たばこコラム

【2023年】タバコが吸える・店内で喫煙できるファミレス一覧

店内で喫煙できるファミレスのイメージ画像

禁煙化が進んでいる世の中ですが「今も変わらず店内でタバコが吸えるファミレスはどこだろう?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、完全禁煙のファミレスが増加した一方で、店内で喫煙できるファミレスは大幅に減少しました。

その中で「店内分煙の実施」や「喫煙ルームの設置」というような対策を講じ、店内での喫煙を可能としているファミレスを一覧にしてご紹介していきます。

目次

ファミレスにおける「禁煙化の流れ」と「限定的に許されている喫煙」について

改正健康増進法のイメージ画像

冒頭でもお伝えしたように、全国的に禁煙化が推進されており、禁煙化の流れはファミレスを始めとする飲食店に大きな影響を与えました。

「どうしてここまで禁煙化の流れが強くなったのか」「禁煙化の流れの中でファミレスにおける喫煙はどれくらい許容されているのか」簡単に解説していきます。

あわせて、喫煙ルームの種類別に吸えるタバコの種類も解説していくので、実際にファミレスを訪れる前に参考にしてみてください。

受動喫煙を防止するための取り組みで健康増進法の一部が改正された

2018年に「望まない受動喫煙」を防止するための法律改正が成立し、2020年4月1日に「改正健康増進法」が施行されました。

健康被害を受けやすい子ども・患者が主として利用する学校・病院などの施設には、より徹底した禁煙化の措置が講じられています。

また、多くの方が利用する施設などでは「一定の場所以外の場所における喫煙」が禁じられており、これに該当する施設の1つがファミレスです。

原則屋内禁煙と喫煙ルームを設ける場合のルールが設けられている

禁煙化のルールが定められる中、ファミレスなど飲食店の多くは「原則屋内禁煙」「喫煙ルーム内でのみ喫煙が可能」となってきました。

また、経過措置が講じられている間は「喫煙ルームでの飲食が可能」とされていましたが、現在では「喫煙ルームでは喫煙のみ可能」とされ、より厳しい禁煙化のルールが適用されています。

このような禁煙化の流れを受けて、店内で喫煙できるファミレスであっても、喫煙ルームが設けられているだけで、食事をしながらタバコが吸えるわけではないということにご注意ください。

喫煙ルームによっては吸えるタバコの種類も限定されている

喫煙ルームが設けられていたとしても、紙巻きタバコ・加熱式タバコなどタバコの種類は1つに限らないので「喫煙ルームではどの種類のタバコが吸えるのか?」と考える方も多いでしょう。

ファミレスによって、紙巻・加熱式の両方のタバコが吸える「一般喫煙ルーム」を設けているところ、加熱式に限りタバコが吸える「加熱式専用喫煙ルーム」しかないところと様々です。

また「CLUB JT」では、タバコが吸える場所を見つける「喫煙MAP」が公開されており、一般喫煙ルームと加熱式専用喫煙ルームに条件を絞って検索することもできるので、利用してみると便利かもしれません。

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店内で喫煙できるファミレス一覧

店内で喫煙できるファミレスのイメージ画像

ここからは「変わらずタバコが吸えるファミレスはどれくらいあるのか?」「今も店内で喫煙できるファミレスはどこなのか?」という疑問にお答えしていきましょう。

実際に喫煙ルームが設けられているファミレスを一覧にしてご紹介していくので、家族と食事に出かける際など、是非参考にしてみてください。

ただし、喫煙ルームは「20歳未満の者の立ち入りは禁止」とされているので、同行者に子どもがいる場合は「目を離しても大丈夫かどうか」を考慮した上で利用することをおすすめします。

店内で喫煙できるファミレスの早見表

店内で喫煙できるファミレスの概要・詳細については今から一覧でご紹介していきますが、急いでいるときは早見表を参考にしてみてください。

早見表では店舗検索できるファミレスの公式サイトもご紹介していくので「近くの店舗では喫煙できるかな?」と気になる方は、利用してみてはいかがでしょうか。

喫煙できるファミレス タバコが吸える場所 店舗検索できる公式サイト
サイゼリヤ 一部店舗の喫煙ルーム サイゼリヤ公式サイト
ビッグーボーイ 一部店舗の喫煙ルーム ビッグボーイ公式サイト
カプリチョーザ 一部店舗の喫煙ルーム 店舗検索不可
ブロンコビリー 一部店舗の喫煙ルーム ブロンコビリー公式サイト
びっくりドンキー 一部の喫煙ルーム びっくりドンキー公式サイト

