加熱式タバコの「IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)」は利便性に優れていますが、健康被害の有無やタール・ニコチンの含有量などが気になるところです。
結論から言うと、アイコスイルマワンは使用時に副流煙の代わりに有害なエアロゾルが発生しており、タールやニコチンも含まれるため、紙巻きタバコと同様の健康被害があります。
本記事では、アイコスイルマワンの体に悪い有害成分について実際のデータを用いて紙巻きタバコと比較を行いますので、ぜひ最後まで参考にしてみてください。
目次
- 1 IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)の煙には有害な「エアロゾル」が発生している
- 2 健康を意識するならタバコに近い【ドクターベイプモデル2】が優秀
- 3 IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)による具体的な健康被害を解説
- 4 IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)のニコチン量の計測データを紹介
- 5 IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)のタール量の計測データを紹介
- 6 IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)は有害成分の摂取リスクが大幅にダウン
- 7 IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)の健康被害のリスクやタール・ニコチン・その他有害成分量まとめ
IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)の煙には有害な「エアロゾル」が発生している
結論を言うと、IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)の煙には、ニコチンやその他有害物質を含む「エアロゾル」が発生しているため、安全性が高いとは言えません。
空気中に気体または個体の微粒子が浮遊している状態のこと。
IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)を含む「加熱式タバコ」はタバコ葉を燃焼させないため、紙巻きタバコよりも有害性や健康被害のリスクが少ないと言われています。
しかし、最近の研究では加熱式タバコの喫煙時に発生するエアロゾルの有害性が問題視されており「加熱式タバコ=有害性が低い」という図式は崩れつつあります。
アイコスイルマワンでは「スマートコアインダクションシステム」などが採用されており、技術の進歩によって空気がクリアに保たれているように見えますが、タール・ニコチンを始めとした有害成分の完全除去までは辿り着いていません。
アイコスイルマワンの煙には副流煙のリスクもある
アイコスイルマワンの煙には、副流煙のリスクもあるため、自分だけではなく周囲の健康被害も懸念されています。
紙巻きタバコの場合は、煙の発生が視覚的にも分かりやすいため有害成分の存在や健康被害のリスクが比較的認知しやすいです。
しかし、アイコスイルマのエアロゾルの場合は、一見煙が発生していないように見えるため、知らぬ間に体に悪い成分を取り込んでしまう危険性があります。
アイコスイルマワンから発せられるエアロゾルにはタールも含まれている
アイコスイルマワンなどの加熱式タバコは、タバコ葉を燃焼させないため「ニコチンは含まれているがタールは含まれていない」という認識の人が多いのではないでしょうか。
しかし、最近の研究では加熱式タバコからもタールが発生しているという結果が出ており、アイコスイルマワンも紙巻きタバコと同様にタール・ニコチンの両方を摂取する喫煙アイテムと言われています。
つまり、加熱式タバコに乗り換えたからといってタールの存在を度外視できず「タールによる健康被害のリスク」の両方のリスクを視野に入れる必要があると言えます。
アイコスイルマワンの害は紙巻きタバコと同様と考えられる
アイコスイルマワンから発せられるエアロゾルには、紙巻きタバコと同様の有害性や健康被害のリスクがあると考えられます。
