IQOS(アイコス)イルマシリーズの専用タバコスティックである「テリア」と「センティア」は、パッケージにニコチン・タール量の記載がなく、具体的な数値が気になる方も多いでしょう。
結論から言うと、テリアやセンティアの具体的なニコチン量・タール量は不明であるものの、過去の研究によるとアイコスで喫煙した場合、タバコスティック1本あたりのニコチン量は約1.27mg、タール量は約14.4mgだとされています。
アイコス専用タバコスティック1本あたり | |
---|---|
ニコチン | 約1.27mg |
タール | 約14.4mg |
※マールボロ・ヒートスティック(レギュラー)をアイコス2.4プラス以前のデバイスで喫煙した場合
参照:厚生労働科学研究成果データベース『加熱式たばこIQOS互換機から発生する有害化学物質の分析』
本記事ではアイコスで喫煙した際に発生するニコチン量・タール量を詳しく解説していくので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
目次
IQOS(アイコス)に含まれるニコチンやタールの量を詳しく解説
IQOS(アイコス)などの加熱式タバコに対して「安全性が高い」というイメージをお持ちの方も多いですが、アイコスであってもニコチンやタールが含まれています。
冒頭でもお伝えした通り、アイコスで喫煙した場合にも以下のようにニコチンやタールは発生しているため、健康に配慮してアイコスに乗り換えようか検討している方は注意が必要です。
アイコス専用タバコスティック1本あたり | |
---|---|
ニコチン | 約1.27mg |
タール | 約14.4mg |
※マールボロ・ヒートスティック(レギュラー)をアイコス2.4プラス以前のデバイスで喫煙した場合
本項では、アイコスで喫煙した場合のニコチン量・タール量だけでなく、発生する有害物質を紙巻きタバコと比較しながら詳しく解説していくので、是非目を通してみてください。
【ニコチン量】タバコスティック1本あたり約1.27mg発生
加熱式タバコであるアイコスは明確なニコチン量が発表されていませんが、2018年に行われた加熱式タバコの有害物質に関する研究によると、タバコスティック1本あたりのニコチン量は約1.27mgということが明らかになっています。
アイコス専用タバコスティック1本あたり | |
---|---|
ニコチン | 約1.27mg |
※マールボロ・ヒートスティック(レギュラー)をアイコス2.4プラス以前のデバイスで喫煙した場合
ただし、2018年に行われた研究なので、タバコスティックは現在廃盤になっている「マールボロ・ヒートスティック」を使用しており「テリア」や「センティア」では違う数値が計測されるかもしれません。
とは言え、アイコスであってもニコチンが含まれることは確かなので「禁煙のためにアイコスを……」と考えている方は注意が必要です。
【タール量】タバコスティック1本あたり約14.4mg発生
続いては、アイコスで喫煙した際のタール量を解説していきます。ニコチン量と同じく、2018年の研究によるとタバコスティック1本の喫煙で約14.4mgのタールが発生することが判明しています。
アイコス専用タバコスティック1本あたり | |
---|---|
タール | 約14.4mg |
※マールボロ・ヒートスティック(レギュラー)をアイコス2.4プラス以前のデバイスで喫煙した場合
しかし、2018年当時のマールボロ・ヒートスティックと比べてテリアやセンティアは雑味が抑えられていることを考えると、フィルター部分の改良などにより多少はタール量が軽減されているのではないかと予想されます。
タールは500℃前後で最もよく発生するということもあり、加熱温度が300℃~350℃のアイコスであれば紙巻きタバコよりもタール量が抑えられているものの、タール0という訳ではないという点は理解しておきましょう。
【WEB限定51%OFF】7秒に1本売れている電子タバコ「ドクターベイプ3」
「加熱式タバコから乗り換えたい」「今の電子タバコが微妙…」という方は、新型電子タバコドクターベイプ3がおすすめです。旧型からニコチン・タール0でタバコに比べて年間10万円以上節約になるコスパで、7秒に1本売れるほど人気のドクターベイプシリーズ。
今回シリーズから「ドクターベイプモデル3」が新登場しました!従来の吸いごたえに加え、コンパクトさ・デザイン性・さらにはヒーリング効果もプラスされ、心とカラダがうるおう史上初の電子タバコに進化しています。
今ならWEB限定で51%OFF、デバイス実質無料で試せるチャンスなので、電子タバコが合わなかった方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください!
