未成年は電子タバコを買える？ドンキやコンビニで買えるのか解説

電子タバコはニコチン・タールフリーで安全に楽しめると言われていますが、未成年でも購入・使用できるのかが気になる方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると未成年の電子タバコを禁止する法律はありませんが、メーカーや販売店が自主規制しているケースが多いため、未成年が電子タバコを買えるお店は事実上ありません。

この記事では未成年へ電子タバコ販売を自主規制している理由や、ドンキやコンビニなどの販売店で未成年が電子タバコを購入できるかを調査した結果をお伝えします！

未成年でもコンビニやドンキで買える？電子タバコに年齢制限はあるのかを解説

結論からお伝えすると、電子タバコは法律上「タバコ」に分類されていないので年齢制限はなく、未成年者が電子タバコを購入・喫煙しても法的に罰せられることはありません。

しかし、未成年者がコンビニやドンキで電子タバコを購入することは難しいでしょう。

まずは未成年が電子タバコを買えない具体的な理由や、18歳に成人年齢が引き下げられたことで喫煙に関する法律も変化したのかを解説します。

事実として未成年が電子タバコを買うことはできない

結論から言うと、未成年への電子タバコの販売は業界や販売店が自主規制しているため、未成年が電子タバコを購入することはできません。

電子タバコに紙巻きタバコのような有害性はないものの、電子タバコによる喫煙習慣が紙巻きタバコや加熱式タバコへ移行するきっかけになる可能性を考慮していることがその理由です。

購入の窓口となるコンビニやドンキでは電子タバコの販売時に年齢確認を実施している店舗がほとんどであり、未成年が電子タバコ購入することは極めて難しいでしょう。

電子タバコは法律上は未成年が買えないなどの年齢制限がない

未成年が電子タバコを購入できないのは販売側の自主規制によるものであり、未成年への電子タバコ販売や電子タバコの使用は法律では禁止されていません。

電子タバコのリキッドには紙巻きタバコや加熱式タバコのようにタバコ葉が使用されていないため、法律上はタバコに分類されないことがその理由です。

法的には問題ないものの、加熱式タバコと見分けがつかない電子タバコを未成年が使用するのは健康面・倫理的な面での問題が多いので、現時点ではメーカーと販売店による自主規制が行われています。

法律の改正で成人年齢が18歳になってもタバコを買えるのは20歳から

2022年4月1日から民法改正によって成人年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、タバコが購入できるのは従来通り20歳からとなっています。

20歳未満の方への紙巻きタバコ・加熱式タバコの販売が法律で禁止されている点には変わりないので、誤解しないように注意してください。

そのため電子タバコについても他のタバコと同様に、多くのメーカーや販売店が20歳未満の方への販売を自粛しています。

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未成年が電子タバコやベイプを買えないのはなぜ？

未成年による電子タバコの購入・使用は法律で禁止されていないのにも関わらず、なぜ販売を自粛するのかが腑に落ちない方も少なくないでしょう。

未成年への電子タバコ販売を自主規制している理由は、前述のように紙巻き・加熱式タバコへと移行する可能性以外にも自主規制せざるを得ない理由があります。

続いては未成年が電子タバコやベイプを買えない3つの理由を具体的に解説していくので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

未成年が電子タバコやベイプを買えない理由①：タバコの喫煙に繋がるため

未成年への電子タバコ・ベイプ販売を自粛している理由1つ目は、タバコの喫煙に繋がるためです。

電子タバコを日常的に使用することによって喫煙することへの心理的な抵抗が薄れてしまい、「次は紙巻きタバコを吸ってみよう」と次のステップに移行しやすくなってしまうでしょう。

また、電子タバコのリキッドに物足りなくなるとニコチン・タール入りのタバコに興味を持つ可能性もあることから、未成年への電子タバコ販売を業界全体で規制しています。

未成年が電子タバコやベイプを買えない理由②：タバコとの区別がつきにくい

未成年への電子タバコ・ベイプ販売を自粛している理由2つ目は、タバコとの区別がつきにくいことです。

加熱式タバコと電子タバコは一見しただけでは区別がつきにくいため、電子タバコも他のタバコと同じように喫煙所を使用しなければなりません。

有害な煙による悪影響を防ぐ目的で未成年の喫煙を禁止しているのに、電子タバコを吸うために喫煙所を使用させることになれば本末転倒になってしまいます。

未成年が電子タバコやベイプを買えない理由③：健康被害が全て明らかになっている訳ではない

未成年への電子タバコ・ベイプ販売を自粛している理由3つ目は、健康被害が全て明らかになっている訳ではないからです。

現時点で電子タバコはニコチン・タール不使用で健康に良いと言われていますが、一部の研究ではリキッドに含まれるプロピレングリコールが肺の損傷を進行させると報告されています。