店内で喫煙できるファミレス①:サイゼリヤ

店内で喫煙できるファミレスの1つ目は、サイゼリヤです。サイゼリヤは、低価格メニューが充実したイタリアンレストランで「サイゼ」の愛称で親しまれています。

サイゼリヤ公式サイトを確認したところ、2019年6月1日から全店舗で全席禁煙が実施されていますが、その後も一部店舗には喫煙ルームが設置されているということが分かりました。

喫煙ルームを設置している店舗については、サイゼリヤ公式サイトから店舗検索を行い、利用したい店舗の詳細情報を確認してみると良いでしょう。

店内で喫煙できるファミレス②:ビッグボーイ

店内で喫煙できるファミレスの2つ目は、ビッグボーイです。ビッグボーイは、アメリカで発祥したファミレスで、ハンバーグやステーキなどのメニューを中心としています。

ビッグボーイ公式サイトからは、サービス・設備として「店内分煙」や「喫煙ルーム」の条件を設定して、店舗を検索することができます。

実際に「店内分煙を実施している店舗」は見つかりませんでしたが「喫煙ルームを設置している店舗」は51件が該当しました。比較的、喫煙ルームが多いファミレスだと言えるでしょう。

店内で喫煙できるファミレス③:カプリチョーザ

店内で喫煙できるファミレスの3つ目は、カプリチョーザです。カプリチョーザは、40年以上愛され続けるイタリア料理チェーン店で、ダウンタウンの松本人志にも絶賛されたことがあります。

カプリチョーザ公式サイトに喫煙・分煙に関する記載はありませんでしたが、ツイッターで「店内に喫煙スペースがある」という投稿が見つかりました。

2020年7月27日に投稿されたツイートなので、2020年4月1日の「改正健康増進法」施行以降も、カプリチョーザには喫煙ルームを設置する店舗が残っているということが分かるでしょう。

店内で喫煙できるファミレス④:ブロンコビリー

店内で喫煙できるファミレスの4つ目は、ブロンコビリーです。ブロンコビリーは、東海地方を中心としてチェーン展開するレストランで、炭焼きで仕上げたステーキやハンバーグを主力商品としています。

ブロンコビリー公式サイトによると、こちらでも「改正健康増進法」の施行に伴い2020年3月19日から全店「終日禁煙化」が実施されています。

しかし、相模原上鶴間店・高津久末店・津田沼店・豊中向丘店では喫煙ルームを利用することができるので、近くに住んでいる愛煙家の方々は、外食にブロンコビリーを利用してみてはいかがでしょうか。

店内で喫煙できるファミレス⑤:びっくりドンキー

店内で喫煙できるファミレスの5つ目は、びっくりドンキーです。びっくりドンキーは、日本全国にチェーン展開するレストランで、ハンバーグを中心に充実したメニューが支持されています。

びっくりドンキー公式サイトを確認してみると「全店全席禁煙」の情報が掲載されているものの、一部店舗では喫煙ルームが設置されているということが分かりました。

びっくりドンキー公式サイトでは、位置情報や都道府県から店舗を検索することも可能です。喫煙ルームの有無について、店舗に問い合わせる前に、検索結果から詳細情報を確認してみてください。

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店内で喫煙できるカフェ一覧

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続いて「ファミレス以外でタバコが吸える店といえばどこ?」「カフェなら今も店内で喫煙ができるのか?」と考える方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、カフェは「分煙」を実施している店や「喫煙ルーム」を設置している店が多い傾向にあります。

ここからは、実際に店内で喫煙できる大手カフェチェーン店をご紹介していくので、外出中のいっぷくにカフェを利用したいときなど、是非参考にしてみてください。

店内で喫煙できるカフェ①:フレッシュネスバーガー

店内で喫煙できる1つ目のカフェは、フレッシュネスバーガーです。フレッシュネスバーガーは、日本独自のハンバーガー店で「大人がくつろげるバーガーカフェ」をコンセプトとしています。

