシャのむせない吸い方のコツを3点ご紹介

シーシャを吸ってむせるのは初心者だけではありません。シーシャをよく吸っている方でもむせることは多々あります。しかし、シーシャを吸ってむせるのはできるだけ避けたいですよね。

結論から言うと、本項でご紹介するシーシャのむせない吸い方のコツ3点を押さえれば、シーシャを吸ってむせることは少なくなります。

シーシャをむせることなく吸える3つのコツをマスターして、楽しくかっこよくシーシャを吸いましょう！

コツ①：一気に大量の煙を吸い込まないようにする

シーシャのむせない吸い方のコツ1つ目は、一気に大量の煙を吸い込まないようにすることです。

シーシャを一気に吸うとシーシャの炭に大量の空気が触れることになり、急激に燃焼してしまいます。熱された大量の煙を一気に肺に入れると、身体が拒絶反応を起こしてむせることになります。

シーシャに入っている水は煙をろ過してニコチンなどを薄めるだけでなく、煙の温度を下げる効果もあります。ゆっくりと吸って煙を冷ますことがむせずに美味しくシーシャを楽しむためのコツです。

コツ②：煙を吸ったら息を止めずゆっくり吐く

シーシャのむせない吸い方のコツ2つ目は、煙を吸ったら息を止めずにゆっくりと吐くことです。シーシャは普段よりも大きく呼吸して煙を吸うため、息を止めて大量の煙を肺に長く入れるとむせる原因になります。

また、シーシャの煙をゆっくりと吐く理由は、一気に吐くことで大量の煙が直接喉にあたって体が拒絶反応を起こすことでむせるのを防ぐためです。

煙を肺に長く入れるとむせるだけでなく、シーシャの風味を損なうことにも繋がります。煙をゆっくりと吸ったら、長く肺に入れることなくゆっくりと吐き出してむせることなくシーシャの味や香りを存分に楽しみましょう。

コツ③：2～3回吸ったら少し休憩する

シーシャのむせない吸い方のコツ3つ目は、2～3回吸ったら少し休憩することです。シーシャを吸っていると香りや美味しさから連続して吸いたくなりますが、休憩なしに吸い続けることは控えましょう。

シーシャを休憩なく吸っていると徐々に慣れ始め、一気に大量の煙を吸い込んだり、煙を長く肺に留めたりと無茶な吸い方をしてしまうこともあります。むせるだけでなく、酸欠を引き起こして気分が悪くなる恐れもあります。

シーシャを吸う時はいくら美味しくても2～3回ほど吸ったら少し我慢して、休憩を取りながら無茶せずに吸うことが、むせることなくシーシャを最後まで楽しむコツです。

煙を肺に長く入れない理由は香りのため？シーシャを美味しく吸う方法をご紹介

シーシャを吸って「美味しい」と感じる理由はシーシャのフレーバーの香りの高さにあります。シーシャを美味しく吸いたければシーシャ本来の香りを余すことなく味わい尽くす必要があります。

結論から言うと、シーシャを美味しく吸う方法は煙を吸う時間や強さを調節することと煙を長く肺に入れないことの2点です。

本項では、シーシャの煙を長く肺に入れない理由と合わせて、シーシャの美味しさを最大限に引き出す方法をご紹介していくので、是非参考にしてみてください。

方法①：吸う時間と強さを調整する

シーシャの味を引き出す上で重要なのは、シーシャを吸う時の「時間と強さ」です。吸う時間は「1～2秒」吸う強さは「リラックスのための深呼吸」くらいと言うと分かりやすいのではないでしょうか？

シーシャを吸う時間が長いと、煙を肺に溜め込む時間が伸びてしまいます。また、短いと煙を充分に吸い込むことができず、香りの濃度が下がってしまいます。緩急を付けず深呼吸程度の時間を意識することが大切です。

また、シーシャを強く吸い込むと、シーシャの炭が一気に燃焼して香りが焦げ臭くなります。逆に、シーシャの吸い込み方が弱くても充分な量の煙を吸い込めず香りを楽しめません。ゆっくりと程よい強さの呼吸を心がけましょう。

方法②：香りを薄めないためすぐに煙を吐き出す

シーシャは吐く時の煙の香りを楽しむものであるため、煙を薄めずまろやかにして吐き出すことが重要となります。しかし、難しいことを考える必要はなく、基本に忠実な吸い方を心がけるだけで香りを高めることができます。

シーシャの煙を長く肺に入れない理由は、肺の中で空気と混ざることでシーシャの香りや味が薄くなってしまうからです。吐き出す時の煙が薄まるとモワッとした濃い煙も楽しめなくなってしまいます。