電子タバコは誕生してからの歴史が浅く、長期的に使用した場合など健康被害について未解明な部分も多いので、「未成年に安全」と断言できないのも販売を禁止している大きな理由と言えるでしょう。

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電子タバコは未成年でも買える？ドンキやコンビニのベイプ販売への対応を紹介

未成年への販売が法律で禁止されていない電子タバコは、ドンキやコンビニで買えるのかが気になるところです。

結論から言うとコンビニやドンキでは未成年への電子タバコ販売を自粛しており、年齢確認が行われることがほとんどなので未成年が購入することは極めて難しいでしょう。

ここからは未成年でも電子タバコ・ベイプを買える販売店があるのかを調査した結果を詳しくお伝えします。

電子タバコ・ベイプを未成年でも買えるか調査した店舗①：コンビニのセブンイレブン

未成年でも電子タバコ・ベイプが買えるかどうかを調査したお店1店舗目は、コンビニのセブンイレブンです。

電子タバコは喫煙に繋がる可能性があることから、セブンイレブンで購入する際はほとんどの店舗で年齢確認が行われます。

これはセブンイレブンが未成年への電子タバコ販売を自主規制していることを意味しているので、セブンイレブンで未成年が電子タバコを購入することはできないでしょう。

電子タバコ・ベイプを未成年でも買えるか調査した店舗②：コンビニのファミリーマート

未成年でも電子タバコ・ベイプが買えるかどうかを調査したお店2店舗目は、コンビニのファミリーマートです。

ファミリーマートでもセブンイレブンと同じく、電子タバコを販売する際に年齢確認を実施する店舗が多いことが分かりました。

また、ファミリーマートで販売されている電子タバコの「マイブルー」や「ドクターベイプ」の公式サイトでは、どちらも未成年への販売や使用を推奨しないことを明記しています。