IQOS(アイコス)と紙巻きタバコの有害物質発生量を比較
続いては、IQOS(アイコス)と紙巻きタバコの有害物質の発生量を比較していきます。
アイコスで喫煙する場合は以下のような有害物質が発生していますが、タバコスティックを燃やすことのないアイコスは紙巻きタバコよりもホルムアルデヒドや一酸化炭素などの有害物質が少ない傾向にあります。
アイコス喫煙時に発生する有害物質の一例 | |
---|---|
物質名 | 主な健康被害 |
1,3-ブタジエン | 発がん性、生殖機能や胎児への悪影響など |
ベンゼン | 発がん性、生殖機能や胎児への悪影響など |
トルエン | 腎臓や肝臓、生殖機能、胎児への悪影響など |
ホルムアルデヒド | 発がん性、遺伝性疾患など |
アセトアルデヒド | 発がん性、眼や粘膜への刺激など |
一酸化炭素 | 頭痛、吐き気、めまいなど |
本項では、具体的な有害物質発生量を例に紙巻きタバコとアイコスを比較していくので、是非参考にしてみてください。
アイコスで発生する有害物質は紙巻きタバコより少ない
冒頭でもお伝えした通り、アイコスでの喫煙時にも有害物質が発生しますが、紙巻きタバコを比較するとアイコス喫煙時の有害物質発生量は少ない傾向にあります。
2018年に発表された国立保健医療科学院の研究でも、加熱式タバコは紙巻きタバコよりも発がん性物質の発生量が少ないということが明らかになりました。
紙巻タバコからは,アセトアルデヒド,1,3-ブタジエン,ベンゼンなどの発がん性物質が多く発生しているのに対し,加熱式タバコではこれらの発生量は少ない。
アイコスを喫煙した際に発生する有害物質の具体的な数値は以下の通りとなっており、アイコスと紙巻きタバコでは有害物質の発生量に明確な差があると分かります。
アイコスと紙巻きタバコの有害物質発生量(1本あたり) | ||
---|---|---|
アイコス | 紙巻きタバコ | |
1,3-ブタジエン | 0.21μg | 110μg |
ベンゼン | 0.91μg | 100μg |
トルエン | 2.2μg | 180μg |
ホルムアルデヒド | 6.2μg | 42μg |
アセトアルデヒド | 210μg | 1200μg |
※マールボロ・ヒートスティック(レギュラー)をアイコス2.4プラス以前のデバイスで喫煙した場合
参照:厚生労働科学研究成果データベース『電子タバコ,加熱式タバコ等非燃焼式タバコから発生する化学物質の分析』
中でも、アイコス喫煙時に発生する一酸化炭素の量は紙巻きタバコと比べると非常に少なく、紙巻きタバコの30分の1以下しか検出されていません。
アイコスの有害物質が少ないからといって健康的なわけではない
紙巻きタバコと比べてアイコスの有害物質が少ないのは確かですが、有害物質が少ないからと言って健康リスクがゼロになるわけではありません。
厚生労働省が発表している資料によると、喫煙指数が高ければ高いほど非喫煙者と比べたときの肺がん発症リスクが高くなります。
喫煙指数を計算する際はタバコの箱数と喫煙年数が重要で、ニコチン量やタール量の多い少ないは無関係です。アイコスであっても同じことが言えるので、過度の喫煙は避け、健康が心配な方は禁煙を視野に入れましょう。
本当に健康リスクを0にするなら禁煙か電子タバコに乗り換える必要がある
ここまでアイコスと紙巻きタバコの有害物質を比較してきましたが、有害物質の少ないアイコスであっても健康被害のリスクは0ではありません。少しでも健康面で不安を感じるのであれば、禁煙するかニコチン・タール0の電子タバコへの乗り換えを検討しましょう。
例えば「DR.VAPE Model3(ドクターベイプモデル3)」という電子タバコの場合、リキッドは食品基準の安全な原料しか使用しておらず、日本食品分析センターによる厳しい検査でもホルムアルデヒドやアセトアルデヒドといった有害物質は検出されていません。
もし、アイコスのニコチン量やタール量を確認して健康面での不安を感じたのであれば、少しでも早いうちにドクターベイプ3などの電子タバコを利用した禁煙へとシフトチェンジすることをおすすめします。
TEREA(テリア)のニコチン量とタール量は何ミリ?
