充電の持ちが悪い、ドアが閉まりにくい、傷が付いているなどの故障したとは言い切れないIQOS(アイコス)を交換したいという方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、状況にもよりますが本記事で解説する故障してないのに交換できる方法を試せば、壊れていないアイコスを交換できる可能性があります。
また、アイコスが故障してないのに交換する方法以外にも、注意点や交換する際によくある疑問も解説するので目を通してみてください。
目次
IQOS(アイコス)が故障してないのに交換するための条件を解説
IQOS(アイコス)が故障してないのに交換するためにはどうすればいいか知りたい方もいるのではないでしょうか?
結論から言うと、アイコスの交換保証を利用するための条件は、以下の3つがあります。
- 製品登録してある
- 製品番号が分かっている
- 保証期間内である
本項では、交換保証を利用するために3つの条件を達成しなければいけない理由を詳しく解説するので是非参考にしてみてください。
条件①:製品登録してある
アイコスの交換保証を利用するための条件1つ目は、製品登録がしてあることです。
製品登録すると自損の場合でも1度限り交換可能になります。本記事で解説していく故障してないのに交換する方法では自損による交換を申請することになるので、製品登録は必須です。
製品登録はアイコス公式サイト、アイコスアプリ、アイコス公式LINEなどから製品登録画面にいき、購入日と製品番号を入力すれば完了です。
条件②:製品番号が分かっている
アイコスの交換保証を利用するための条件2つ目は、製品番号が分かっていることです。
製品番号は紛失したアイコスを交換する際に必要です。製品本体に記載されている14桁、あるいは購入時にアイコスが入っていた箱に記載されている12桁の番号をメモして、手元に準備しておきましょう。
パッケージや本体を紛失した場合は、アイコスの製品番号を確認できないので、購入後すぐにメモして、忘れないように保管しておいてください。
条件③:保証期間内である
アイコスの交換保証を利用するための条件3つ目は、保証期間内であることです。
アイコスの保証期間は通常、購入した日から6ヶ月となっていますが、製品を登録すると12ヶ月まで延長されます。保証期間外になると、どのような故障でもアイコスを交換できないので注意が必要です。
また、保証期間外になってしまえば、本記事で解説するアイコスが故障してないのに交換する方法を使えないので、アイコスを交換したい場合は保証期間内かどうかを確認しておきましょう。
アイコスの保証条件を簡単に解説
アイコスが故障してないのに交換するために知っておきたい保証条件には、前項で説明した保証期間以外にも、保証範囲と保証対象があります。
アイコスを交換する際に重要な条件である保証期間・保証範囲・保証対象の内容は以下の通りです。
詳細 | |
---|---|
保証期間 | 6ヶ月~12ヶ月 ※製品登録した場合のみ12ヶ月 |
保証範囲 | 通常の使用の中で生じた不具合 ※製品登録した場合は自損も1度目のみ交換可能 |
保証対象 | ・ホルダー ・ポケットチャージャー ・純正のケーブル ・純正のアダプター ※アイコスイルマアイシリーズは購入時にアダプターが付属していないので対象外 |
次項では、故障していないアイコスを交換できるかもしれない方法を場面別に解説していくので、是非ご覧ください。
IQOS(アイコス)が故障してないのに交換する方法を場面別に解説
前項までは保証を利用するための条件などを解説しましたが、どのように故障してないIQOS(アイコス)を交換するのか知りたい方も多いと思います。
結論から言うと、アイコスのカスタマーセンターに嘘の症状を報告することで交換保証を受ける方法や、自損でも保証してもらえるように製品登録する方法があります。
ただし、故障しているという嘘がバレるとデメリットも発生するので、本項で解説していく内容をしっかり読んだ上で、アイコスが故障してないのに交換する方法を試すようにしてください。
- デバイスが水没した
- デバイスが落下した
- デバイスを紛失した
- デバイスに傷が付いた
- ドアが閉まりにくい
- 充電の持ちが悪くバッテリー交換したい
- オートスタートが作動しない
場面①:デバイスが水没した
アイコスが故障してないのに交換する方法を使える場面1つ目は、デバイスが水没した時です。