電子タバコ・ベイプを未成年でも買えるか調査した店舗③：コンビニのローソン

未成年でも電子タバコ・ベイプが買えるかどうかを調査したお店3店舗目は、コンビニのローソンです。

ローソンで買える電子タバコも、購入する際は基本的に年齢確認を実施しているため、未成年が購入することはできないでしょう。

どのコンビニにも共通して言えますが、明らかに未成年と分かる客に電子タバコを販売することは、他のお客さんからのクレームに繋がるリスクがあります。

電子タバコ・ベイプを未成年でも買えるか調査した店舗④：コンビニのミニストップ

未成年でも電子タバコ・ベイプが買えるかどうかを調査したお店4店舗目は、コンビニのミニストップです。

コンビニ大手3社の対応と同じく、ミニストップでも電子タバコを販売する際には年齢確認を行うため未成年者が買えることはないでしょう。

ここまでの結論をまとめると、日本で未成年が電子タバコを買えるコンビニはないということになります。

電子タバコ・ベイプを未成年でも買えるか調査した店舗⑤：ドンキホーテ

未成年でも電子タバコ・ベイプが買えるかどうかを調査したお店5店舗目は、ドンキホーテです。

ドンキホーテでもコンビニと同様に、メーカーが未成年への電子タバコ販売を自粛するよう呼びかけているため、多くの店舗で購入者への年齢確認を実施しています。

コンビニやドンキホーテで購入できないことからも分かるように、未成年が電子タバコを買える実店舗は基本的に存在しません。

中学生・高校生などの未成年でもネットで電子タバコやベイプを買えるのかを調査

ドンキやコンビニなどの実店舗では基本的に未成年への電子タバコ販売を自粛しているため、購入することは難しいと解説しました。

実店舗で電子タバコを購入できない場合は、インターネット通販やフリマサイトで買えるのかどうかが気になるところでしょう。

ここからはAmazonやメルカリなどの通販・フリマサイトで未成年でも電子タバコやベイプを買えるかを調査した結果を詳しくお伝えします。

未成年でも電子タバコ・ベイプを買えるか調査した通販サイト①：Amazon

中学生・高校生などの未成年でも電子タバコやベイプを買えるか調査した通販サイト1つ目は、Amazonです。

Amazonではアカウント作成の対象を18歳以上としており、未成年者が利用する場合は親権者や後見人の許可が必要になります。

電子タバコは雑貨にカテゴライズされることが多い上に、年齢確認しないショップもあるので場合によっては未成年でも買えるケースがあるかもしれません。

未成年でも電子タバコ・ベイプを買えるか調査した通販サイト②：楽天市場

中学生・高校生などの未成年でも電子タバコやベイプを買えるか調査した通販サイト2つ目は、楽天市場です。

未成年が楽天市場で買い物する場合にも親もしくは後見人の許可を必要としますが、許可さえあれば未成年でも自由にショッピングできます。

しかし、電子タバコ本体やリキッドの販売店は年齢制限を設定しているところが多いので、未成年者の生年月日では弾かれることになるでしょう。

未成年でも電子タバコ・ベイプを買えるか調査した通販サイト③：Yahoo!ショッピング

中学生・高校生などの未成年でも電子タバコやベイプを買えるか調査した通販サイト3つ目は、Yahoo!ショッピングです。

Yahoo!ショッピングは日本の電子タバコ公式ショップが多く、年齢制限を掛けている店舗がほとんどなので未成年が購入できるケースは稀でしょう。

仮に未成年で購入できたとしても18歳未満はクレジットカードを作れないので、もし代引きで購入した際などは親にバレてしまう可能性があります。

未成年でも電子タバコ・ベイプを買えるか調査した通販サイト④：Qoo10

中学生・高校生などの未成年でも電子タバコやベイプを買えるか調査した通販サイト4つ目は、Qoo10です。

Qoo10では18歳未満のユーザーは「親もしくは後見人の許可なく利用できない」と規約で定められています。

電子タバコを購入する際にも親や後見人の許可が必要になるということなので、多くの場合で未成年者が電子タバコの購入・使用を許可されることはないでしょう。

未成年でも電子タバコ・ベイプを買えるか調査した通販サイト⑤：メルカリなどのフリマサイト

中学生・高校生などの未成年でも電子タバコやベイプを買えるか調査した通販サイト5つ目は、メルカリなどのフリマサイトです。

フリマサイトではニコチンを含まない電子タバコの出品は許可されているため、電子タバコやベイプを購入できます。

しかし、フリマサイトの電子タバコは中古品や海外製の偽物であるケースも少なくない上に、届いた際の商品名から親にバレる可能性が高いのでおすすめはできません。

電子タバコやベイプを未成年が買うことに関する3つの疑問・質問

ここまで未成年への電子タバコが自主規制されている理由や、販売している店舗の調査結果をお伝えしてきました。

記事を読まれた方の中には「未成年が電子タバコを買うと警察に捕まる？」「加熱式タバコは子供でも吸える？」といった、電子タバコに関連する疑問が出てきた方もいるのではないでしょうか。

最後に電子タバコやベイプを未成年者が購入することに関する3つの疑問・質問に回答していくので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

電子タバコ・ベイプを未成年が買うことに関する質問①：未成年が電子タバコを買うと警察に捕まる？

未成年の喫煙を禁じる法律では、喫煙した未成年ではなく監督者やタバコの販売者が罰せられるため、本人が警察に逮捕されることはありません。

しかし未成年者が何らかの方法で電子タバコを購入して制服姿で吸引している姿を見られた場合、加熱式タバコとの違いは分からないため警察に注意・補導されてしまうことは十分に考えられます。

保護者や学校に連絡されて重いペナルティを科される可能性もあるので、未成年が電子タバコを吸うのは止めた方が良いでしょう。

電子タバコ・ベイプを未成年が買うことに関する質問②：加熱式タバコは子供が吸っても大丈夫？

電子タバコと加熱式タバコは似ていますが、加熱式タバコにはニコチンやタールなどの有害物質が含まれているため未成年の子供に吸わせてはいけません。

そもそも未成年が加熱式タバコを喫煙することは法律で禁じられており、前述のように未成年喫煙が発覚した場合は監督責任を持つ親やタバコの販売者が処罰されることになります。

体や脳の発達に悪影響を及ぼすだけでなく、学校にバレて停学・退学になるなどリスクしかないので、未成年者が加熱式タバコを吸うのは絶対にやめましょう。

電子タバコ・ベイプを未成年が買うことに関する質問③：子供でも吸えるタバコはある？

電子タバコはタール・ニコチンを使用していないため正確には「タバコ」ではないため、法律的には未成年が使用しても罰せられることはありません。

あくまでもリキッドの水蒸気に含まれる味や香りを楽しむデバイスという意味では、電子タバコは未成年の子供でも吸えるタバコと言えるでしょう。

しかし、すでに解説しているように法律で禁止されている紙巻きタバコや加熱式タバコに興味を持つ可能性があり、完全に無害と断言できないという意味でも未成年の使用は避けるべきです。

電子タバコやベイプは未成年でも買える？法律の年齢制限の有無やドンキ・コンビニで買えるのかまとめ

本記事では電子タバコやベイプが未成年への販売を自粛している理由や、ドンキやコンビニで買えるかどうかを調査した結果を解説しました。

紙巻きタバコや加熱式タバコの喫煙に繋がる懸念があることから、ドンキやコンビニなど多くの販売店が未成年への電子タバコ販売を自粛しており基本的に購入することはできません。

電子タバコは成人が使用する前提で販売されているアイテムなので、興味のある方は20歳になってから手に取って楽しんでみてください！

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