シーシャは香りはもちろんですが、広がる煙や「ボコボコ」と鳴る水の音など五感で楽しむ一面もあります。「煙を肺に入れたらダメ」というわけではありませんが、肺に入れる時間を最小限に留めることでシーシャの美味しさをより楽しむことが可能です。

シーシャを吸っている時に気分が悪くなったらやばい？いざという時の対処法3つをご紹介

シーシャ初心者はシーシャの吸い方に慣れていないこともあり、シーシャを吸っていると気分が悪くなることが稀にあります。初めてのシーシャでも「気持ち悪い！やばいかも……」と焦ることがないように対処法を知っておきたい方も多いと思います。

結論から言うと、シーシャを吸っていて気持ち悪くなる原因は酸欠が多く、深呼吸をしたり、楽な体勢になったりすることで気持ち悪さを治すことが可能です。

ここからは「シーシャを吸っていたら気分が悪くなってやばい……」という時の対処法3つをご紹介していくので、是非参考にしてみてください。

対処法①：換気をしながら深呼吸して酸素を体内に摂り込む

シーシャを吸っていて気分が悪くなる方は酸欠状態に陥っている可能性があります。酸欠を解消するために吸うのをやめ、深呼吸して多くの酸素を身体の中に取り込みましょう。

また、シーシャ屋さんの換気が行き届いていない場合もあるため、店員さんに相談して換気扇を動かしてもらったり、換気扇の近くに席移動できるかどうか確認したりして新鮮な空気を身体に取り込むことが必要です。

満席で換気扇の近くに移動できない場合は一度、店舗の外に出て深呼吸をし、気分が回復するのを待ってからシーシャを吸うようにしましょう。

対処法②：楽な姿勢・格好になって血の巡りを良くする

深呼吸をしても気分が回復しない場合は、同じ姿勢を取り続けて血の巡りが悪くなっている可能性があります。楽な姿勢に変えて血液を循環させましょう。

シーシャを提供しているお店はバーのようなスタイルのお店が多いため、カウンターの前で同じ姿勢のまま1,2時間吸っている場合が多いです。ソファ席などがあれば移動できるか店員さんに確認するのもいいかもしれません。

また、締め付けの強い服や厚着をしている場合は、服が原因で血の巡りが悪くなっている恐れもあります。ボタンを緩めたり、上着を脱いだりして締め付けの少ない格好でリラックスすることを心がけると気分回復に繋がるのでおすすめです。

対処法③：水を飲んで糖分補給になる物を食べる

シーシャによる気分の悪化は酸欠の他に、空腹や水分不足があります。胃に何も入っていない状態でシーシャを吸うと気分が悪くなることがあるため、吸う前や間に軽い軽食を挟むと気分の悪化を防ぐことができます。

また、水分補給によっても酸素を身体に取り込むことができるので、気分が悪くなった時は水を注文して飲むようにしましょう。アルコール類を飲むと体調不良が悪化する可能性があるので注意が必要です。

さらに酸欠状態の時は、低血糖のような状態になっていることもあります。軽食を取る時は甘いものなどの糖分補給になるものを選ぶと酸欠を未然に防ぐことができるため大変おすすめです。

肺に水が溜まる？シーシャの有害性などを解説

シーシャをあまり知らない方だと中には、シーシャの中に管の入った水が見えることから煙と一緒に水を吸っていると肺に水が溜まると勘違いし、煙を肺に入れたらダメと考えている方もいるのではないでしょうか？

結論から言うと、シーシャを吸って肺に水が溜まることはありません。しかし、タバコの一種なのでニコチンやタールなどの有害物質は含まれており、決して人体に良い影響を与えるものではありません。

本項では、皆さんが安心してシーシャを吸えるように、シーシャの偏見や悪印象の噂を解消していきたいと思います。

シーシャを吸っても肺に水が溜まることはない

シーシャは水の入っている容器からホースを通して煙を吸うため、ぱっと見「水を吸っているの？」と勘違いしてしまいます。しかし、シーシャを吸っていても水を吸い込んでしまうことは決してありません。

シーシャの煙は一度、水を通すことにはなりますが、吸い口となるホースの先は水に接しておらず、煙を吸う際に水が流れ込むことはありません。その管を通して煙をろ過して吸うため、水を吸うことは物理的に不可能です。

また、水は気体に溶け込むことができず、水蒸気は体外に排出されます。水を飲む時も水と空気は別々に流れていくので、シーシャを吸って肺に水が溜まるという情報は誤りと言えます。

