長い間愛用できて経年変化も楽しめるZIPPO(ジッポ)ライターでは定期的にジッポオイルを交換する必要があるため、ジッポオイルの入れ方や売ってる場所について知りたい方は多いでしょう。
結論から言うと、ジッポオイルはコンビニなどの小売店や通販サイトで購入でき、入れ方としてはジッポライターの中のインサイド・ユニット内部の綿に染み込ませます。
当記事では、ジッポオイルの入れ方・入れる量・オイル交換の頻度から売ってる場所や値段まで詳しく解説していきます。
目次
【初心者でも簡単】ZIPPO(ジッポ)ライターのジッポオイルの入れ方・オイル交換の方法を解説!
一度購入すれば半永久的に愛用できることが魅力のZIPPO(ジッポ)ライターですが、長い間使用するためにはジッポオイルの入れ方や交換方法を知っておく必要があります。
ジッポオイルの交換方法は一見すると複雑なようにも思われますが、一度覚えてしまえば初心者でも簡単にオイル交換できるように設計されています。
ここでは、ジッポライターのジッポオイルの入れ方やオイル交換の方法を解説していきますので、まだオイル交換したことのない方や入れ方を忘れてしまった方は参考にしてみてください。
- オイル缶の注入口を起こす
- ライターからインサイド・ユニットを取り出す
- インサイドユニットの底にあるフェルトをめくる
- フェルト・インサイドユニットを元の位置に戻す
- ジッポオイルの注入口を畳む
入れ方①:オイル缶の注入口を起こす
ジッポライターのジッポオイルの入れ方ステップ1では、オイル缶の注入口をマイナスドライバーや爪楊枝など細いもので起こします。
ジッポオイルはジッポ缶とも呼ばれる缶で販売されており、購入時にはジッポオイルが漏れ出てしまわないよう白い注入口が倒れた状態になっています。
この時、注入口は爪でも起こせるのですが、無理をすると爪を怪我してしまう恐れがあるのでマイナスドライバーなどの道具を使うと安全です。
入れ方②:ライターからインサイド・ユニットを取り出す
ジッポライターのジッポオイルの入れ方ステップ2では、ジッポライター本体からインサイド・ユニットを取り出します。
ジッポライターはオイルが入るインサイド・ユニットが本体の中に収まっており、ジッポオイル交換の際にはインサイド・ユニットの底面からオイルを入れます。
インサイド・ユニットはフリントホイール周辺を摘まんで引っ張ることで取り出せますが、滑って引き出しにくい場合には滑りにくいゴム手袋を着用するのがおすすめです。
入れ方③:インサイドユニットの底にあるフェルトをめくる
ジッポライターのジッポオイルの入れ方ステップ3では、ジッポオイルを入れるためにインサイド・ユニットの底にあるフェルトをめくります。
インサイド・ユニットを取り出して底面を確認すると白かグレーのフェルトがあるので、指先で摘まむようにしてフェルトをめくりあげます。
この際、フェルトを全て取り外す必要はなく、オイル缶の注入口が入る半分程度めくることができれば問題ありません。
入れ方④:ユニット内部の綿にオイルを染み込ませていく
ジッポライターのジッポオイルの入れ方ステップ4では、注入口を差し込んでユニット内部の綿にジッポオイルを染み込ませていきます。
インサイド・ユニット底部のフェルトをめくると内部の綿が見えるので、オイル缶の注入口を差し込んで入れ過ぎないよう注意しながらゆっくりとジッポオイルを入れていきます。
ジッポオイルが綿の表面まで染み込んだらジッポオイルの注入は完了ですが、この時に万が一オイルが溢れてしまった場合には確実に拭き取ってください。
入れ方⑤:フェルト・インサイドユニットを元の位置に戻す
ジッポライターのジッポオイルの入れ方ステップ5では、フェルトおよびインサイド・ユニットを元の位置に戻します。
ジッポオイルを規定量入れた後はめくっていたフェルトで再度蓋をし、インサイド・ユニットをジッポライター本体へ戻してください。
この際、インサイド・ユニットの表面や本体周りにオイルが付着している場合には、ティッシュやハンカチなどで丁寧に拭き取る必要があります。
入れ方⑥:ジッポオイルの注入口を畳む
ジッポライターのジッポオイルの入れ方ステップ6では、オイル缶のジッポオイル注入口を元の位置に畳みます。
オイル缶の注入口を起こしたままにしておくと転倒時などにジッポオイルが漏れ出てしまう危険性があり、近くに火気があれば火事の原因になってしまいます。
また、注入口を畳む際には注入口の周りやオイル缶本体に付着してしまったジッポオイルもしっかりと拭き取るようにしてください。
ZIPPO(ジッポ)ライターのジッポオイル交換時の3つの注意点
ここまで、ZIPPO(ジッポ)ライターのジッポオイルの入れ方・オイル交換のやり方をステップごとに詳しく解説してきました。
ジッポライターのジッポオイルの交換は慣れてしまえば誰でも簡単にできる作業ですが、注意を怠ると大きな事故になる危険性があります。
ジッポライターのジッポオイルを交換する際には、ここでご紹介する3つの注意点に気を付けながら安全に行うようにしてください。
- 燃焼中や火気のある場所では入れない
- オイルを入れる量に注意する・入れ過ぎないようにする
- オイルを入れ過ぎた時はフリントホイールを回さない
注意点①:燃焼中や火気のある場所では入れない