というのも、タバコの害は有害物質の量ではなく喫煙歴や喫煙本数が影響するため、アイコスイルマワンと紙巻タバコの体の悪さに大差はないと言えるからです。
かつてフィルター付きの紙巻きタバコが発売された時「タール・ニコチンの摂取量が少なくなるので健康被害も少ない」と言われていましたが、数十年の研究を経て、タバコの健康被害リスクは喫煙本数や喫煙歴が大きく関係することが立証されています。
そのため、健康を意識するのであれば喫煙本数を減らしたり、ニコチン・タールを含まないタバコ代わりの嗜好品をうまく活用するのが重要です。
健康を意識するならタバコに近い【ドクターベイプモデル2】が優秀
健康のリスクを可能な限り減らして喫煙したいとお考えなら、高出力の内臓バッテリーにより大量の水蒸気で「吸った感」が味わえるドクターベイプモデル2が優秀です。
ドクターベイプモデル2は、ニコチンゼロ・タールゼロ・臭いゼロというクリーンな電子タバコでありながら、健康と減煙を実現するために役立ちます。
今なら本体が実質100円で定価の62%OFFで試せるため、健康的に喫煙を楽しみたい方は一度チェックしてみてください。
IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)による具体的な健康被害を解説
IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)の有害性について理解したところで、実際にどのような健康被害があるのかも確認しておきましょう。
紙巻きタバコと比較すると有害成分などの研究データがまだまだ少ない加熱式タバコですが、ニコチン・タールなどの体に悪い成分による健康被害は確実に存在します。
ここからは、アイコスイルマワンを使用し続けることで起こり得る健康被害にフォーカスを当てて、具体的な症状を2つ紹介していきますのでアイコスイルマワンの有害性と併せて頭に入れておきましょう。
アイコスイルマワンによる具体的な健康被害①:ニコチン依存症
アイコスイルマワンを使用し続けることによって引き起こされる健康被害の1つ目は「ニコチン依存症」です。
ニコチン依存症とは血中のニコチン濃度が一定以下に下がることによって強い不快感を感じる症状で、タバコに依存して止められなくなる一番の原因と言えます。
アイコスイルマワンで使用するたばこスティックにもニコチンは含まれていますので、紙巻きタバコと同等のニコチン依存症リスクがあると言って良いでしょう。
ニコチンには血管を収縮させる作用があるので、血行が悪くなることによって起こる心筋梗塞や脳梗塞といった成人病のリスクも上昇させてしまうため、タバコの依存症だけに留まらない危険性を秘めています。
アイコスイルマワンによる具体的な健康被害②:発がん性物質による被害
アイコスイルマワンを使用し続けることによって引き起こされる健康被害の2つ目は「発がん性物質」による被害です。
アイコスイルマワンの喫煙時に発生するエアロゾルには、紙巻きタバコの副流煙に含まれる「アセトアルデヒド」や「ベンゾ[a]ピレン」といった体に悪い発がん性物質が含まれているため、がんのリスクは確実に上がるでしょう。
これらの有害成分は紙巻きタバコより含有量が少ないとされていますが、長期間吸い続けることで健康被害のリスクは上がるので「紙巻きタバコより健康被害のリスクが低い」とは言い切れません。
また、ニコチンの摂取によって「ニトロソアミン」という発がん性のある成分も発生しますので、がんによる健康被害を考える際にはニコチンにも注意が必要です。
アイコスイルマワンと紙巻きタバコの健康被害のリスクは同程度
アイコスイルマワンの喫煙時に発生するエアロゾルにはニコチン・タールを始めとして、アセトアルデヒドなどの発がん性物質も含まれているため、危惧される健康被害については紙巻きタバコと同程度と考えて良いでしょう。
健康を考えて紙巻きタバコから加熱式タバコに移行する人も居ますが、体に悪い成分を取り入れていることには変わりありませんので、健康被害を避けたいなら禁煙することをおすすめします。
またアイコスイルマワンから発せられるエアロゾルは周囲にも影響を与えるため、喫煙マナーはしっかりと守り、特に妊娠中の女性や赤ちゃん・子どもの近くでは吸わないように心掛けましょう。
IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)のニコチン量の計測データを紹介
IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)のたばこスティックに含まれるニコチン・タールの量がどのくらいなのか気になっている人は多いでしょう。
加熱式タバコのニコチン量・タール量については明確な計測方法が確立していないため、紙巻きタバコのようにタール○mg・ニコチン○mgといった表記はありません。
しかし、タバコの銘柄を決める際にニコチン・タール値を決め手としている人も多いかと思いますので、ここからはアイコスイルマワンや専用たばこスティックのニコチン・タール値の計測データを紹介していきます。
これからアイコスイルマワンを買おうと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
アイコスイルマワンのニコチン量計測データ①:リルハイブリッド・紙巻きタバコとの比較
まずは、アイコスイルマワンの製造メーカーであるPMJ社が発表している研究データを見てみましょう。
最新型の加熱式タバコ「アイコスイルマワン」、タバコ・リキッドの良さを取り入れたハイブリッド型加熱式タバコ「リルハイブリッド」、そしてベーシックな「紙巻きタバコ」の3つのニコチン量の比較データは下記の通りです。
成分 | アイコスイルマ | リルハイブリット | 紙巻きタバコ(試験用) |
---|---|---|---|
グリセリン(mg) | 3.87 ± 0.124 | 9.39 ± 0.98 | 2.42 ± 0.14 |
ニコチン(mg) | 1.07 ± 0.0168 | 0.518 ± 0.038 | 1.89 ± 0.16 |
アイコスイルマには1.07mgのニコチンが含まれており、紙巻きタバコのニコチン量と比較すると約半分程度、リルハイブリッドと比較すると約2倍という比較結果となっています。
たばこスティックの銘柄が公開されていないためどのフレーバーで算出されたニコチン量なのかは不明ですが、少なくとも1mg程度のニコチンを摂取していると考えて良いでしょう。
紙巻きタバコよりは少ないという結果ではありましたが、ニコチンによる有害性や健康被害のリスクは充分に考えられる数値と言えそうです。
アイコスイルマワンのニコチン量計測データ②:専用たばこスティック「テリア」のニコチン量
続いては、アイコスイルマワンを始めとするアイコスイルマシリーズの専用たばこスティック「テリア」のニコチン量を計測したデータです。
TEREA(テリア) | 1本 |
---|---|
ニコチン含有量 | 6mg |
ニコチン浸出量 | 5.9mg |
上記のデータはPMJ社ではなく「日本中毒情報センター」が発表しているもので、こちらでのニコチン量は6mgとされており、PMJ社のデータとは大きく異なる計測結果でした。
この違いに関してはデータの算出に使用したフレーバーが異なる点が考えられ、テリアの銘柄によっては6mg程度のニコチンも摂取可能ということを示しています。
また、日本中毒情報センターの資料によると「マールボロヒートスティックと同等」という記載もありましたので、アイコスイルマシリーズになってニコチン量が減ったということは無いと考えられるでしょう。
アイコスイルマワンのニコチン量計測データ③:専用たばこスティック「センティア」のニコチン量
続いては、アイコスイルマワンで使用できる専用たばこスティック「センティア」のニコチン量ですが、テリアのような詳しい研究データは発見できませんでした。
しかし、センティアはテリアに近い味わいのフレーバーをラインナップしているため、ニコチン量に関しても同程度と考えて良いでしょう。
また、インターネット上では「センティアの方が軽い」「センティアに変えてから吸う本数が増えた」などの意見が見られることから、テリアよりはニコチン量が少ないとも考えられます。
これらの要因からセンティアのニコチン量は1本あたり1~6mg程度と推測でき、テリアより高いということは無さそうです。
IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)のタール量の計測データを紹介
次に、IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)のタール量についての研究データをご紹介します。
ニコチン量に関しては1~6mgという結果でしたが、タールはどの程度含まれているのでしょうか。