全国的な禁煙化が進む現在でもフレッシュネスバーガーは「喫煙ルーム」や「加熱式専用喫煙ルーム」を保持しており、コンセプトに沿った経営をしていると言えるでしょう。

「喫煙ルーム」の設置店舗は4件で「加熱式専用喫煙ルーム」の設置店舗は15件でした。店舗の詳細は、フレッシュネスバーガー公式サイトから確認することができます。

店内で喫煙できるカフェ②:ドトールコーヒー

店内で喫煙できる2つ目のカフェは、ドトールコーヒーです。ドトールコーヒーは「一杯のおいしいコーヒーを通じて、お客様にやすらぎと活力を提供する」というコンセプトでフランチャイズ展開しています。

飲食店の禁煙化という大きな流れの中では珍しく、ドトールコーヒーは「完全分煙」に対応する店舗を、全国各地に数多く構えています。

ドトールコーヒー公式サイトでは「地名・駅名」に加えて「完全分煙」を条件に、最寄りの店舗を探すこともできるので「どの店舗を利用しよう」と迷ったときには店舗検索をおすすめします。

店内で喫煙できるカフェ③:コメダ珈琲

店内で喫煙できる3つ目のカフェは、コメダ珈琲です。コメダ珈琲は、愛知県に本社を置き、ドリンクの注文でパンや特製おぐらあんなどを無料で選べる「モーニングサービス」も提供しています。

コメダ珈琲の禁煙・喫煙の区分は、以下のように6つに分けられています。

コメダ珈琲の禁煙・喫煙の区分
  1. 全席禁煙
  2. 喫煙ルーム
  3. 加熱式専用喫煙ルーム
  4. 喫煙ルーム・加熱式専用喫煙ルーム
  5. 喫煙可能室
  6. 全席喫煙可能

コメダ珈琲公式サイトから、上記の区分を指定して店舗検索することも可能なので、喫煙者への配慮が大きいカフェだと言えるのではないでしょうか。

店内で喫煙できるカフェ④:タリーズコーヒー

店内で喫煙できる4つ目のカフェは、タリーズコーヒーです。タリーズコーヒは、ドリンク・フード・スイーツを提供している他、コーヒー豆の販売も行っています。

タリーズコーヒー公式サイトに喫煙・分煙に関する記載はありませんでしたが、ツイッターで「タバコ吸うためにタリーズ」という投稿を発見しました。

2023年2月16日に投稿された上記のツイート以外にも、タリーズコーヒー店内での喫煙を示唆するツイートは多く、タリーズコーヒーは分煙を実施しているということがうかがえるでしょう。

店内で喫煙できるカフェ⑤:サンマルクカフェ

店内で喫煙できる5つ目のカフェは、サンマルクカフェです。サンマルクカフェは、充実したパンメニューの中でも、クロワッサン生地でチョコレートを包んだ「チョコクロ」を代表商品としています。

サンマルクカフェ公式サイトでは「喫煙ルームあり」「禁煙ルームあり」「全席禁煙」などに条件を絞って、店舗を探すことが可能です。

ちなみに、全部343店舗の中で「喫煙ルームあり」は70件「禁煙ルームあり」は1件、それに対して「全席禁煙」は272件と圧倒的に多いという結果が得られました。

禁煙化が進んだファミレス一覧

禁煙化のイメージ画像

ここまでの記事で、店内で喫煙できるレストラン・カフェをご紹介してきましたが「他にもタバコが吸える店はあったはず」と自分の記憶をさかのぼってみた方がいるかもしれません。

たしかに「昔はタバコが吸えた」というファミレスは少なくありません。しかし「改正健康増進法」の施行以来、禁煙化が進み、店内喫煙ができなくなったファミレスが過半数でしょう。

