IQOS(アイコス)対応のニコチンゼロスティックを検討している人の中には「アイコスのニコチンゼロが体に悪いってホント?」「ニコチンゼロにしても意味ないの?」と考える人もいるでしょう。
本記事では、アイコス対応ノンニコチン銘柄から出る有害物質や安全性など、気になる情報を徹底解説していきます。
内容を参考に、アイコス対応ニコチンゼロスティックが自分に合った商品かを判断してみてください。
目次
ニコチンゼロスティックのメリット
アイコス対応のニコチンゼロスティックは、タバコ葉を使用しておらずニコチンを含有していないため、通常のタバコに比べて健康への影響は少ないといわれています。
本項では、ニコチンゼロスティックのメリットや安全性に関する特徴を具体的に示していきます。
ニコチンゼロスティックの利点をしっかり理解して、気になる人は購入を検討してみてください。
タバコ葉の代わりに茶葉を使用
ニコチンゼロスティックにはタバコ葉ではなく茶葉が使用されており、タバコ葉の加熱や燃焼によって発生するニコチンが含まれていません。
茶葉は天然素材のため加工しやすく、通常のタバコのような燃焼感や香りを楽しめるため、ニコチン入りタバコに近い味わいが再現されています。
茶葉の燃焼・加熱であれば健康への害は少ないほか、通常のタバコよりも税金が少なく安い金額で購入できます。
そのため、体調やお金に気を使いたいと考えている人に、ニコチンゼロスティックはおすすめな選択肢でしょう。
ニコチンを含有していない
タバコ葉を使用していないニコチンゼロスティックは、ニコチンの影響で起こる血圧上昇・動脈硬化・肺の炎症・歯周病といったデメリットを克服しています。
ニコチンは肌のビタミンCも破壊してしまうため、見た目の老化を気にする人にもニコチンの有無は重要なポイントです。
また、ニコチンには依存性が見られるため、長い目で見るとノンチコチンとのタバコに対する依存度は大きく異なるという研究結果が出ています。
ニコチンゼロスティックには依存性がある内容成分は含まれていないため、禁煙や減煙にも効果があるとされています。
ニコチンゼロスティックに有害物質は含まれている?
ニコチンゼロスティックは、ニコチンが含まれていないだけあって健康への影響は少ないと考えられますが、その他の有害物質に関しては気になる人も多いのではないでしょうか。
本項では、ニコチンゼロスティックから発生するとされる有害物質やそれによる健康への影響を解説していきます。
デメリットや注意点も同時に理解しておき、購入を検討する判断材料にしてください。
研究センターで成分分析がされている銘柄もある
ニコチンゼロスティックの流行に伴い、内部に含まれる成分を研究した論文が発表されています。
厚生労働省の主導によって複数の大学教授が連盟で作業を行っており、特にニコチンゼロスティックのシェアも多いアイコスでの研究が行われました。
実験対象としてマウスを用いて、スティックから出る煙を吸い続けると、多少ではありますが体内のストレス反応などに違いが見られる結果となっています。
ニコチンゼロスティックのリスクが完全に解明されたわけではありませんが、全くのノーリスクでは無い点は把握しておきましょう。
微量の有害物質が含まれている銘柄もある
ニコチンゼロスティックに含まれている有害物質としては、鉛とカドミウムが挙げられます。
実際に「ニコレス」という銘柄を用いた検査が行われており、鉛は0.17ppmでカドミウムは0.16ppmと、含有量自体は農産物や食品に含まれるレベルと同等と直接的に大きな影響が無いような微量しか検出されていません。
日本人の場合は米からカドミウムが体に入るケースが多いですが、多少の摂取であれば問題ないため、リスクとして認識するほどではないでしょう。
タールが発生するという研究結果も出ている
ニコチンゼロスティックでも、茶葉の加熱によってタールが発生するため、呼吸器系や口腔内に対する一定のリスクがある点は理解しておきましょう。
排出されるタールの量は細かく解明されている訳ではなく、専門家によって意見も異なりますが、紙巻きタバコなどと同量程度のタールが排出されるとの声もあり、まだ不明な点も多くあります。
今後の研究によって注意すべきリスクが明らかになっていくはずですが、ニコチンゼロスティックが完全に無害ではない点は把握しておく必要があります。
ニコチンゼロスティックとタバコの健康への影響
ニコチンゼロスティックへの切り替えを検討している人にとっては、加熱式タバコや紙巻きタバコとの健康へのリスクを比較するのは非常に重要です。
本項では、各種タバコが持つ健康への影響やリスクを詳しく解説し、最適な選択を取れる判断材料を提供していきます。