「加熱式タバコはタールゼロ」と認識している人も多いと思われますが、最近の研究では加熱式タバコもタールが発生していると言われています。
研究機関が発表している実際のデータを基にアイコスイルマワンや専用たばこスティックのタール値を紹介していきますので、ぜひご覧ください。
アイコスイルマワンのタール量計測データ①:中国の検査機関によるデータ
まずは、中国の検査機関が発表した論文に掲載されていたタール値の測定データを見てみましょう。
こちらはオックスフォード大学の医学誌にも掲載された論文ですので、信頼性は高いと考えられます。
成分 | アイコス | 紙巻きタバコ |
---|---|---|
タール(ISO法) | 7.47mg | 7.98mg |
タール(HCI法) | 16.6mg | 25.5mg |
上記のデータによると、ISO法で計測したタール値は紙巻きタバコと同程度、HCI法で計測したタール値は紙巻きタバコよりも10mg程度低い数値となっています。
計測方法による数値の違いはあるものの、アイコスでの喫煙時にタールが発生していることには間違いないでしょう。
アイコスのデバイス名(アイコス3デュオ・アイコスイルマなど)の記載はありませんでしたが、金属製のプレートを使って加熱するシステム自体は変わっていないため、旧型アイコスもアイコスイルマワンも同様に体に悪いと考えられます。
- 国際規格ISO方式:国際標準化機構(ISO)が定めた測定方式。
- カナダ保健省HCI方式:カナダ保健省が提案した測定方式(ヘルス・カナダ・インテンス法)。
アイコスイルマワンのタール量計測データ②:専用たばこスティック「テリア」のタール量
次に、アイコスイルマワンに使用するたばこスティック「テリア」のタール量についての計測データを見ていきます。
成分(mg) | レギュラー (マールボロ) |
メンソール (マールボロ) |
紙巻きタバコ (高タール) |
紙巻きタバコ (低タール) |
---|---|---|---|---|
タール | 9.8 ± 3.0 | 13.4 ± 2.2 | 25.2 ± 1.5 | 19.2 ± 1.3 |
一酸化炭素 | 0.44 ± 0.04 | 0.43 ± 0.04 | 33.0 ± 1.8 | 29.7 ± 1.7 |
テリアのタール量に関する研究データは発見できなかったため、国立保健医療学院生活環境研究部の論文に記載されているマールボロヒートスティックのタール量を参考に見ていきましょう。
高タール・低タールの紙巻きタバコと比較したデータですが、ヒートスティックのレギュラー・メンソールともにタールの発生が確認されており、レギュラーが9.8mg、メンソールが13.4mgと紙巻きタバコよりは低いタール量となっています。
また、一酸化炭素の量は圧倒的に少なくなっているため、同じ本数を吸うのであれば紙巻きタバコの方が体に悪いと言えそうです。
アイコスイルマワンのタール量計測データ③:専用たばこスティック「センティア」のタール量
アイコスイルマワン用のたばこスティック「センティア」のタール量についても調査しましたが、現時点でセンティアのタール量を示すデータは発見できませんでした。
しかしアイコスのタール量は7.47~16.6mg、マールボロヒートスティックのタール量は9.8~13.4mgというデータがありますので、これらの数値からセンティアのタール量をある程度推測することは可能です。
テリアとセンティアを比較するとセンティアの方が軽い吸いごたえとなっているため、「吸いごたえが軽い=タール量が低い」ということが考えられ、これまで紹介してきたタール量のデータよりも低い数値になると言えるでしょう。
IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)は有害成分の摂取リスクが大幅にダウン
IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)は加熱ブレードを廃止した革新的なデバイスとなっており、これまでのアイコスとは違いブラシやスティックを使用してメンテナンスをする必要もありません。
ホルダー内のヤニ汚れや焦げカスは有害成分を発生させる大きな要因となりますので、アイコスイルマワンは比較的有害成分の摂取リスクが低い加熱式タバコと言えるでしょう。
ここからは、アイコスイルマワンと旧型アイコスの構造の違いのほか、体に悪い有害成分の違いも具体的に数値で比較していきます。