ここからは、ガスト・ジョイフル・ココス・ロイヤルホスト・デニーズなど、実例を挙げて、禁煙化の進んだファミレスをご紹介していきます。

禁煙化が進んだファミレス①:ガスト

禁煙化が進んだファミレスの1つ目は、ガストです。ガストは、外食チェーン企業である「すかいらーくグループ」が運営しています。

すかいらーくグループでは、2019年9月1日より、運営する全ての飲食店そして全ての店舗・敷地内において「全面禁煙」という措置をとっています。

紙巻きタバコに限らず電子タバコを含む禁煙措置なので「電子タバコは大丈夫だろう」と誤った判断でタバコを吸ってしまわないように気を付けましょう。

禁煙化が進んだファミレス②:ジョイフル

禁煙化が進んだファミレスの2つ目は、ジョイフルです。ジョイフルは、家族連れ・友人と・恋人同士で、あらゆる場面で気軽に利用されています。

ジョイフルも「改正健康増進法」が施行された2020年4月1日に合わせて、全店舗に「完全禁煙」を導入しました。

ジョイフルは、屋内に喫煙場所を設置した上で全席禁煙とするなどの経過措置をとっていた店舗でも、受動喫煙対策が強化され「完全禁煙」へ移行しています。

禁煙化が進んだファミレス③:ココス

禁煙化が進んだファミレスの3つ目は、ココスです。ココスは、ハンバーグステーキを始めとする多彩なメニューを提供しており、幅広い層に支持されています。

子どもメニューを充実させていることからも、ココスは子どもへの配慮を徹底していることが分かり、その配慮は「改正健康増進法」にも通じると言えるでしょう。

ココス公式サイトにも掲載されているように、ココスでは2019年10月より原則「全店全席禁煙」の措置がとられています。

禁煙化が進んだファミレス④:ロイヤルホスト

禁煙化が進んだファミレスの4つ目は、ロイヤルホストです。ロイヤルホストは、創始者が好きだった言葉「ロイヤル」と、おもてなしをしたいという思いを込めた「ホスト」が店名の由来となっています。

心からのおもてなしでくつろげるレストランを目指しているロイヤルホストだからこそ、客や従業員の健康面を重視して「敷地内全面禁煙」に踏み切ったのかもしれません。

ロイヤルホストでも「改正健康増進法」の施行に伴い、2020年4月1日より敷地内を全て禁煙としていますが、敷地内には駐車場も含まれるので、うっかり外でタバコを吸ってしまわないようにご注意ください。

禁煙化が進んだファミレス⑤:デニーズ

禁煙化が進んだファミレスの5つ目は、デニーズです。デニーズは、ハンバーグ・パスタ・サラダ・和膳・デザートなど、様々なメニューを提供しています。

デニーズは当初、店内に喫煙ルームを設けた上での「全席禁煙」の対策を進めていましたが、2020年4月1日より喫煙ルームを設けない「店内全面禁煙」を実施しています。

また、元々設けられていた喫煙席にはクリーニングや改装が適用されました。分煙計画から一変、デニーズは徹底した禁煙化が進められたファミレスの1つだと言えるでしょう。

多くの飲食店を経営する「すかいらーくグループ」

禁煙化が進んだ店としてガストをご紹介しましたが、ガストを運営する「すかいらーくグループ」はその他数々のレストランを運営しています。

同グループのレストランでは、ガストと同じように全店舗・敷地内における「全面禁煙」が実施されていますので、一覧にしてご紹介していきます。

すかいらーくグループ ファミレスのジャンル
ガスト Cafeレストラン
バーミヤン 中華レストラン
しゃぶ葉 しゃぶしゃぶブッフェ
ジョナサン ファミリーレストラン
夢庵 和食レストラン
ステーキガスト ステーキ&サラダバー
から好し から揚げ専門店
むさしの森珈琲 カフェ&ダイニング
藍屋 和食レストラン
魚屋路 回転寿司
chawan 和ごはんとカフェ
La Ohana ハワイアンダイニング&カフェ
グラッチェガーデンズ イタリアンレストラン
とんから亭 とんかつ・からあげ
桃菜 飲茶専門店
ゆめあん食堂 うどん・天ぷら・定食
八郎そば 生そば・丼
三〇三 いろどり和菜

店内で喫煙できるファミレス・禁煙化が進んだファミレスの一覧まとめ

この記事では「店内でタバコが吸えるファミレス」「店内で喫煙できるカフェ」、反対に「禁煙化が進んだファミレス」をまとめてご紹介しました。

改正健康増進法の施行により、店内で喫煙できるファミレスは減少し、さらに店内で喫煙できるファミレスであっても、原則喫煙ルームを利用しなければなりません。

一方で、カフェには喫煙ルームを設置している店や分煙を実施している店が多くあるので、喫煙できるファミレスが見つからない場合は、喫煙できるカフェを探してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた専門家
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伊藤さくら
以前、出版社で編集者として活動していた経験を活かし、タバコの文化、健康への影響、最新の研究結果などを分かりやすく解説。科学的根拠に基づいた情報とバイアスのない視点を大切にし、喫煙者と非喫煙者の両方に有益な情報をお届けします。
【書き出し】ドクターベイプ3の記事(否定以外全出し)
【3連】全記事共通(KIWIver)(DR.STICK商標否定&ノンニコ否定)
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