水没は自損による故障の代表例です。通常使用による故障の範囲外なので製品登録をしていないと保証の対象になりませんが、製品登録している場合はアフター保証を受けられます。
製品登録していない場合 | 製品登録している場合 | |
---|---|---|
保証範囲 | 通常の使用の中で生じた不具合 ※自損(水没・落下など)は対象外 |
・通常の使用の中で生じた不具合 ・自損による不具合(※1度目のみ交換可能) |
ただし、製品登録をした場合でも自損による交換は1回目のみなので、1度自損で交換したアイコスデバイスは取り扱いに注意しましょう。
場面②:デバイスが落下した
アイコスが故障してないのに交換する方法を使える場面2つ目は、デバイスが落下した時です。
アイコスデバイスを落として故障した場合は自損扱いとなるため保証対象外とされています。しかし、製品登録すると自損による故障でもアフター保証を利用して交換できるようになります。
自損で故障した場合、アフター保証は1度目しか適用されないので、交換してもらったアイコスデバイスは落とさないように気を付けましょう。
場面③:デバイスを紛失した
アイコスが故障してないのに交換する方法を使える場面3つ目は、デバイスを紛失した時です。アイコスを紛失した場合は以下の条件が揃えば、保証による交換が可能です。
- 製品番号が分かる
- 製品登録をしてある
- 保証期間内である
また、製品登録済の場合は、製品番号が不明でも登録状態が確認できれば交換してもらえる可能性があります。1度、カスタマーサービスに連絡した上で「紛失したので製品番号が分からない」と相談してみましょう。
紛失の場合は、故障していると嘘をつく方法もありますが、バレると今後アフター保証などのサービスが受けられなくなるといったデメリットもあるので、まずは正攻法での交換を試しましょう。
場面④:デバイスに傷が付いた
アイコスが故障してないのに交換する方法を使える場面4つ目は、デバイスに傷が付いた時です。交換保証は喫煙機能に問題がないデバイスには適用されないので、傷が付いていても喫煙可能な場合は交換できません。
どうしても交換したい場合は自分で壊して交換してもらうなどの方法もありますが、噓がバレるとペナルティが発生して、今後、交換等のサービスを受けられない可能性があります。
デバイスの傷が気になる方は、アイコス公式オンラインショップや全国のアイコスショップなどで傷を隠せるアクセサリーを購入して傷を目立たなくする方法がおすすめです。
場面⑤:ドアが閉まりにくい
アイコスが故障してないのに交換する方法を使える場面5つ目は、ドアが閉まりにくい時です。アイコスのドアが閉まりにくいだけでは喫煙機能に問題があると言えないので、保証を利用できない場合があります。
自分でアイコスを壊して交換してもらうなどの方法もありますが、嘘がバレると保証が利用できなくなるなどのペナルティが発生する可能性があります。
アイコスはドアが完全に閉まらなくなったら不具合として保証を利用できるので、無理に交換しようとせず、完全に壊れるまで使い続けるのもいいかもしれません。
場面⑥:充電の持ちが悪くバッテリー交換したい
アイコスが故障してないのに交換する方法を使える場面6つ目は、充電の持ちが悪くバッテリー交換したい時です。アイコスを通常使用していても、バッテリーの劣化は保証対象外になる可能性があります。
どうしても交換したい場合は自分で壊して交換してもらう方法もありますが、噓がバレると今後、交換保証などのサポートを受けられない可能性があるので、買い替えを検討してみてください。
また、ホルダーのバッテリーに問題がある場合、ホルダー単品のみを購入する方法もあります。ただし、現在は公式オンラインショップでホルダーの単品販売がないので、タバコ販売店などに在庫がないかを確認してみましょう。
場面⑦:オートスタートが作動しない
アイコスが故障してないのに交換する方法を使える場面7つ目は、オートスタートが作動しない時です。
アイコスは手動で加熱可能なので、オートスタート機能が作動しなくても喫煙に問題はないとされ、製品登録している場合でも交換保証の対象外となります。
「オートスタート機能が使えないと不便だ」という場合は、アイコスをわざと落とすなど、自分で壊して交換してもらう方法もありますが、嘘がバレると今後、交換保証を使えなくなるなどのデメリットが生じます。
手動で加熱することもできるので、交換可能な不具合が出るまで我慢するか、限定色のアイコスが販売されたタイミングなどで買い替えを検討してもいいかもしれません。
