2024年3月13日(水)に発売された、新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)には、新機能としてオートスタート(自動加熱)とフレックスパフが搭載されました。
アイコスイルマワンに未搭載だった機能が搭載されたため、購入を迷っていた方もアイコスイルマアイワンが気になっているのではないでしょうか。
本記事では、アイコスイルマアイワンの使い方や充電方法、LEDランプの点灯点滅パターンなどを初めての方向けに詳しく解説します。
目次
新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)の基本情報
新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)は、従来のアイコスイルマワンにはなかったオートスタート(自動加熱)、そして最大パフ数が増えるフレックスパフ機能を搭載しています。
サイズ感や形状・値段はほぼ共通しているものの、やはり新たな機能が気になる方が多くいらっしゃるでしょう。
ここからは、アイコスイルマアイワンに搭載された新機能について詳しく解説していきます。
デバイスの名称 | アイコスイルマアイワン |
---|---|
値段(税込) | 3,980円 |
カラー | ブリーズブルー ビビッドテラコッタ デジタルバイオレット ミッドナイトブラック |
連続使用 | 20本 |
充電サイクル | 20回毎 |
加熱温度 | 300℃~ |
喫煙可能時間 | 最大6分または14パフ 最大+4パフ |
充電時間 | 約90分 |
サイズ・重さ | 高さ121.4×幅30.6×奥行16.4mm/73 g |
同梱物 | 本体 チャージングケーブル ※ACパワーアダプターは同梱されません |
新機能①:オートスタート
アイコスイルマアイワンに搭載された待望の新機能、オートスタート(自動加熱)は専用タバコスティックを挿入すると、自動的に加熱が開始される機能です。
アイコスイルマシリーズでは、アイコスイルマワンのみ未搭載だったため、本デバイスからはボタンを押すひと手間がなくなります。
オートスタート機能は、アイコスのアプリでオン・オフを設定できますので、不要な場合はアプリから設定を変え手動加熱に変更してください。
新機能②:フレックスパフ
アイコスイルマアイシリーズすべてに搭載されたのが、1本の最大パフ数が増えるフレックスパフ機能です。
デバイスに内蔵されたシステムが、1パフの吸引量やペースを分析し最大で4パフ追加されます。ただし、吸い方によっては作動しない場合もあります。
また、追加されたパフ数は喫煙開始から6分以内に消費しないと消えてしまいますが、喫煙可能時間の6分間を十分楽しめるようになるでしょう。
新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)の使い方
続いて、新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)の使い方を、初めての方でも分かりやすいよう解説していきます。
オートスタート(自動加熱)機能が付き、使い勝手が良くなると評判のアイコスイルマワンですが、基本的な操作はキャップを開けてスティックを挿入し終了したらキャップを閉めるだけです。
機能的なオールインワンモデルで、持ち運びにも便利なアイコスイルマアイワンを使いこなすためにも、しっかり正しい使い方を覚えて活用してください。
使い方①:電源を入れキャップをスライドして開ける
まずは、アイコスイルマアイワンのデバイスにある、LEDステータスランプ下のボタンを4秒長押ししてください。
LEDステータスランプがゆっくりと点灯し、電源がオンになったら上部のキャップをスライドして開けましょう。
使い方②:デバイスにスティックを挿入する
キャップを開けたら、デバイスに対してまっすぐ、印刷されている線まで専用タバコスティックを挿入します。
正常に挿入されると、デバイスが1回振動しLEDステータスランプが点滅します。オートスタートが作動しない場合は、加熱を開始するためにボタンを1秒押してください。
使い方③:喫煙が終了したらスティックを取り出す
使用中はLEDステータスランプが順番に消灯し、残り2パフまたは30秒になるとデバイスの振動に加え、LEDステータスランプが1つ点滅してお知らせしてくれます。
喫煙後のスティックは、折れてしまわないようデバイスに対してまっすぐ取り出し、灰皿に捨ててください。
使い方④:スライドしてキャップを閉じる
スティックを取り出したら、キャップをスライドして閉じましょう。開けたままにしておくと、ほこりやゴミが内部に入り込み、思わぬ事故が起こる可能性があります。
カバンなどに入れて持ち歩いていると、気づかないうちにキャップが開いてしまうケースもあるため、ポーチなどに入れて持ち運ぶのもおすすめです。
新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)の充電方法
次に、新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)を充電する方法について解説します。