ジッポライターのジッポオイルを交換する際の注意点1つ目は、燃焼中や火気のある場所では入れないことです。
ジッポオイルは引火性の高い液体燃料であり、近くで他人がタバコを吸っていたり、ガスコンロを使用している場所などでは絶対にオイル交換をしてはいけません。
また、夏の車内など密閉された場所にオイル缶を放置しておくと高温でジッポオイルが蒸発・引火してしまう恐れがあるので注意が必要です。
注意点②:オイルを入れる量に注意する・入れ過ぎないようにする
ジッポライターのジッポオイルを交換する際の注意点2つ目は、ジッポオイルを入れる量に注意し入れ過ぎないようにすることです。
ジッポオイルを入れる量は平均8mlであり、それ以上入れてしまうと溢れるので、ジッポオイルを入れる時には綿に直接注入口を当ててゆっくりと入れることが大切です。
万が一溢れてしまって皮膚に付いた場合、かぶれてしまうことがあるのですぐに水・石鹼で洗い流してください。
注意点③:オイルを入れ過ぎた時はフリントホイールを回さない
ジッポライターのジッポオイルを交換する際の注意点3つ目は、ジッポオイルを入れ過ぎた時はフリントホイールを回さないことです。
フリントホイールとはライターに着火するための装着であり、ジッポオイルが漏れた状態でフリントホイールを回してしまうと引火してやけどする恐れがあります。
ジッポオイルを入れ過ぎた時はインサイド・ユニットを逆さにして、フェルトを押してもジッポオイルが漏れなくなるまで、余分なオイルをティッシュで受け止めてください。
ZIPPO(ジッポ)ライターのジッポオイルに関する4つの質問に回答
ここまで、ZIPPO(ジッポ)ライターのジッポオイルの交換方法や入れる量、交換する時の注意点を解説してきました。
ジッポライターのジッポオイルの交換は、いくつかの注意点にさえ気を付けていれば初心者でも安全かつ簡単に行えます。
ここでは、ジッポオイルの値段や売ってる場所などジッポライターのジッポオイルに関する4つの質問に回答していますので、参考にしてみてください。
- ジッポオイルの値段はいくら?
- ジッポオイルはどこで売ってる?
- オイル交換の頻度はどれくらい?
- フリント・ウィックはどこで買える?
質問①:ジッポオイルの値段はいくら?
セブンで買ったらこの標準サイズで1200円だったんですが
— ビリヤニマン (@biryaniman) December 24, 2023
ジッポオイルってこんなに高かったっけ🥹 pic.twitter.com/XSLimuxM90
はじめに、ジッポライターのジッポオイルに関する質問「ジッポオイルの値段はいくら?」について回答していきます。
結論から言うと、ジッポオイルは2023年1月末から大幅に値段が上がっており、コンビニやスーパーでよく売られている小缶(133ml)の値段は1,200円(税込)程度です。
2023年1月末まで値段は500円(税込)程度でしたが、昨今の世界情勢の変化や原油価格の高騰によって2倍以上の値上げとなってしまいました。
質問②:ジッポオイルはどこで売ってる?
続いて、ジッポライターのジッポオイルに関する質問「ジッポオイルはどこで売ってる?」について回答していきます。
ジッポオイルが売ってる場所は、コンビニ・ドンキホーテ・スーパーマーケット・ホームセンターなどの小売店、Amazon・楽天市場などの通販サイトです。
ジッポオイルは約10回のオイル交換ができる小缶(133ml)と約30回のオイル交換ができる大缶(355ml)の2サイズが販売されています。
質問③:オイル交換の頻度はどれくらい?
続いて、ジッポライターのジッポオイルに関する質問「オイル交換の頻度はどれくらい?」について回答していきます。
ジッポライターのジッポオイルの交換頻度は使用ペースにもよりますが、早い人で2日から1週間、多くの方は2週間から4週間が交換の目安になります。
ジッポライターはオイルが少なくなると火の勢いが弱まったり、着火しにくくなってくるので、使い心地に違和感を感じた時にはオイル交換をするのがおすすめです。
質問④:フリント・ウィックはどこで買える?
最後に、ジッポライターのジッポオイルに関する質問「フリント・ウィックはどこで買える?」について回答していきます。
結論から言うと、ジッポオイル同様に消耗品で定期的な交換が必要になるフリント(着火石)はコンビニでも購入でき、ウィック(芯)は通販サイトで購入できます。
フリントやウィックはジッポオイルと比べて交換頻度が少ないものの、消耗すると着火のしやすさや燃え方に影響を与えるので、ジッポライターを快適に使い続けるためにも交換は必須です。
ジッポオイルの入れ方やオイル交換の頻度は?入れる量と入れ過ぎた時の対処法や売ってる場所・値段まとめ
当記事では、ZIPPO(ジッポ)ライターのジッポオイルの入れ方や入れる量、売ってる場所や値段について詳しくご紹介してきました。
ジッポオイルは入れ方を一度覚えてしまえば簡単に交換でき、適切な頻度で交換していれば使い捨てライターとは違って長い間愛用できます。
財布やカバンなどの革製品のように経年変化も楽しめるアイテムなので、タバコを吸っている方やライターを頻繫に利用される方はぜひジッポライターを使ってみてください。