アイコスイルマワンへの乗り換えを考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
アイコスイルマワンは加熱ブレードを搭載していない
アイコスイルマワンを始めとするアイコスイルマシリーズでは、これまでのアイコス本体の必需品とされていた加熱ブレードを搭載していません。
加熱ブレードは紙巻きタバコに近い吸いごたえを実現してくれる画期的なパーツではありましたが、焦げや汚れなどの付着による雑味の発生やメンテナンスの手間がありました。
また、折れたり破損することもあったため、ユーザーにとってはストレスに感じることも多いパーツでもありました。
加熱ブレードの焦げや汚れに関しては体に悪い有害成分の発生源にもなりますので、加熱ブレードを搭載していない点は健康被害を受ける可能性がある成分を大きく減らす革命的な進化だと言えるでしょう。
アイコスイルマワンは専用たばこスティックに金属プレートを搭載
専用たばこスティックの内部に搭載された金属プレートで加熱するシステムを採用していることも、アイコスイルマワンの特徴です。
長く使い続ける加熱ブレードとは異なり毎回新品の金属プレートを使用した喫煙を楽しめるため、有害成分が少ないことはもちろん、クリアでスムースな味わいも魅力と言えるでしょう。
また、マールボロヒートスティックやヒーツとは違ってスティックの先端がシールで塞がれているため、ホルダーの内部にたばこ葉が落ちるリスクも低く使用感は格段に向上しています。
テリア・センティアともに同じ構造で作られていますので、どちらを選んでもホルダーのメンテナンスは必要ありません。
アイコスイルマワンはホルダーが原因で発生する有害成分が激減
アイコスイルマワンを含むアイコスイルマシリーズでは加熱ブレードが廃止されましたが、アイコス3デュオ以前のアイコスには加熱ブレードが搭載されており、定期的なメンテナンスが必要でした。
また、旧型のアイコス用たばこスティックには先端のシールが無かったため、ホルダー内にたばこ葉が蓄積することもありました。
加熱ブレードの汚れやホルダー内に落ちたタバコは有害成分を発生させる大きな要因となりますので、メンテナンスフリーのアイコスイルマシリーズは体に悪い成分の摂取リスクが低いデバイスと言えるでしょう。
アイコスイルマワンと紙巻きタバコの有害成分を数値で比較
アイコスイルマワンの喫煙時に発生する有害成分は多岐にわたり、ニコチン・タール以外にも様々な種類が存在します。
ここでは、タール・ニコチン以外で体に悪いとされている有害成分を計測したデータを紹介します。
成分 | 紙巻きタバコと比較した割合 |
---|---|
アセトアルデヒド | 14.0% |
ホルムアルデヒド | 9.7% |
アクロレイン | 7.3% |
ベンゾ[a]ピレン | 7.0% |
ベンゼン | 0.6% |
1,3-ブタジエン | 0.4% |
一酸化炭素 | 1.6% |
NNK(4-1-3-1-ブタノン) | 2.5% |
NNN(ニトロソノルニコチン) | 5.5% |
上記のデータはアイコスのメーカーであるPMJ社が発表したもので、喫煙に際してこれだけの種類の有害成分が発生していることに驚く人も多いでしょう。
しかしデータの数値は全て紙巻きタバコを100%として算出されており、紙巻きタバコと比較すると有害成分は9割程度抑えられている計算になっています。
両者とも体に悪いことには変わりありませんが、同じ本数を吸う場合はアイコスの方がリスクを抑えられるでしょう。
IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)の健康被害のリスクやタール・ニコチン・その他有害成分量まとめ
IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)を使用することで引き起こされる健康被害のリスクや有害性のほか、タール・ニコチン量やその他の有害成分の量などを分かりやすく解説してきました。
アイコスイルマワンに紙巻きタバコのような副流煙はありませんが、有害成分を含んだエアロゾルが発生するため、紙巻きタバコと同様に喫煙マナーを守り、特に妊娠中の女性や子ども・赤ちゃんの近くでは吸わないように注意しましょう。
また、紙巻きタバコと比較すると有害成分が9割程度抑えられていますが、体に悪い成分を摂取し続けることには変わりありませんので、吸う頻度や本数などにも注意しましょう。