IQOSイルマシリーズ専用のタバコスティックのTEREA(テリア)は、旧アイコス用の「マールボロ」に近い味わいが楽しめることが特徴です。
結論から言うと、テリアのタール量が何ミリかは不明ですがニコチンは約6mg程度なので、中程度の強さの紙巻きタバコと同じくらいの数値であることが分かりました。
ニコチン量 | タール量 | |
---|---|---|
テリア | 約6mg | 14mg以下(推定) |
本項では、アイコスで吸えるテリアのニコチン量・タール量が何ミリなのかを解説していくので、是非参考にしてみてください。
テリアに含まれるニコチン量は約6mg
日本中毒情報センターの報告によると、専用タバコスティックのテリアに含まれるニコチン量は約6mgであることが分かっています。
旧アイコスの専用タバコスティック「マールボロ」と同程度のニコチン量なので、タバコスティック1本あたり約1.27mgのニコチン摂取量になると考えてよいでしょう。
マールボロを愛用していた方であれば違和感なく乗り換えられるので、是非試してみてください。
テリアのタール量は推定14mg以下
残念ながら、テリアのタバコスティックに含まれるタール量が何ミリかを明確に測定したデータは出ていないので、具体的な数値は不明です。
しかし、アイコスのタール量でもお伝えした通り、旧アイコスの専用タバコスティック「マールボロ」については14mg程度であることが分かっているため、テリアはマールボロより低いタール量であると考えられます。
基本的にアイコスなどの加熱式タバコはタールの発生量が少ないので、同じニコチン量の紙巻きタバコと比較すれば健康面のリスクは低いと言えるでしょう。
SENTIA(センティア)のニコチン量とタール量は何ミリ?
SENTIA(センティア)もIQOSイルマ専用のタバコスティックで、旧アイコスの「ヒーツ」と同じく手頃な値段で購入できるといった特徴があります。
結論から言うと、センティアのニコチン・タール量が何ミリかは明確になっていませんが、テリア(マールボロ)よりも少ない数値であることが予想されます。
ニコチン量 | タール量 | |
---|---|---|
センティア | 6mg以下(推定) | 12mg程度(推定) |
続いては、センティアのニコチン量・タール量を詳しく解説していくので、是非参考にしてみてください。
センティアに含まれるニコチン量は推定6mg以下
センティアのニコチン量を対象とした研究結果が出ていないことから、旧アイコス専用タバコスティック「ヒーツ」と比較した具体的な数値は明らかになっていません。
しかし、センティアは比較的マイルドな吸いごたえであることから、ニコチン量6mgのテリア(マールボロ)よりもニコチン値はわずかに少ないことが予想されます。
旧アイコスで吸えるヒーツとセンティアは同じ立ち位置の銘柄なので、ヒーツから乗り換えた方であれば違和感なく楽しめるでしょう。
センティアのタール量は推定12mg程度
前述した通り、センティアはテリアと比較して吸いごたえがマイルドな銘柄なので、タール量も控えめであると考えられます。
現時点ではセンティアのタール量が何ミリかを測定した結果が出ていないため具体的な数値は不明ですが、タール14mg程度と想定されるテリアと吸いごたえを比較するとセンティアは12mg程度と予想されます。
よって、センティアは過去に低タールの紙巻きタバコを吸っていた方であれば問題なく楽しめる銘柄と言えるでしょう。
IQOS(アイコス)テリアとセンティアのニコチン量とタール量が何ミリかを調査したまとめ
この記事ではIQOS(アイコス)テリアとセンティアのニコチン量・タール量がそれぞれ何ミリか調査した結果をお伝えしました。
テリアとセンティアのタール・ニコチン量は不明であるものの、基本的に中程度の強さの紙巻きタバコと同程度で、タール量は比較的低いことが分かっています。
ニコチン量 | タール量 | |
---|---|---|
テリア | 約6mg | 14mg以下(推定) |
センティア | 6mg以下(推定) | 12mg程度(推定) |
アイコスの有害物質は紙巻きタバコと比べて90%削減されていますが、発がん性や依存性のリスクはゼロではないので、過度な喫煙は避けて適度に楽しむことをおすすめします。
また、記事内でもご紹介した有害物質が一切ないドクターベイプモデル3のお得なスターターキットが今なら定価の5,270円引きで購入できます。本気で禁煙に取り組みたい方は是非公式サイトにアクセスしてみてください。