壊れてないのにIQOS(アイコス)を交換する際の注意点を解説
ここまで、IQOS(アイコス)が故障してないのに交換する方法を解説してきましたが、実践するにあたって何か注意点はあるのか気になる方もいると思います。
結論から言うと、壊れてないのにアイコスを交換する際は以下の2つに注意しましょう。
- デバイスの返却があるので嘘がバレる可能性あり
- 保証期間外の場合は交換してもらえない
本項では、嘘がバレるとどのようなデメリットがあるのかも含めて詳しく解説していくので、アイコスが壊れていないけど交換したいと考えている方は是非参考にしてみてください。
注意点①:デバイスの返却があるので嘘がバレる可能性あり
壊れてないのにアイコスを交換する際の注意点1つ目は、デバイスの返却があるので嘘がバレる可能性があることです。
アイコスは新しいデバイスと交換する際に、故障したデバイスを返却する必要があり、返却しない場合はブラックリストに登録され、今後、アイコスの保証サービスが利用できない可能性があります。
「少し不便だ」「新しいデバイスになったらいいな」という気持ちは分かりますが、使用しているデバイスの喫煙機能に問題がないうちは我慢して使い続けることをおすすめします。
注意点②:保証期間外の場合は交換してもらえない
壊れてないのにアイコスを交換する際の注意点2つ目は、保証期間外では交換してもらえないことです。
ここまで故障してないのにアイコスを交換する方法を解説してきましたが、保証期間外になれば以下のような、保証で交換可能な故障・保証対象外の故障のどちらであっても交換できません。
保証で交換可能な故障 | 保証対象外の故障 |
---|---|
・通常使用で喫煙できなくなった ・通常使用で充電できなくなった ・充電が終わらないバッテリーの初期不良 ・通常使用でドアが完全に閉まらなくなった |
・デバイスが水没した ・デバイスが落下した ・デバイスを紛失した ・デバイスに傷が付いた ・ドアが閉まりにくい ・充電の持ちが悪い ・オートスタートが作動しない |
アイコスの交換は必ず保証期間内に申し込む必要があるので、保証を利用したい方はアイコスが保証期間内にあるか確認しておきましょう。
IQOS(アイコス)の交換保証を利用する際の問い合わせ先4つをご紹介
IQOS(アイコス)の交換保証を利用する際、どこに交換を申し込めばいいのか知りたい方も多いでしょう。
結論から言うと、アイコス公式サイトの故障診断など、以下の4つからアイコスの交換について問い合わせることができます。
- アイコス公式サイトの故障診断
- アイコス公式LINE
- カスタマーセンター
- 全国のアイコスショップ
本項では、アイコスを交換可能な4つの問い合わせ先を詳しく解説するので、保証を利用して交換したい方は是非参考にしてみてください。
問い合わせ先①:アイコス公式サイトの故障診断
アイコスの交換保証を利用する際の問い合わせ先1つ目は、アイコス公式サイトから行える故障診断です。
アイコス公式サイトの故障診断は以下のような手順で交換手続きが可能です。
- 「故障診断と交換の手続き」から診断を行う
※製品登録は必須 - 故障診断で症状を入力
- 交換可能と判断されれば新品のアイコスが送られてくる
※自宅か店頭のどちらで受け取るかを選択可能 - 故障したアイコスを返送用封筒に入れて送り返す
返送用封筒に故障したアイコスを入れて送り返さなかった場合、今後交換サービスを受けられなくなるので返送し忘れないように気を付けましょう。
問い合わせ先②:アイコス公式LINE
アイコスの交換保証を利用する際の問い合わせ先2つ目は、アイコス公式LINEです。
アイコス公式LINEを用いての交換手続きは以下のような流れです。
- アイコス公式LINEを友達追加する
- 「IQOSサポートにアクセス」から製品診断に進む
- AIとチャット形式で質問に答えていく
- 交換可能と判断されれば新品のアイコスが送られてくる
※自宅か店頭のどちらで受け取るかを選択可能 - 故障したアイコスを返送用封筒に入れて送り返す
同梱していた返送用封筒に故障したアイコスを入れて返送しないと、今後公式からの保証を受けられなくなるので返却を忘れないようにしましょう。
問い合わせ先③:カスタマーセンター
アイコスの交換保証を利用する際の問い合わせ先3つ目は、カスタマーセンターです。