アイコスイルマアイワンには、USB Type-C to Cケーブルが同梱されていますが、専用のACアダプターは含まれていません。
Type-A to Cケーブルでも充電は可能ですが、アイコスイルマアイワンを長く使用するためにも専用のUSBケーブルを使い、Type-CポートがついたACアダプターを準備しましょう。
充電方法①:ACアダプターとType-Cケーブルを接続
アイコスイルマアイワンを充電するために、Type-Cポートがついた出力が5V2Aの安全認証マークがついた、信頼できるメーカーのACアダプターと同梱されたUSBケーブルを接続してください。
アイコス公式オンラインストアでは、専用のACパワーアダプターが販売されていますので、こちらの購入がおすすめです。
充電方法②:ACアダプターをコンセントと接続
続いて、USBケーブルを接続したACアダプターをコンセントに接続します。電源タップを使用する場合は、合計の電力容量が1500W以内にする必要があるため、たこ足配線や消費電力の大きい電化製品とは別にしてください。
電源タップの容量に不安がある場合は、できるだけ壁のコンセントに直接つなぐか、新しい電源タップを用意して接続しましょう。
充電方法③:Type-Cケーブルとアイコスイルマアイワンを接続
コンセントからACアダプター、USBケーブルの接続が終わったら、アイコスイルマアイワンのデバイスにUSBケーブルを接続してください。
充電中は、バッテリー残量に応じた数のLEDステータスランプが点滅します。充電しながらの喫煙は可能ですが、充電効率が下がりバッテリーの寿命を縮める原因になるので、できるだけ避けましょう。
充電方法④:ステータスライトが4つ点灯すると充電完了
アイコスイルマアイワンは、フル充電までに約90分が必要です。充電残量がフルになると、LEDステータスランプは消灯します。
LEDステータスランプが消灯している時に充電残量を知りたい場合は、電源ボタンを1回押して点灯するランプの数を確認してください。
新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)の点灯・点滅パターン
続いては、新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)の状態を示す、LEDステータスランプの点灯・点滅パターンを解説します。
アイコスイルマワンを使っていた方は同じなので分かりやすいのですが、初めて使う方は色や点灯・点滅のパターンによる意味が分かりづらいかもしれません。
思いもしない点灯・点滅が起こると慌ててしまいますので、焦ってしまわないためにも色や点灯・点滅のパターンを覚えておいてください。
【待機・充電中】白く点灯
待機中のアイコスイルマアイワンで、LEDステータスランプが白く点灯するのは、バッテリーの残量を示しています。
触れていないのに点灯した場合、何らかの刺激でボタンを押してしまっただけですので、あわてる必要はありません。
また、充電中にLEDステータスランプが点灯しているのも同様で、充電残量に合わせた数のランプが点灯します。
【待機中】黄色の点滅
待機中のアイコスイルマアイワンで、LEDステータスランプの一番下だけが黄色く点滅していた場合は、バッテリー残量が25%以下であると示しています。
通常は白く点灯するのですが、待機中に充電残量が減少すると色が変わり黄色く点滅するため、初めて見る方は故障だと思ってしまうかもしれません。
充電すると白い色のランプに戻りますので、黄色い点滅を発見したら速やかに充電してください。
【待機中】白く2回点滅
待機中のアイコスイルマアイワンで、LEDステータスランプが4つ白く2回点滅した場合は、動作温度の範囲外であることを示しています。
アイコスイルマアイワンは、0℃~40℃の範囲内での使用が推奨されており、範囲外の温度ではバッテリーや電気系統の故障に繋がるため使用できません。
極度に寒い場所や真夏の車内など、動作温度の範囲外にアイコスイルマアイワンを置いていた時は、ポケットの中で温めたり涼しい場所に保管してから使用してください。
【待機中】赤く点滅
待機中のアイコスイルマアイワンで、LEDステータスランプの一番下だけが赤く点滅している場合は、何らかのエラーが起こっていると示しています。
この場合は、エラーが解消できるか一旦リセットが必要になります。アイコスイルマワンのリセット方法は、電源ボタンを7秒間長押しするだけで、ステータスランプが消灯後に点灯すれば完了です。
リセットを試しても白点灯にならない場合は、以下のカスタマーセンターへ連絡して対処法を問い合わせてください。
IQOSカスタマーセンター | |
---|---|
電話番号 | 0120-190513 |
営業時間 | 9時~21時 |
メール | メールでの問い合わせ |
電話 | コールバックでの問い合わせ |
チャット | チャットでの問い合わせ |
IQOS公式アカウント |
【使用時】振動+白く点滅
アイコスイルマアイワンの使用時に、デバイスが1回振動しLEDステータスランプが点滅した時は、スティックが正常に挿入され加熱が開始された合図です。
先述した通り、アイコスイルマアイワンにはオートスタート機能が搭載されているため、スティックの挿入後には振動と点滅が毎回行われます。