シーシャもタバコと同じく有害物質は含まれている

シーシャは水タバコとも呼ばれていて、形状や吸い方は特殊ですがタバコの一種です。もちろんシーシャにもタバコと同じようにニコチンやタール、その他有害物質が含まれており人体に有害な嗜好品です。

タバコの有害物質は煙に乗って身体の中に入り込みます。一般のタバコはフィルターを通しますが、シーシャは水を通して煙をろ過するため、ろ過の効率が高く摂取する有害物質の量はタバコと比べてかなり低くなります。

しかし、いくら煙をろ過していると言っても有害物質が身体に入り込むことは事実なので、シーシャにもニコチン依存になることやガンになるリスクはあります。用法・用量を守ってシーシャを楽しみましょう。

【番外編】シーシャをカッコよく吸おう！シーシャトリック3選

ここからは番外編です！皆さんはシーシャの煙を使ったカッコいいトリックがあることをご存知でしょうか？YouTubなどでシーシャトリックを見たことがある方はどのようなものがあるか想像がつくかもしれません。

シーシャトリックには様々な種類がありどれも難しそうに見えますが、今回は中でも簡単な初心者向けのものから少し上級者向けのトリックまで、それぞれトリックのやり方ご紹介していきます。

以下にこれから紹介するトリックを難易度順でまとめました。これができればあなたもシーシャマスターです！ぜひカッコよく技を決めてシーシャタイムをより楽しみましょう。

【難易度★☆☆：リング】定番トリック！煙の輪っかを作ってみよう

喫煙者を見ているとタバコの煙で輪っかを作って遊んでいる人を稀に見かけますが、もちろんシーシャでも可能です。むしろシーシャの方が煙が濃くタバコよりも綺麗に輪っかを作ることができます。

まず深呼吸のようにたっぷりシーシャの煙を吸い込みましょう。そして唇を尖らせて「お」の形に口を大きく丸く開き、最後に口の形を固定したまま「オッ」と言うように煙を吐き出すと綺麗な煙のリングが出てきます。

煙を吐き出す時の口の開き具合で輪っかの作り易さや大きさが変わります。自分の1番やりやすい口の形を調整しながらシーシャで煙の輪っかを作ってみましょう。

【難易度★★☆：ドラゴン】インパクトNo.1！炎吐くドラゴンになれるかも

お次は少し難易度を上げてドラゴンにトライしてみましょう。ドラゴンは口と鼻を両方使って豪快に煙を吐き出す技です。ドラゴンが成功するとXのような形で煙が出てきて文字通り翼を広げた龍のような見た目になります。

まずはリングと同じように煙を吸い込んだら、唇を「い」の字にしてください。そして唇の真ん中だけを閉じて口の両端から空気が出るような形にします。最後に口と鼻から同時に煙を吐き出すと綺麗なドラゴンができます。

また、煙を吐き出す際、鼻も大きく開くとより豪快に大きなドラゴンを作れますが、口と鼻から同時に煙を吐き出すのが難しい時は、まず片方ずつ吐き出す練習をしてからトライしてみましょう。

【難易度★★★：竜巻】上級者向け！煙もテンションも滝登り

さて、最後にご紹介する大技が「竜巻」です。竜巻は別名トルネードとも呼ばれており、机と煙を使ったシーシャトリックとなっていて、成功すると吐いた煙が机から天井の方へと竜巻のように螺旋を描きながら上昇していく難易度の高い技です。

まず煙をたっぷり吸い込んだら、煙を机に対して平行に垂れ流すようにゆっくりと吐きます。机の上に煙がA4サイズくらい溜まったら、煙を掬い上げるように勢いよく持ち上げます。すると綺麗な竜巻が出来上がります。

竜巻はお店の空調などで煙が広がってしまうと中々成功しにくいトリックです。まずはお店の方と仲良くなって、店員さんに教えてもらいながら挑戦してみることをおすすめします。

【初心者必見】シーシャの吸い方はタバコと同じで肺に入れていい？吸い方のコツを解説まとめ

本記事では、シーシャの吸い方からむせない吸い方のコツをご紹介してきました。コツとしては一気に大量の煙を吸い込まないようにするのがポイントです。

そして徐々に慣れてきたら吸う強さや時間を調整してみましょう。しかしシーシャもタバコと同じく有害物質を含んでいるので、無理な吸い方には注意が必要です。

シーシャは自分好みのフレーバーにブレンドしたりと幅広く楽しめる趣向品です。ぜひ素敵なシーシャタイムを是非過ごしてください。