アイコスのカスタマーセンターを利用しての交換手続きは、チャット、メール、電話で行えます。
- チャット、メール、電話(0120-190517)のどれかから連絡する
※チャットと電話のみ午前9時~午後9時まで対応 - 折り返しの連絡があれば症状を伝える
- 交換可能と判断されれば新品のアイコスが送られてくる
※自宅か店頭のどちらで受け取るかを選択可能 - 故障したアイコスを返送用封筒に入れて送り返す
故障したアイコスの返送を忘れると、今後アイコス公式からの交換等のサポートが受けられないので注意しましょう。
問い合わせ先④:全国のアイコスショップ
アイコスの交換保証を利用する際の問い合わせ先4つ目は、全国にあるアイコスショップです。
全国のアイコスショップでの交換手続きは以下のようにして行うことができます。
- 故障したデバイスをアイコスショップに持っていく
- 交換可能であればその場で新しいアイコスを受け取る
- 故障したアイコスをスタッフに渡す
店舗で保証を利用してアイコスを交換する際は、運転免許証などの身分証明書が必要なので準備しておきましょう。
IQOS(アイコス)の交換に関するよくある疑問を解決
本項では保証を利用してIQOS(アイコス)を交換しようとした際によくある疑問を解決していきます。
アイコスの交換に関してよく挙がる疑問は以下の3つです。
- アイコスイルマは販売終了したけど交換できるの?
- 交換してくれない場合は新しく買うしかない?
- アイコスは無償交換?有償なら値段は?
本項を読めば、今までアイコスの保証について疑問に思っていたことが解決するので、是非目を通してみてください。
Q1.アイコスイルマは販売終了したけど交換できるの?
IQOS ILUMA(アイコスイルマ)は販売終了していますが、公式サイトの保証対象に入っているので交換できます。
アイコスイルマが交換可能な保証期間は6ヶ月~12ヶ月で、保証期間が12ヶ月まで延長されるのは製品登録をしている場合だけです。
また、故障したアイコスと同じモデル・カラーに交換でき、アイコスイルマ以外のイルマシリーズも交換可能です。ただし、以下の購入時に付属していたもののみが対象なので注意してください。
アイコスイルマシリーズ交換対象 | |
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アイコスイルマプライム | ・ホルダー ・ポケットチャージャー ・純正アダプター ・純正ケーブル |
アイコスイルマ | ・ホルダー ・ポケットチャージャー ・純正アダプター ・純正ケーブル |
アイコスイルマワン | ・イルマワン本体 ・純正アダプター ・純正ケーブル |
Q2.交換してくれない場合は新しく買うしかない?
保証期間外になってしまったアイコスは保証を使い交換できないので、新しく購入する必要があります。
旧型のアイコスは現在販売されていないため、買い替える場合は最新のIQOS ILUMA i(アイコスイルマアイ)シリーズを購入することになります。
アイコスイルマアイシリーズにはパフ回数が増えるフレックスパフなどの新機能が追加されているので、使用しているデバイスが故障したタイミングで購入を検討してみるのも良いかもしれません。
Q3.アイコスは無償交換?有償なら値段は?
保証期間内のアイコスはカスタマーセンターなどで「交換可能」と判断された場合、送料なしの無償で交換してくれます。ただし、保証期間を過ぎた場合は自身で購入する必要があります。
現在アイコスイルマアイシリーズ以外は販売終了しているので、イルマアイシリーズ以前のアイコスは購入できません。
現行で販売しているアイコスイルマアイシリーズは以下のような値段になるので、参考にしてみてください。
値段(税込) | |
---|---|
アイコスイルマアイワン | 3,980円 |
アイコスイルマアイ | 6,980円 |
アイコスイルマアイプライム | 9,980円 |
故障してないIQOS(アイコス)の交換方法や保証条件を解説まとめ
故障してないIQOS(アイコス)の交換方法を場面別にご紹介し、交換する際の注意点なども解説しました。
交換方法によっては症状の嘘がバレるとペナルティを受ける可能性があるので、交換したいアイコスが保証条件を満たしていない時は、買い替えの検討をおすすめします。
故障してないのに交換したい場合は、自身の交換しようとしているアイコスが保証期間内にあるかを最初に確認しておきましょう。