手動に切り替えた場合でも、ボタンを1秒押し加熱が開始されると振動と点滅が起きると覚えておいてください。
【使用時】振動+白く点灯
アイコスイルマアイワンの使用時に、デバイスの振動とLEDステータスランプが点灯した場合は、加熱が完了し喫煙可能な状態になった合図です。
最大6分間、または14パフしている間にフレックスパフが作動すると、プラスで最大4パフ追加されます。ただ、フレックスパフが作動しているかを確認する方法はありません。
吸い込む量が少ない方、また1本のパフ数が少ない方はフレックスパフが作動しやすいですが、喫煙可能な時間は6分間と同じです、
【使用時】白く点灯
アイコスイルマアイワンの使用時に、LEDステータスランプが白く点灯しているのは、残りの喫煙時間を示しています。
合計6分間の間、約1分30秒が経過するごとにランプが1つづつ消灯していきます。そのため、ライトが点灯している間は喫煙できると考えて良いでしょう。
喫煙中に点灯していると気になるという方は、デバイスを持つ向きや角度を変えるなどして対処してください。
【使用時】振動+1つだけ白点滅
アイコスイルマアイワンの使用時に、デバイスの振動と一番下のランプが白く点滅した場合は、喫煙時間が残り30秒もしくは2パフだという合図です。
上記のLEDステータスランプが、喫煙時間の経過ごとに消灯していくのに加え、最後の30秒もしくは2パフで喫煙終了になると教えてくれます。
点滅が消えると喫煙可能時間が終了した合図ですので、タバコスティックを取り除きキャップを閉めて片付けましょう。
新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)に起こる不具合やトラブルの対処法
新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)は精密機器ですので、購入したばかりでも不具合や使用上のトラブルに見舞われる可能性があります。
アイコスイルマアイワンの充電ができない、スティックが詰まったなどのトラブルが起こった時のために、対処法を覚えておくととても便利です。
最後に、アイコスイルマアイワンに起こり得る不具合やトラブルの対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
充電できない
アイコスイルマアイワンが充電できない時は、まずACアダプターがコンセントに接続されているか、電源タップのスイッチがオンになっているかを確認しましょう。
純正の専用USBケーブルを使用していない、またACアダプターの出力が5V2A以下のものを使っている、パソコンやポータブルバッテリーの使用は充電できないケースがあります。
可能であれば、アイコスの公式オンラインストアやアイコスショップで、純正のUSBケーブルとACアダプターを購入して使ってみてください。
スティックが詰まった
アイコスイルマアイワンの加熱中、または喫煙後にタバコスティックが折れて内部に詰まってしまった場合は、慌てずにデバイスの電源をオフにしてください。
まずはデバイス本体のボタンを4秒長押しして、電源をオフにした状態でデバイスやスティックが冷めるまで待ち、爪楊枝やピンセットなどを使ってスティックを取り除きましょう。
取り除いた後は、ゴミやスティックの一部が残っていないかを確認してから、電源をオンにしてください。
オートスタートが使えない
アイコスイルマアイワンにタバコスティックを挿入しても、オートスタートが作動しない場合には、以下のような原因が考えられます。
- イルマ専用以外のスティックを挿入した
- スティックの向きが反対になっている
- デバイスのバッテリーが不足
- オートスタート機能がオフになっている
オートスタートは初期設定でオンになっている機能ですが、アイコスイルマシリーズ専用以外のスティックを挿入したり、専用でもスティックの向きが反対であれば加熱されません。
また、デバイスのバッテリー残量が少ない、アイコスのアプリで機能をオフにした場合も同様です。オートスタート機能は保証対象外のため、原因不明で使えなくなっても返品交換はできない点も覚えておいてください。
フレックスパフが使えない
アイコスイルマアイワンの新機能、最大で4パフ増えるフレックスパフは吸い方によって作動するかしないかが決まります。
そのため、1度作動したからといって毎回パフ数が増えるわけではありません。
最大喫煙時間6分間の間に、明らかに浅い吸い方で14パフ以下しか吸っていないという方は、一度アプリで機能がオフになっていないかを確かめてみてください。
【初心者向け】アイコスイルマアイワンの使い方や点滅時の対処法を解説まとめ
2024年3月に発売された新型IQOS ILUMA i ONE(アイコスイルマアイワン)を初めて使う方に向け、正しい使い方や充電方法にLEDランプの点灯・点滅パターンから不具合が起きた際の対処法を解説しました。
オートスタートやフレックスパフといった待望の機能が搭載され、ボタン操作は電源のオンオフとバッテリー残量の確認程度になり、より使いやすい機種になったといえます。
吸い方はスティックを挿入するだけですし、エラーが起きた時はこの記事の対処法を参考にしていただけるので、ぜひ新型アイコスイルマアイワンを使ってみてください。