健康リスクを理解したうえで、自分に合ったタバコを選択してください。
ニコチンゼロスティックの健康への影響
ニコチンゼロスティックは、ニコチンによる疾病リスクは避けられますが、通常のタバコと同じくタールが含まれてしまうため、呼吸器系への影響は少なからず存在します。
鉛やカドミウムといった有害物質も少量ながら含まれていますが、健康への影響はほとんど無いと考えられる量です。
また、比較的歴史が浅いニコチンゼロスティックですが、使用によって「肺が痛い」などといった健康被害は報告されておらず、一定の安全性は担保されていると考えられるでしょう。
加熱式タバコの健康への影響
1本あたりの吸う回数や吸う深さによっても異なりますが、アイコスなどの加熱式タバコは紙巻きタバコと同量程度のニコチンやタールが含まれているといわれています。
そのため、各成分による健康への影響も従来の紙巻きタバコと基本的に同じですが、ベンゼンやホルムアルデヒド、ニトロソアミンなどの有害物質は少ないのが特徴です。
ただし、加熱式タバコは紙巻きタバコよりも甘めなので吸う本数が増える傾向にあるため、吸いすぎによる体調不良には注意が必要です。
紙タバコの健康への影響
紙巻きタバコは通常の加熱式タバコやニコチンゼロスティックに比べると最も有害物質が多いとされており、体への悪影響も大きいといわれています。
紙巻きタバコではタバコ葉を燃焼させるため、ただ加熱するだけのアイコスなどに比べて発生する有害物質の数も量も多くなってしまいます。
さらに、紙巻きタバコは副流煙も発生するため、周りにいる人への健康被害や特有の臭いによる悪影響も考慮する必要があるでしょう。
多くの観点から、喫煙の満足感を得ながら健康を維持したい人はノンニコチンスティックがおすすめです。
ニコチンゼロスティックの禁煙・減煙に対する効果
ニコチンゼロスティックの購入を検討している人の中には、禁煙や減煙を目指している人も多いでしょう。
本項では、ニコチンゼロスティックの禁煙効果や禁煙の際に見られる副作用に関して解説していきます。
ニコチンゼロスティックがもたらす禁煙に対する効果をより深く知っておくと、うまくタバコをやめられる可能性が高まります。
ニコチンゼロスティックは禁煙効果あり
加熱式や紙巻きタバコまででは無いものの、キック感や満足感を得られるニコチンゼロスティックも多く、一定の禁煙効果が認められています。
タバコに含まれるニコチンは依存性を持っており、摂取をやめると3日間をピークに離脱症状が発生しますが、それ以降は徐々にニコチンがなくても生活できるようになるため、比較的簡単に本数を減らせるでしょう。
もちろん禁煙外来などによる処置が最も高い効果を発揮しますが、受診料などを節約して禁煙したい人には、ニコチンゼロスティックは非常におすすめです。
副作用は報告されていない
ニコチンゼロスティックによってニコチンの摂取が途切れると離脱症状が発生しますが、スティック自体の副作用は報告されていません。
食品にも含まれるレベルの微量の有害物質は含まれていますが、ただちに健康への影響があるわけではないので、気にしすぎは良くないでしょう。
ただし、ニコチンがなくても吸いすぎによる吐き気や体調不良は誰にでも起こりうるリスクなので、吸う本数を一気に増やさないようにしてください。
IQOS(アイコス)で使用できるおすすめニコチンゼロスティック3選
ニコチンゼロスティックのメリットや特徴に関して把握したところで、実際のおすすめ銘柄が気になる人は多いのではないでしょうか。
本項では、IQOS(アイコス)で使用できるおすすめのニコチンゼロスティック3選を、性能やメリットを含めて詳しく解説していきます。
内容を参考に、自分に合う禁煙・減煙に向けたベストパートナーを見つけましょう。
1.ニコレスニル
ニコレスニルは、ニコレスの後継品として2024年9月に販売されたニコチンゼロスティックで、煙量とユーザー評価ともに30%の改善を果たしたおすすめ銘柄です。
フィルターに内蔵されているブーストカプセルを潰せば、フレーバーの味が強く押し出されるため、ニコチンなしでも高い満足感を得られます。
レギュラー2種類・メンソール2種類と計4種類のフレーバーが用意されており、どれも高いユーザー評価を得ているのは嬉しいポイントです。
メンソールによる清涼感もばっちりで、茶葉特有の味が苦手な人でも吸いやすいのはメリットです。
商品名 | NICOLESS NiL(ニコレスニル) |
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値段(税込) | 1箱 460円 |
入数 | 1箱20本入 |
フレーバー | ディープメンソール/フレッシュミント/クレテックレギュラー/ロイヤルレギュラー |
2.エヌフリー ルミア
エヌフリー ルミアはニコチンゼロのエヌフリーシリーズから販売されている最新の製品で、メンソールに加えてピーチ・レモン・スイカと計4種類の甘いすっきりした味わいのフレーバーで構成されています。
国内で認証を得た工場で、品質と衛生面ともに高いレベルで製造が行われており、安心して使用できるのは強みの1つです。
内蔵されているフレーバーカプセルを潰すとフルーツの味が一気に感じられるので、従来のニコチンゼロスティックで満足できなかった人にもおすすめです。
商品名 | NFREELUMIA(エヌフリールミア) |
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値段(税込) | 1箱 460円 |
入数 | 1箱20本入 |
フレーバー | メンソール/ピーチ/レモン/スイカ |
3.Free M
中国系企業が開発したニコチンゼロスティックで、スイカメンソール・ミントメンソールの2種類のフレーバーが用意されています。
フレーバーの味は比較的強めに設定されており、すっきりしたメンソールと茶葉のパンチによって気持ちよく吸えるでしょう。
紙巻きタバコのような感覚に近いという口コミもあり、紙巻きタバコからの移行でも比較的難なく移行できているユーザーもいます。
コンビニなどでは販売されていない製品なので、気になる人はネットで購入してみてください。
商品名 | Free M |
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値段(税込) | 1箱 418円 |
入数 | 1箱20本入 |
フレーバー | スイカメンソール/ミントメンソール |
ニコチンゼロスティック以外に禁煙・減煙を行う方法
ニコチンゼロスティックでも禁煙や減煙に繋げられますが、他にもさまざまな方法でタバコをやめられます。
本項では、ニコチンゼロスティックを使わずに禁煙を行う方法を3つ解説していくので、ぜひ参考にしてください。
「タバコを絶対に辞めたい」という人にとっては、禁煙外来などニコチンゼロスティックよりも有効な手段もあるので、必見の内容です。
ノンニコチンの電子タバコを使用する
ニコチンゼロスティックに似た製品の1つである電子タバコを利用すれば、急な禁煙による離脱症状を抑えつつ禁煙に取り組めます。
電子タバコやベイプといったデバイスにはニコチンを含まないフレーバーも多く、煙の量やキック感に関して高い評価を得ている製品もあります。
また、ノンニコチンのフレーバーはタバコに比べて非常に安価で、約3分の1程度の価格で続けられるなど、経済的なメリットも大きいでしょう。
デバイスを購入する初期費用は発生しますが、一度試してみる価値は大いにあります。
ニコチンパッドを使用する
ニコチンパッドを貼り付けると、パッドから安全な形で体内にニコチンが供給されるため、ニコチン切れによる離脱感を抑えながら禁煙が可能です。
禁煙中の離脱症状はニコチン切れの影響もありますが、「タバコを吸う」という行動が習慣から外れるだけでも離脱症状は軽減されます。
ニコチンパッドを使用した人の禁煙成功率は1.9倍にのぼるとされており、8週間〜10週間程度で禁煙に成功するため、早く禁煙したい人にはおすすめです。
禁煙外来を利用する
自力で禁煙に取り組むのに比べて約3倍の成功率を誇る禁煙外来の利用は、禁煙・減煙を確実にしたい人にとって最もおすすめできる選択肢です。
禁煙外来では、ニコチンパッドやバクレリンという飲み薬などさまざまな薬を用い、禁煙の心理的な壁を取り除くためにカウンセリングなども行われます。
医師の専門的な知見に基づいた治療が行われるため、通院している人の半数以上が最終的な禁煙に成功しています。
禁煙外来は条件によっては保険適用で通院できるため、まずはカウンセリングを受けてみるのもいいでしょう。
アイコスで吸えるニコチンゼロスティックは体に悪いから意味ない?|まとめ
IQOS(アイコス)で吸えるニコチンゼロスティックは、タバコのような喫煙感を味わいながらも禁煙や減煙を狙えるため、多くの喫煙者が使用しています。
紙巻きタバコや加熱式タバコに比べると有害物質は圧倒的に少ないため、喫煙をしながらも健康をキープしたいと考える人におすすめの選択肢です。
本記事では、おすすめのニコチンゼロスティックも紹介しているため、気になる製品があったらぜひ試してみてください。